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商品説明
ガバナンスとお金、理念の面から「会社と社員の関係」を明快に分析し、ユニークな企業論を展開。制度改革をはじめ個人としての生き方、働き方などを大胆に提言し、「幸福論」を問い直す。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
山西 均
- 略歴
- 〈山西均〉1961年和歌山県生まれ。大阪市立大学法学部卒。野村證券入社。人事制度関連業務に従事。
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紙の本
抽象的な理念論ばかりが先行している
2011/08/10 00:24
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Kana - この投稿者のレビュー一覧を見る
ひとことでいえば, 著者は大企業のサラリーマンが会社につとめつづけるにしても会社から自立すること,会社もそれをみとめることをもとめている. この本には会社の立場にたっている章とサラリーマンの立場にたっている章とがあるが,後者では自立したサラリーマンの身になって議論しているようにみえる. しかし,その議論はきわめて抽象的だ.
著者は個々のサラリーマンが自分の理念をもてという. しかし,サラリーマンにとっては理念よりも自分が具体的にどういう仕事をするかがおおきな問題だろう. 会社のなかでどういう仕事をするか,会社をやめたときにやりたい仕事ができるのか. その裏に理念があるとしても,行動をきめるのは理念よりはもっと具体的なもの,つまり知識やスキルなどだろう. 理念だけ議論してみても,行動につなげることはできないだろう.