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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2009/10/28
  • 出版社: 小学館
  • サイズ:20cm/316p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-09-386258-5

紙の本

小太郎の左腕

著者 和田 竜 (著)

一五五六年。戦国の大名がいまだ未成熟の時代。勢力図を拡大し続ける戸沢家、児玉家の両雄は、もはや開戦を避けられない状態にあった。後に両陣営の命運を握ることになるその少年・小...

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小太郎の左腕

税込 1,650 15pt

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骨太小学館歴史小説セット 6巻セット

  • 税込価格:11,330103pt
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商品説明

一五五六年。戦国の大名がいまだ未成熟の時代。勢力図を拡大し続ける戸沢家、児玉家の両雄は、もはや開戦を避けられない状態にあった。後に両陣営の命運を握ることになるその少年・小太郎のことなど、知る由もなかった—。【「BOOK」データベースの商品解説】

1556年。勢力図を拡大し続ける戸沢家、児玉家は開戦を避けられない状態にあった。後に両陣営の命運を握ることになる少年・小太郎のことなど、知る由もなかった−。『STORY BOX』連載に書き下ろしを加え単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

1556年。
戦国の大名がいまだ未成熟の時代。
勢力図を拡大し続ける戸沢家、児玉家の両雄は、 もはや開戦を避けられない状態にあった。
後に両陣営の命運を握ることになるその少年・小太郎のことなど、知る由もなかった――。

戸沢家と児玉家。
両家を支えるそれぞれの武功者、「功名漁り」こと林半右衛門、「功名餓鬼」こと花房喜兵衛の両雄が終わりなき戦いを続けていた。そんななか、左構えの鉄砲で絶人の才を発揮する11才の少年・雑賀小太郎の存在が「最終兵器」として急浮上する。
小太郎は、狙撃集団として名を馳せていた雑賀党のなかでも群を抜くスナイパーであったが、イノセントな優しい心根の持ち主であり、幼少の頃より両親を失い、祖父・要蔵と山中でひっそりとした暮らしを営んでいた。
二転三転のドライブ感溢れる両陣営の応酬が続くなか、半右衛門の謀により、小太郎は全幅の信頼を置いていた要蔵を失う。この出来事が発端となり、怒気に震える小太郎は、鬼神と化すが――。
カバー装画は、「のぼうの城」に続き、オノ・ナツメ氏描き下ろし!【商品解説】

著者紹介

和田 竜

略歴
〈和田竜〉1969年大阪府生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。2007年「のぼうの城」でデビュー。同作が直木賞候補、本屋大賞2位に。

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書店員レビュー

ジュンク堂書店京都BAL店

映画化される「のぼう...

ジュンク堂書店京都BAL店さん

映画化される「のぼうの城」の和田竜の第2作目です。
時代小説というよりは、戦国を舞台にしたエンターテイメント小説という方が相応しいかもしれません。表紙カバーのイラストが人気漫画家オノナツメのためジャケット買いさせられた人も多いはず。
イラストの青年が影のあるクールな美男なのに対し、実際の主人公小太郎は皆に馬鹿にされるのろまな少年です。ただ、戦国時代には行きづらいほどの闘争心の無さは心の優しさの表れ。戦闘一族の血を引きながら、生き物を殺せない小太郎と、そんな彼を心配して一族から抜け出した祖父がひとりの侍と出会うところから運命が動き出します。
小太郎が左打ちの改造銃を構えたときに世界が変わる。。
はかなくも清々しい戦国の男たちの物語。

京都BAL店文芸書担当

みんなのレビュー198件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

小太郎は人間ではない。

2010/09/02 20:06

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kumataro - この投稿者のレビュー一覧を見る

小太郎の左腕 和田竜(りょう) 小学館

 小太郎くんは、11歳で、身長が180cmぐらい、実は種子島(鉄砲)の名手です。おじいさんの要蔵さん70歳過ぎとふたり暮らしです。時は1556年ですから、川中島の合戦(上杉対武田)の翌年、桶狭間の合戦(今川対織田)の4年前になります。小太郎くんは、熊井村(場所は現在の岡山県でしょう)に住んでいて猟師です。戦(いくさ)とは関係のない立場です。彼は鉄砲撃ちの真価がまだ現れておらず、周囲からは阿呆と呼ばれていています。
 迫力に満ちた文章さばきです。同作者の「のぼうの城」よりも水準が高い。いずれ映像化されるでしょう。小太郎とその祖父要蔵は秘密を抱えています。また、図書(ずしょ)と藩主戸高利高も秘密を抱えています。戦闘シーンは漫画か映画のようです。レッド・クリフを思い出しました。しかし、それは絵や映像であり、文章でここまで表現できたのには感嘆します。
 小太郎は魅力的で英雄です。ここまでは、「のぼうの城」同作者著と同じです。115ページにある小太郎の訴えには泣けます。太い柱が何本も立ったしっかりした作品です。押したり引いたり、近づけたり遠ざけたりの構成がGoodです。さまざまな戦法に感心します。戦闘は凄惨(せいさん)です。反面、相手に塩を贈る日本人的な精神構造があります。
 主役である小太郎の登場シーンはそれほど多くはありません。読み終えてしばらくたって思いついたのですが、「小太郎」は人間ではないのです。「魔物」という目には見えないものです。薬のようで実は毒なのです。すばらしい作品でした。

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紙の本

一気読みせずにはおれません。

2016/01/29 15:44

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作品に出てくる二人の武士

林半右衛門と花房喜兵衛

めちゃ格好いいです。

多分、男性ならほとんどの人がそう思うんじゃないでしょうか。

生き方も死に方も

他人に侮られないことを重んじた時代があったのでしょうね。

突き抜けた「ええかっこしい」です。

面白かった、一気読みしてしまうこと請け合います(笑)

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紙の本

文学的、っていえば文学的かなあ。その分、痛快感に欠けるし、単純な感動はありません。でも、突き付ける問題は厳しいもの。ひっそり生きるか、派手に生きるか、そういう短絡した考え方もありかな?

2010/09/09 19:18

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

これまたBS11のブック情報番組ベストセラーBOOK TVの推薦本です。以前にも書きましたが、私はいかにも学者が「お前ら、読んでも分かんないだろう」風の新聞の読書欄や某国営放送の権威的な読書番組、或いはタイアップしていそうなブランチの読書コーナーは原則、見ないことにしているのですが、どうもベストセラーBOOK TV は、コメンテイター4人の立ち位置が好きで見てしまいます。

ま、毎週というわけではなくて偶々、というような感じでチャンネルがあってしまい、ついつい見てしまうのですが、この作品は前作『のぼうの城』を凌ぐ傑作といわれていました。ま、私としては『のぼう』自体をそこまで楽しんだわけではないので、それを超えたからといって降参してしまうことはないのですが、新人には優しいのでとりあえず読むことにしました。

で、小太郎なんですが、私はてっきり風魔小太郎のことだと思っていたんです。オノ・ナツメ描くなにやら屈託あり気な若者の顔にしたって、忍びのものオーラを発しているわけです。山田満明の装幀だって、そんな雰囲気を醸し出す。だから左腕を切り落とされた風魔小太郎がそのハンディを乗り越えて城に忍び込み、狙った相手を殺す、そんな小説だと思ったんです。

でへ、完全に違いました。その前に出版社のHPの言葉でも読んでおけばこんなことはなかったんでしょうけど。以下はHPの紹介文。
           *
「のぼうの城」作者の戦国スナイパー小説!

1556年。
戦国の大名がいまだ未成熟の時代。
勢力図を拡大し続ける戸沢家、児玉家の両雄は、もはや開戦を避けられない状態にあった。
後に両陣営の命運を握ることになるその少年・小太郎のことなど、知る由もなかった――。

戸沢家と児玉家。
両家を支えるそれぞれの武功者、「功名漁り」こと林半右衛門、「功名餓鬼」こと花房喜兵衛の両雄が終わりなき戦いを続けていた。そんななか、左構えの鉄砲で絶人の才を発揮する11才の少年・雑賀小太郎の存在が「最終兵器」として急浮上する。
小太郎は、狙撃集団として名を馳せていた雑賀党のなかでも群を抜くスナイパーであったが、イノセントな優しい心根の持ち主であり、幼少の頃より両親を失い、祖父・要蔵と山中でひっそりとした暮らしを営んでいた。
二転三転のドライブ感溢れる両陣営の応酬が続くなか、半右衛門の謀により、小太郎は全幅の信頼を置いていた要蔵を失う。この出来事が発端となり、怒気に震える小太郎は、鬼神と化すが――。
カバー装画は、「のぼうの城」に続き、オノ・ナツメ氏描き下ろし!
           *
いいんですけどね、時代小説の広告に、スナイパーとか、イノセントとかドライブとかいうカタカナを交えるだけで、安っぽく見えちゃうんですけど、この文章を考えた出版社のかた、違和感とか何も感じないのでしょうか? それと、物語の内容を、後半のここまで書いちゃっていいのかな、なんて思うんですが如何でしょう。とはいえ、この話、面白いです。『のぼうの城』を彷彿とさせます。

まず、主人公であろう林半右衛門が、養育係であった藤田三十郎から「坊」と呼ばれるため、城下の人たちからも「坊」と呼ばれ親しまれている、というあたり、まったく「のぼう」と同じです。ただし、似ているのは人に慕われるところあたりまでであって、武勇となると全く異なり、半右衛門、強いです。何といっても、35歳のこの男、あだ名が「功名漁り」。ちなみに、三十郎が半右衛門に徹底的に教え込んだのが「卑怯な振る舞いをするな」ということでした。

林家は戸沢家と同じ国人領主で、半右衛門は首三十を取って初めて可能な「首供養」を三度も行ったという武者振りの良い万夫不当の勇士です。戦場では常に先陣に立ち、敵を恐れる様子を見せることはありません。その彼が口にこそ出さないものの、今も思い続けているのが、相思相愛であった鈴のことです。他の男のところに嫁いだ彼女のことが忘れられず、今も独り身を通しています。この半右衛門と鈴のことが話の一つの流れです。

二人の仲を裂いたのは、戸沢図書です。本来であれば林家と同格の戸沢家でしたが、当主の戸沢利高が西国一帯の有力な国人領主を切り従え、上に立つようになっています。子のない利高は、半右衛門の力量を認めながら、結局は血のつながりを重んじ、軍事的な才能が全くない甥の図書に家督を継がせます。図書はその地位を背景に、相思相愛だった半右衛門から鈴を奪ったのです。

もう一つの流れが戸沢領の猟師の一人、タイトルに名前がある雑賀小太郎を軸にするものです。小太郎は祖父の要蔵と二人で山中でひっそりと暮していました。70過ぎの猟師要蔵は、11歳になる小太郎の銃の才能が人目に触れることを何より怖れていたのです。しかし、その思いも戸沢家が行う鉄砲試合で並み居る大人を退け、一等を獲得した11歳の少年・玄太の小太郎への執拗な苛めで破綻します。小太郎の、そして半右衛門と他家に嫁いだ鈴と運命はどうなるのでしょうか。

面白いことは認めます。「のぼう」よりも悲劇性がある。でも、逆に感じられなくなったものもあります。ユーモアです。「のぼう」には、領民の藩主への敬愛や家来たちの思いが、笑いを呼びました。それが、石田三成の包囲網という絶望的な状況のなかで、読者に「救い」を期待させました。でも、「小太郎」には、悲劇に向かう予感だけが読者を駆り立てます。

笑いでなくても構いません、ゆとりのようなものがあれば、この小説はもっと面白くなったのではないでしょうか。とはいえ、面白い。次を期待させる一作といえることは確かです。

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2009/11/01 00:28

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2009/11/23 12:05

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2009/11/24 22:42

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2009/11/08 22:35

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2009/11/19 21:24

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2011/03/01 22:51

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2009/12/04 15:56

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