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読割 50
紙の本
見知らぬ明日 (ハヤカワ文庫 JA グイン・サーガ)
著者 栗本 薫 (著)
ヤガ脱出をはかったヨナは、“ミロクの聖姫”に捕らえられ、スカールの助けを得たフロリーも、化け物にさらわれてしまう。一方、“アルド・ナリス聖廟”への参詣をすませたイシュトヴ...
見知らぬ明日 (ハヤカワ文庫 JA グイン・サーガ)
グイン・サーガ130 見知らぬ明日
グイン・サーガ130 見知らぬ明日
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商品説明
ヤガ脱出をはかったヨナは、“ミロクの聖姫”に捕らえられ、スカールの助けを得たフロリーも、化け物にさらわれてしまう。一方、“アルド・ナリス聖廟”への参詣をすませたイシュトヴァーンは、ようやくパロを出立しようとしていた—1979年に誕生、空前の規模で展開し、多くの読者を魅了してきた世界最大最高のファンタジイ・ロマンは、数多くの人物を宿命の螺旋に巻き込んだまま、ここに最終巻を迎える。【「BOOK」データベースの商品解説】
【日本SF大賞(第30回)】【星雲賞日本長編部門(第41回)】【「TRC MARC」の商品解説】
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著者/著名人のレビュー
2009年5月26日...
ジュンク堂
2009年5月26日 栗本薫逝去。
「それは-<異形>であった」と語り始められた第1巻「豹頭の仮面」から30年、
グイン・サーガは第130巻「見知らぬ明日」をもって未完のまま終了する事となりました。
外伝も併せた膨大な世界は今後一体どの様に広がるはずだったのか、
今となっては知る術はありません。
ただ、この最終巻の「あとがき」では著者の夫・今岡清氏による、このような言葉が収められています。
「・・・・・・誰かがこの物語を語り継いでくれればよい。
どこかの遠い国の神話伝説のように、いろいろな語り部が語り継ぎ、
接ぎ木をし、話しをこしらえ、さらにあたらしくして、いろんな枝をしげらせながら・・・・・・」
この物語は「見知らぬ明日」として終わってしまいましたがその明日に
新たに命を吹き込む語り部の登場を今か今かと待ち望んでいるのです。
【折々のHON 2010年5月26日の1冊】
紙の本
ついに最終巻
2009/12/14 21:53
13人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:斜麓駆 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本でもっとも長大で壮大な物語,故栗本薫氏の「グイン・サーガ」がついに最終巻となりました。
通常,4話ずつ収録されていた文庫本も,著者の絶筆により通常の半分の長さとなりました。
斜麓駆とほぼ同時代を生きた栗本氏の冥福を祈るとともに,改めてその偉大さを感じる一冊です。
現在アニメ本,NHKでの放送,豪華本などさまざまな形で本シリーズが紹介されており,これからも続いていくでしょうが,私にとっては,やはり文字で書かれた文庫がもっとも想像力をたくましく読み,楽しむことができる媒体です。
あとがきで解説を書かれた早川書房の今岡清氏の文章にも,本シリーズと作家栗本氏に対する切々たる思いが伝わってきます。
紙の本
絶筆
2023/03/30 05:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
とうとうこの日がやってきた。著者がお亡くなりになりオリジナルの作品がここで途絶える。引き継ぐ者はいるがやはり違う作品となってしまうことは否めない。誠に残念なことである。最終巻のタイトル構想があったはずだが永遠にお蔵入りとなってしまう。