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シャーロック・ホームズ最後の解決 (新潮文庫)
声を失ったその少年には親友のオウムがいた。彼の代わりのように不思議な数列を連呼するオウムが。少年は九歳。親を失い、祖国を離れ、英国南部の片田舎で司祭の下宿屋に引き取られて...
シャーロック・ホームズ最後の解決 (新潮文庫)
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商品説明
声を失ったその少年には親友のオウムがいた。彼の代わりのように不思議な数列を連呼するオウムが。少年は九歳。親を失い、祖国を離れ、英国南部の片田舎で司祭の下宿屋に引き取られている。彼が巻き込まれた奇禍とは殺人事件とオウムの失踪。養蜂家の老人に司祭一家のドラ息子、謎の下宿人—。オウムはどこに?そして犯人は?ピューリッツァー賞作家による正統派ホームズもの。【「BOOK」データベースの商品解説】
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あのホームズの晩年を偲んで書いたもの…
2016/01/20 16:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sin - この投稿者のレビュー一覧を見る
この物語は作者があのホームズの晩年を偲んで書いたものという感じで読み終えました。だから自分にとってミステリーの部分はどーでもいいです。本音をいうとタイトルは原題のままが良かった。へたな先入観を持って読み進めることがこの作品をぶち壊すような?そんなよけいなタイトルです!
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以前、植木屋さんと話していたら「ダボク」という言葉が出てきました。なに、それ打撲? なんて思っていたら、駄木、要するに植木としては最低レベルの木なんだそうです。さしずめ、この本なんかは駄本。これが『ユダヤ警官同盟』を書いた人の小説? って思います。シャーロック・ホームズ出しゃいい、ってもんじゃないでしょ、ったく・・・
2010/12/16 20:08
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
影山徹のカバー装画に惹かれて手にした本です。長篇イノチの私は、159頁の文庫本、しかもシャーロック・ホームズものを読むということがまずありません。しかも、私が知らない作家の小説のわけです。読みませんよ、フツー。でも、スキマ読書には手ごろな分量。メインの本を読み終わって、次の本を手にするまでの繋ぎにはいいかな、なんて思ったんです。ま、影山の絵なくしては、そういう判断もありえないんですが。
で、です。早速、訂正。実は、私、マイケル・シェイボン、読んでいました。ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞の“トリプル・クラウン”を制した『ユダヤ警官同盟』を。うーむ、新潮社はこういう重要な情報は、堂々とカバー後ろの内容紹介文に入れるべきだと思うんですよ。『ユダヤ警官同盟』のことは、内容はともかく、タイトルは忘れていませんから。しかもヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞でしょ、ミステリにして変ですが・・・
お話ですが、本文11章に訳者あとがきがつく構成です。内容はカバー後の言葉によれば
*
声を失ったその少年には親友のオウ
ムがいた。彼の代わりのように不思
議な数列を連呼するオウムが。少年
は九歳。親を失い、祖国を離れ、英
国南部の片田舎で司祭の下宿屋に引
き取られている。彼が巻き込まれた
奇禍とは殺人事件とオウムの失踪。
養蜂家の老人に司祭一家のドラ息子、
謎の下宿人――。オウムはどこに?
そして犯人は? ピューリッツァー
賞作家による正統派ホームズもの。
*
となります。正直、記憶に残らない作品です。シャーロッキアンでない私などは、この老人がホームズ? じゃなくてもいいじゃん、などと思って読んだ次第。声を失った少年リ-ヌス・シュタインマンと、リーヌスのオウム、ブルーノ、そしてホームズはともかく、あとは何も思い出せません。そういうレベルの本で、そういう意味ではまさにスキマ小説。でもね、そんなスキマなら埋めなくてもいいかな、なんて。『ユダヤ警官同盟』の評価まで下げたくなってしまいました。