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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2009/10/26
  • 出版社: 木楽舎
  • サイズ:20cm/358p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-86324-017-9

紙の本

思考する豚

著者 ライアル・ワトソン (著),福岡 伸一 (訳)

豚は人を対等に見ている−。脳が最大の武器である生き物「豚」に光を当てた、ライアル・ワトソンの個人的調査の記録。野豚と家畜の豚にまつわるあれこれを集め、豚に対する間違った認...

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思考する豚

税込 2,750 25pt

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商品説明

豚は人を対等に見ている−。脳が最大の武器である生き物「豚」に光を当てた、ライアル・ワトソンの個人的調査の記録。野豚と家畜の豚にまつわるあれこれを集め、豚に対する間違った認識に異を唱える。【「TRC MARC」の商品解説】

「文化」はヒト固有のものにあらず。「豚文化」へといざなうライアル・ワトソンの調査記録。【商品解説】

目次

  • 序章 なぜ、人間の関心を引くか
  • 第1章 そんな豚がいたのか!
  • 第2章 苛烈な生存競争
  • 第3章 豚は遊ぶ
  • 第4章 家畜豚の誕生
  • 第5章 豚たちの爆発
  • 第6章 人間と豚の愛憎
  • 第7章 豚はどれくらい賢いか

著者紹介

ライアル・ワトソン

略歴
〈ライアル・ワトソン〉1939〜2008年。アフリカ・モザンビーク生まれ。動物行動学の博士号のほか、生態学、植物学、心理学など10の学位を持つ。著書に「スーパーネイチュア」「未知の贈りもの」など。

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みんなのレビュー10件

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評価内訳

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紙の本

どのようにしたらお互いに気持ちが通じ合うことができるでしょうか。

2010/03/05 02:41

6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みどりのひかり - この投稿者のレビュー一覧を見る

 福岡伸一さんが訳しているので面白いかもしれないと思って読みましたが私の期待したものとは遠いものでした。

 豚の思考を徹底して追究していく研究でもあるのだろうかと期待したのですが、そのようなものはなく、どこそこの豚はどういう特徴があって、このくらい賢い、というようなことの寄せ集めで、深く研究して書かれたものではありません。

 そういう研究でなくても、豚と豚、あるいは人間と豚との心の交流の物語とか、そういうものでもよかったのですが、そういうものでもなかったです。ただ何箇所かに豚と接した人の心のことが書かれていました。その一つを紹介しましょう。


 ブルース・チャトウィンの『暗い丘で』という作品がある。ウェールズに住む、ある農民の双子の息子たちの話だ。二人は、一腹の子豚のうち一番小さい豚を自分たちのものにして、ホゲージという洗礼名を与えた。だが父親にとってそんな子豚はどうでもいいことで、ある日、父はホゲージを処分して胴体を食料庫のフックに吊り下げておいた。
「二人とも寝るまでは涙をこらえていたが、ベッドに入ると枕は涙でびしょぬれになった」
 少年たちは子豚を処分した父を決して許しはしなかった。



 話しは変わりますが、日本では今、人は犬を食べない。弥生時代には遺跡あとに大量の犬の骨が出てくるということを、本で読みました。大陸から渡ってきた人たちは犬を食う習慣があったのでしょう。日本人が犬を食べなくなったのは、犬公方、徳川綱吉の時代以降だということが、以前教育テレビで語られていました。

 人々の考え方や習慣に宗教が影響を大きく与えているのでしょうが、もともと人間の脳にその考え方を受け入れる要素があるのかも知れません。犬を食べるということも食べないということも、人間の脳にどちらをも受け入れる要素があるのかも知れません。

 少年たちと心を通わせていた豚を、食料にするために殺した父親。いったい何を考えているのだろうと思う。
 以前読んだアメリカの女性の心理学者が書いた本の中にも、父親に、可愛がっていた兎を食べられた話(その心理学者自身の子供の頃の悲しい出来事でした)がありました。

 この「思考する豚」には、何処か、私(たち、日本人)には、なじめない動物に対するヨーロッパ、アメリカの人たちの考え方があるような気がします。
 でも、日本人もテレビで何々牛や何々豚が旨いだなんだのいう番組が増え、変わって来ているかもしれません。

 ここに金子みすゞさんの鯨法会(くじらほうえ)の詩を掲げておきましょう。(新装版 金子みすゞ全集・3_JULA出版局)


  鯨法會(くぢらほふゑ)

 鯨法會は春のくれ、
 海に飛魚採れるころ。

 濱のお寺でなる鐘が、
 ゆれて水面(みのも)をわたるとき、

 村の漁師が羽織着て、
 濱のお寺へいそぐとき、

 沖で鯨の子がひとり、
 その鳴る鐘をききながら、

 死んだ父さま、母さまを、
 こひし、こひしと泣いてます。

 海のおもてを、鐘の音は、
 海のどこまで、ひびくやら。


*****

 キリスト教圏の人の動物に対する考え方は、何か私(たち)と、決定的に違うような気がします。どちらが、いい、わるい、でなく、どのようにしたらお互いに気持ちが通じ合うことができるでしょうか。

 そのために、この詩は何か役目を果たしてくれるでしょうか。

 鯨だけでなく、増えすぎた困り者の烏を退治した役場の職員が、殺された烏の慰霊碑を建てているのをテレビで見たことがあります。そのような行為は、かの人々に不可解なことと受け止められるでしょうか。それとも何かを感じるでしょうか。


 自分の考え方もあまり合理的なものでないかもしれません。単純な脳、複雑な_私」をもう一度読み直してみようと思います。

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