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商品説明
地球温暖化はどうすれば防止できるのか? 食料や水はどこから生み出され、どこへいくのか? ごみは何が問題なのか? 社会と自然環境の破壊に共通する現象を見つめ、持続社会の未来像を考える。【「TRC MARC」の商品解説】
ごみは本当に不要な物か? どうすればごみは有用なものになるのかなど,生活に必要な物と不要な物を通して環境問題を科学的に解説。その循環を支えたり,時に阻害する社会の仕組みにも言及する。持続社会実現のための具体策を示す生活者の目線で考える環境論。【商品解説】
目次
- 第1章 「環境学」とは何か? (人は社会と自然に支えられている/「入会地の悲劇」/エコロジーは環境学を語らない)
- 第2章 地球を眺めてみよう (変貌する地球の表層/地球の誕生から現在まで/土壌と微生物のやさしい話/微生物による窒素の循環/生物圏の単位)
- 第3章 どのように都市を持続させるか?─区画モデル (食料生産と環境保全は両立しない!?/遷移から見た生態系の特性/区画モデル)
- 第4章 食料─飽食と飢餓 (食料の生産と分配の偏り/農業の工業化/WTOは何をもたらすか?/飢餓の背景)
- 第5章 水資源─何が問題か? (多くても少なくても困る水/流出の平準化/きれいな水と汚れた水)
- 第6章 ごみ─不要な物? (ごみとは何か?/日本のごみ処理行政/ごみの資源化の課題/EPR〔拡大生産者責任〕でごみ問題は解消する)
- 第7章 エネルギーと地球温暖化 (二酸化炭素の排出と吸収/地球温暖化は人による地球の歴史の逆流である/再生可能エネルギーは二酸化炭素を増加させない/入会地の悲劇を克服する)
著者紹介
瀬戸 昌之
- 略歴
- 〈瀬戸昌之〉1942年生まれ。東京農工大学大学院農学研究科修了。同大学名誉教授。理学博士。日本学術会議19期会員。専門は環境科学、生態系微生物学。著書に「生態系」など。
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