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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2009.10
  • 出版社: インシデンツ
  • サイズ:19cm/238p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-903538-03-7

紙の本

福田君を殺して何になる 光市母子殺害事件の陥穽

著者 増田 美智子 (著)

現在、光市母子殺害事件の被告人は、どのような心境で毎日を過ごしているのか。被告人と同じ年の著者が、マスコミ情報に頼らず、自分の足で取材し、事件関係者らの「生の言葉」から、...

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福田君を殺して何になる 光市母子殺害事件の陥穽

税込 1,650 15pt

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商品説明

現在、光市母子殺害事件の被告人は、どのような心境で毎日を過ごしているのか。被告人と同じ年の著者が、マスコミ情報に頼らず、自分の足で取材し、事件関係者らの「生の言葉」から、この事件の意味を問い直す。【「TRC MARC」の商品解説】

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みんなのレビュー22件

みんなの評価2.5

評価内訳

紙の本

本来は採点不能なのだが、巨悪事件のたびに出るこうした本について、多くの人に考えてみて欲しい。

2009/10/28 19:33

75人中、59人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:反形而上学者 - この投稿者のレビュー一覧を見る

こういう本が登場するようになったのはいつ頃からだろう。
著者が独自取材した、被告人の「生の声」も、確かに被告人から出た言葉なのかもしれないが、「これだけ時間が経てば、何とでも言える」というのが、私の正直な感想だ。

人間は、自分の命を守るためなら、どんな嘘もつくし、自分の命を脅かす目の前の状況に媚びることさえ簡単にする。
それは当然のことながら、「死にたくない」からだ。
殺された本村さんの奥様も、事件当時、自分の子供と自分自身を守るために精一杯の抵抗や回避の手段を模索したはずだ。しかし、二人の尊い命は簡単に失われ、死後に陵辱までされてしまった。

本書のタイトルと内容は容易変更することができる。

『本村さんの奥さんとお子さんを殺して何になる』

このようにタイトルの「主語」をかえて、このタイトルに対して著者である増田美智子氏に意見を求た時に、彼女はいったい何と答えるのであろうか?

私が著者の増田氏に言いたいことは、こういう逆の立場を真面目に考えた上で本書を書いたのかという疑問である。

世界の凶悪犯罪の90%以上は男性である。これは厳然たる事実なのだ。
先天的に男性存在がいかに危険な存在かということが、こうした事実から解ることであろう。
著者はこうしたデータす知らないかもしれない。

私も恥ずかしながら、「世界の危険な男性」の一人に入るが、被告人には同じ「世界の危険な男性」として、言いたい。
「あなたは、自己責任という言葉の意味を知っていますか?」と・・・。

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紙の本

読んでも、気持ちは、変わらない

2009/11/10 11:55

51人中、46人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:戦艦比叡 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 増田美智子というフリーライターによる、2チャンネルでいう「電凸」形式の個人実行版と思えばいい。

 1999年4月14日に山口県光市で発生した凶悪犯罪。当時18歳の少年により主婦(当時23歳)が殺害後屍姦され、母親の亡骸を求めた娘(生後11カ月の乳児)も殺害された。この事件の加害者と、関係者に取材したノンフィクションだ。

 加害者の男は、裁判に入ると、明らかに「死刑にはならない」ことを想定して「被害者を愚弄するような反省なき手紙」を書く。犯行当時18歳だった、という理由から、1審では、死刑が選択肢に入らず、無期懲役判決を被害者家族に強いた。大きな社会問題となった事件だ。

 刑務所に収監されている本人はもちろん、加害者の家族や元同級生たち、加害者を過剰に防護する人権派弁護団に対して、手紙やFAXで取材を求める。黙殺・拒否されると、直接相手の居住地や勤務先に突撃取材を行い、その際に、対応したすべてを、相手の同意なしに、そのままぶちまける、という手法。この野蛮とも思える手法が貫徹され、余計な装飾も技巧もなく記録されている。

 一部の方が批判するほど、内容は拙劣ではない。加害者と十分に面会を果たし、手紙でのやりとりも実現している。また、多様な人々の立場に、不要な配慮もせず、インタビュー内容を推敲するというフィルターもかけていない。このため、加害者の声が、そのまま届いてくるようだ。加害者を報じた、これまでのどの報道よりも、本人に近づいた取材だと思う。

 凶悪犯罪を犯した男が、もう少し、きちんとした社会教育の機会を得ていたら、あんな事件は起こさなかったはずだ。そういう気持ちにもなってくる。

 しかし、この本を読んだからといって、「彼の更正を期待するか」という気持ちには、なれない。母子殺害の事実を認めている加害者が、あの日、どのような状況で、どう殺害したのか。その点については、一切やりとりをしていないので、この本をまともに読むと、「加害者への同情と理解」で、終わってしまうことになる。

 殺された側の理不尽はどうなのか。被害者の家族はどうなのか。読み終えて、より、強く思う。おそらく被害者家族の時間は、あの日から止まったままだ。

 この著書のタイトル「殺して」の部分を、「生かして」に書き換えて、著者が、我々の顔面に向けて打ったと同じ強さで、渾身の鉄球を打ち返したい、そういう気持ちになる読後感だった。

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紙の本

考えることが多い本

2009/11/11 11:47

20人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Aさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

今、読み終えました。
幼児を含む2人を殺害したのだから、死刑は妥当だと思う。
ただ、この本に書かれているを信じるのなら、裁判のあり方に疑問が残る。

元少年は、検察、弁護士双方に言っていることを受け入れられず、それぞれの作ったストーリを強要されていたとしたら、それは、いけないと思う。

荒唐無稽でも、その事実を元に裁かれるべきだと思う。

元少年は、すごく幼いとおもう。考えてみたら、事件を起こしたときは、まだ10代だし、そのあと、塀の中だから、致し方ないのかもしれない。

ただ、幼さを理由に死刑を回避する必要もないと思うが。すでに、働いているのに、幼さゆえに事件を起こしたから、更正を期待して無期懲役にでは、被害者がかわいそうだから。人が亡くなったのは事実なのだから。

でも、まあ、いろいろ考えさせられる内容でした。

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紙の本

最悪のライターによる最悪の内容

2009/10/20 22:57

199人中、172人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る

内容はステレオタイプな死刑反対論に基づく一方的な「死刑反対論」の羅列。こんなもの、20年前から世間に出まわっている議論の焼き直しに過ぎない。著者のご高説、といっても、まだまだ20代の世間知らずの「がき」なんだが。増田は、自分ひとりで吠えてないで、本村さんと対談し、直接「被害者遺族」と対談すべきではないか。もう「加害者ばかりが尊重される社会はまっぴら」というのが国民の総意であることは明らかなんだから。

それにしても被害者遺族の本村さんは本当にかわいそうである。ようやく有罪判決を勝ち取ったに、こんな形で場外から「あらぬ死者への侮辱」を受けるのだから。もうそろそろ日本の刑法も「教育刑」などという馬鹿な空想理論を掲げるのをやめにして「応報刑」、つまり被害者遺族になりかわって国家が加害者に因果応報の罰を与えるという現実的な理論に法理論の基礎をおきなおすべきではないか。

こういう馬鹿な本が恥ずかしげもなく世に出てくるあさましい現実を前にして、そう強く思った。

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紙の本

これを販売するかどうかは、書店ごとに、法ではなく配慮云々で判断しているようだ。

2009/10/23 08:17

42人中、14人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ニッキ - この投稿者のレビュー一覧を見る

心ない発言をかましたタレントのポスターなどを貼っているお店では、絶対にものを買わないことにしている。
そういった人種が増えて来たようなので、品揃えには気をつけた方がいいだろう。

私は犯罪者にはモノスゴク同情する方だが、それまでの苦について思うのみ。
罪人を庇い立てする時は「私はこれの共犯者にも等しい者になるのだ」と思ってやっている。
それでも言うことは「罪ではなく暮らしぶりや生い立ちの無様さを嘲るのはやめてください同じ境遇の人間が側にいるでしょう?」それだけだ。
こうして堂々と書き記す者の気が知れない。

あまりにも酷いので国民が絶えかねて動き出した。
法の馬鹿馬鹿しさを象徴するような一つ一つの事件ではなく、根っこをどうにかしなければならないという流れに動きつつある。
そちらの方にエネルギーを傾けなければならない。頼むから福田とやらの不愉快さを思い起こさせるな。邪魔だ。

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紙の本

「異形のもの」ではない元少年像の構築の意義

2009/11/24 02:01

17人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:紫衣 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 光市母子殺人事件の被告人の実名をタイトルに冠し、弁護団が発売禁止を求めているいわくつきの書籍である。
 まず最初に指摘しなければならないことは、筆者の力量不足が否めず、そのことにより、本来伝えようとした元少年の真実の姿を曖昧なものにさせてしまったことである。元少年の父とのインタビュー内容等を書き起こしてあるが、相手に投げかける筆者の言葉、それへの相手の反応に対する筆者の対応などは、ノンフィクションの書き手としては余りに稚拙であり、閉ざされた心、本当は話したい本音を引き出すには無理がありすぎる。反発させて本音を口ばらせるという手法もあるだろうが、筆者の対象へのスタンスでは、それをも引き出すには至らない。かと言って、冷静な第三者としてのスタンスも取り得ていない。筆者に利があるとすれば、長年にわたり、元少年と交流し、取材を続けたことのみである。
 筆写の力量不足はさておき、ここにある元少年の姿は、他のマスコミに報じられたものとは異なりすぎる。元少年と過去面識のあった人々が述べる元少年像も、報道されているものとは大きくかけ離れている。元少年に筆者との対応に限り擬態を演じていた可能性は全く否定できないかもしれないが、元少年の周りから浮かびあがる姿は明らかに異型である。
 元少年の犯行の異様さ、法廷における発言、態度から描かれる元少年の姿は、姦計にたけた矯正の効果など認められない、死刑も已むなしという「極悪人」のそれであるが、果たして人間は、そんなに簡単なうすっぺらなものなのだろうかという疑問を長く抱いていた。犯行時に18歳、そのように短い年月の間に、「極悪人」としての人格が確定してしまうものだろうかと疑問があった。インターネットのサイトや、ホームレスを襲う少年たちの犯行の幼稚さとは明らかに違う。
 その姿をもう少し明確に伝えてほしかった思いは強いが、読み手によって、固定化された従来の「元少年像」(報道から伝わる元少年像も、弁護団から伝わる元少年像も、共に「異形のもの」としか伝わってこない)とは異なり、また違う人間像を構築する一助にはなりえるものと考える。
 元少年の犯した罪は、どのような事情の元であっても許されないことは明白である。その意味で元少年は断罪されなければならないが、せめて元少年にも生まれてきた意味、価値を与えてやりたいと切実に思う。
 そういった視点から、果たして元少年はどのようにして育ち、その中でどのような思考を抱くに至り、犯罪を犯したのか、深く考察しなければならないし、その考察が、「極悪人の元少年のコピー」の作成を劣化させていくことになるのではないだろうか。
 そうすれば、何故弁護団がやっきになって、本書の出版差止をしなければならないのか。元少年自身が実名を許可していなかった、少年法に則り違法である、その他法律論はあるのだろうが、元少年の実名は既に広く一般に認知されているのに必要以上に包み隠すことによって、元少年の真実は、実態のない、茫洋としたものになってしまうのではないか。そして、それは元少年自身にとって、決して利益にはならないのではないか。
 このままでは、元少年の忌むべき犯罪は、死刑を回避したいがためのドタバタ劇を繰り広げた弁護団と一方的なマスコミ報道に終始し、元少年の死刑という結末を迎えるだけであって、何の落ち度もない被害者や遺族の方々の心が癒されることのない帰結となってしまう。
 元少年が今後できる唯一の社会貢献は、次の「元少年」を世に放たないために私たちはどうすべきかを考察するときのデータを提供することでしかない。その意味において、本書は意味のあるものであるが、悲しいことに筆者の力量が本書の持つ意義を明確にするには不足しすぎており、評価としては保留とせざるを得ない。
 

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