紙の本
ツイッターのメリット、デメリットを知る。活用法と課題を考える
2010/08/07 09:48
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MtVictory - この投稿者のレビュー一覧を見る
ツイッターとは何か、その楽しみ方、ビジネス活用の現状、そして今後について書かれた本。私も最近、ツイッターを始めたばかり。最初はチャットやBBS(掲示板)と何が違うのか分からなかった(どちらも使いこなしてはいないが)。第2章にツイッターは「今を伝え、今を共有するサービス」とその本質を言い表す言葉がある。単なるつぶやきから、ツイッター小説に、ツイッターでスポーツ中継、など様々な使い方・試みがなされている。
「ミクシィ疲れ」からツイッターに流れてきている人もいるとか。ミクシィなどSNSでありがちな面倒くささがなく、ゆるさ、適度な距離感のある関係性がウケているようだ。リアルタイム性が高いため「そこに人がいる、というぬくもり感を感じることができる」とも言っている。シンプルさ、懐の広さが売りである。私はまだ冷やかしで、お試しの段階だが、「マイペースでよい」と言ってくれているので、私もマイペースで使っていくつもり。
ツイッターも他のインターネット系メディア同様、質の確保が要求されるだろう。情報の信頼性をどう担保していくのか。多くの有名人も使い始めているようだが、一過性のブームに終わる可能性もある。
タイムラインに流れていくツイートを眺めていると、常に移ろいゆく様は、まさに「消費される情報」だと感じる。情報がもつ価値の賞味期限がまるます短くなり、すぐに陳腐化する。第3章では「書き捨て」とも表現されている。ずっとタイムラインを見ているほど暇じゃない。
第4章では「ユーザ層にまだまだ偏りがある」、すべての層に告知するツールまでには至らない、重要な情報であっても「埋もれる可能性がある」と指摘する。まだ発展途上である。いや、ずっとこのままの可能性すらある。
ツイッターも荒れるのではないか、スパムもあるだろう、悪意あるユーザもいるだろう、その対処をどうするのか、といった懸念をもったが、サービスの仕組みとしてそうならないところがあるし、技術的な対策で対処できるようにもなってきているようだ。
大して活用出来ていない私が言えた身分ではないが、まだ実感はないが、それなりに使えそうでもある。様々な応用の可能性に期待も感じる。一方で、週刊誌的な見方をすれば小泉元首相のような「ワンフレーズ・ポリティクス」の蔓延や、熱しやすく冷めやすい国民性を助長する恐れを感じてしまう。いい意味で「世界を変える」可能性も感じるが、危うさもある。
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少し前から気になっていたツイッター。
しかし、「イマイチよく分からない…」
という理由で手が出せずにいました。
ツイッターの説明については本書に譲りますが、
(ただ、私にはうまく説明できないだけですが…)
この著作を読んで、
ツイッターの可能性を感じるとともに、
楽しくなる予感を強く持ちました♪
「情報を出し続けると生活が楽しくなるよ」
という著者の言葉が、とても印象的でした!
IT関係に疎い私にワクワクする感覚を抱かせ、
とてもわかりやすい内容であり、
情報発信の重要性についての言及がすばらしいので、
★5です!
■私が共感したのは…
・積極的に情報を発信している人のところには
人が多く集まりますから、
発信された情報に対してのリプライも必然的に多くなります。
自分では気づかなかった付加情報がもたらされることもあり、
入ってくる情報に感謝する場面も少なくありません。
(P.117)
・ツイッターは、必ず近い将来、時代を作ると確信しています。
なぜならば、こんなに簡単に、
仲間の素晴らしさを教えてくれるのですから。
今も、リアルタイムで、みんなのあたたかい応援の気持ちが、
私の心に飛んできます。
人生は孤独だけれど、ここには、あたたかな仲間がいます。
…この場所を素敵な場所にするのも、壊すのも、
私たち次第です。
お互いに、緩く~責め合わず、素敵な場所にさらになるように、
一緒に育てていきませんか。
私たち次第です!
私は、お互いに許しあっていける、
そんなツイッターになるように努力します。
(P.164~165:広瀬香美さんによるメッセージ)
・情報は結局それを発信した人のところへ、
巡り巡って繰り返し戻っていくのです。
しかも大抵の場合、
そこには関連する情報が追加された形で戻っていきます。
そう、情報発信と思ってやっていたことは、
実は自分はほとんど労力をかけずに、
しかも最適化された形で
情報を収集することになっていたのです。
(P.191)
・情報と生活がいい巡りになって日々繰り返されていくためには、
そのアプローチを変えつつも、
自分でできる範囲で可能な限り良質なコンテンツを
供給し続けるしかないと思います。
そう、「継続」することをやめたら、
そこで終わりと言うことですね。
(P.208)
■私のアクション
・ツイッターを始める!
(携帯電話からユーザー登録可能となり次第、開始します!)
・良質な情報発信を意識して、行っていく!
情報を発信することで、
生活が楽しくなり、いい情報が巡ってくる。
自分自身、そのことを実感しつつあるので、
この内容にとても共感しました!
勇気がでますね(^_^)v
ブレイクの兆しをみせ始めているツイッター。
これから始��ようと考えている方は、
この本を読んでみてはいかがでしょうか☆
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2007年5月 マツダが企業アカウント解説 P.30
スポルタァァァはおもしろそう。P.55
でらべっぴん懐かしい
@lizard_isanaさんの今
「タイムラインをみていると人は多様なものであることに気づかされる」
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twitter今現在既にやっているがその温かみがそのまま伝わって来るような感触を覚えた。広瀬香美さんのような魅力的な人がやったから余計にtwitter広がったかも知れません。企業へ実際の成果を聞いているのが素晴らしい。それにしてもネットの世界は動きが早い。
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2009年の春から話題となっているソーシャルコミュニケーションツール「twlitter(ツイッター)」の誕生から現在に至る歴史と役割をわかりやすく解説した良本。
ハウツー本ではないので、この本を読んでも使い方を習得することはできませんが、どのように使われてきたのか、どのような使い方ができるのかという可能性を知ることができます。
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Twitter入門書、というより「Twitterを始めたけど、何が面白いのかわからない」という人にこそ薦めたい。平易な記述のそこかしこに、経験に基づく知恵や気付きが散りばめられている。この本の出版自体が、日本の「Twitter史」における一つのエポックだと思う。
それにしても、どうしてこうもTwitterについて語ることは楽しく、知らない人には勧めたくなるんだろうか。恐らく、自分ももう立派な「Twitter中毒」だ。
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「ツイッターが話題みたいだけどどう使えばいいのか分からない」という人向けに最近のTwitterの事情を紹介している本、という印象でターゲットになる範囲の人が結構狭い感じを受けた。ある程度ホームページとかブログをやったことがある人でないと、何を言っているのか分からないところがあると思う。
また、話題としてもちょっと内輪ウケ的な印象で「分かってる人は分かる」的なネタが多い印象。
知人をツイッターに興味をもってもらうきっかけとして使えるかと思っていたので、そういう意味では期待が外れて残念。
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内容紹介
ツイッター(Twitter)は個々のユーザーが「つぶやき」を投稿し合うことでつながるコミュニケーション・サービスで、2006年7月にサービスが始まりました(日本語版は2008年4月)。
当初、日本では大ブレイクというほどではありませんでしたが、2009年の春ごろから急激に普及しはじめ、ブログやSNSに続くコミュニケーション・ツールとして、著名人の参加、企業のPRツール、ニュース媒体としての成長など、新たな展開を迎えています。
今はまだ、世間から「よくわからないサービス」と思われがちなツイッターですが、知らないうちに普及していて、ブログやSNSのように、ビジネスユーザーを中心に、知らないと恥ずかしい、という状況になりつつあります。
本書では、ツイッターがなぜ流行ったのか、どのように進化したのか、今度どうなっていくのかについて、人気ブログ「ネタフル」のコグレマサト氏と、人気ブログ「みたいもん!」のいしたにまさき氏のお二人に、ツイッターのヘビーユーザーとしてお二人が経験したことも含めて、幅広く語っていただきました。
また、フジヤカメラやオンラインショップ「ビザビ」といったツイッターの影響力を感じさえてくれた事例を具体的に紹介しています。
さらに、「ヒウィッヒヒー」が話題になったアーティストの広瀬香美さんに、ツイッター上で行ったインタビューも収録!
本書をきっかけに、なんとなく知っていた、使っていたレベルのツイッターへの理解を、もっともっと深めましょう!
著者について
コグレマサト(Masato Kogure)
ネットからMac、iPhone、育児まで、気になるモノとコトをひと回り拡張して提供するブログ『ネタフル』更新中。アルファブロガー2004、2006に選出。第5回Webクリエーション・アウォード、Web人ユニット賞受賞。浦和レッズサポーター。共著に『クチコミの技術』(日経BP社)。
いしたにまさき(Masaki Ishitani)
ネットマーケティング、Webサービスなど、見たもの、体験したものの、考古学的レビューブログ『みたいもん!』更新中。2002年メディア芸術祭・特別賞受賞。第5回Webクリエーション・アウォード、Web人ユニット賞受賞。株式会社レゾン、取締役。共著に『クチコミの技術』(日経BP社)。
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Twieerの歴史と、これから始める人へのメッセージ。
使い方はいろいろ見つけられると思うけれど、まず始めてみないと理解できないツール。
良し悪しは頭で語るのではなく感性でかたる方が似合う。
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twitterを使っていて感じてたことが書かれていて、すんなり理解できた。
良い本だと思います。
セカンドライフのようになることはないけど、mixiが流行ったように、日本では別のサービスが台頭することも考えられるよね。
そういう立ち位置になりたいなぁ。
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評判どおりの良書である。
初心者や未登録者にはわかりやすく説き、すでにそれなりのユーザーとなっている人には、ここ数か月のムーブメントを「そうそう、そうだった」と振り返りながら楽しめるものになっている。
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今いろんなところで注目されてるwebサービス「ツイッター」。
その歴史や、仕組み、楽しむためのツールやハック、そして今後について
書かれてます。
対象としては、ツイッター始めたばっかの人や、これから始めたい人、もっと活用したい人向けの本やなと、読んでて感じました。
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ツイッターはもともと字数制限がなかったが、SMSの投稿による不具合のため140文字の制限がついた。
これにより、情報量の少なさという不便が生じたが、逆にブログやSNSとは違い不十分な文章で良いという手軽さが生まれ、大ヒットにつながる。
googleにすらない「リアルタイム性」は、web業界に革命をもたらし、つぶやきというゴミの集合が世界を変えることになる。
この制限を加えることで新たなビジネスが生まれるっていうのを他のものに応用できないかな。
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リニューアルしたブクログの設定を見て、そういえば、そういうサービスが今年の春頃、日経トップリーダーに紹介されていたわね、と思い出し、さっそく登録してみました。そのことをブログに書いたら、もうネット上の友人がいて返事をくれたのでビックリ。140文字という制限はなかなか面白い設定です。論文要約をしている私としては、ムダのない文章を書く訓練にもなります。初めての方は、ぜひこの本を読んで登録してみて下さい。@LUKEProject
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twitter、使ってないのに気になって読んだ。開発の歴史から、活用に関して、素人にも分かりやすく概説してくれているので、使ってないのに読んで逆に良かったかも。「どんどん知っていることは出しておくと楽しいよ、回りまわって自分も人の知っていることで刺激を受けるよ」、というスタンスは興味深い。ブログよりも敷居はかなり低いので、ちょっとやってみてもいいかなぁと。ますますiPhoneが欲しくなった。