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商品説明
自分の生きた証・家族の歴史をまとめてみませんか? 戸籍を読み解くことを中心に、自分の家系を150年程度さかのぼって調べる方法を紹介。家系図の描き方も教えます。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
清水 潔
- 略歴
- 〈清水潔〉1952年横浜市生まれ。神奈川県行政書士会会員。相続関係業務を主としてリーガルアシスト横浜を運営。『自分でつくる家系図』にてwordでの作成方法を掲載している。
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紙の本
戸籍地は、自分の“好み”で定めることができる。
2010/02/09 21:15
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ベニスの商人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本は戸籍に関しては、諸外国の及ばない先進国である。なぜなら、江戸時代に既に「宗門人別帳」という、今の戸籍の前身というものがあった。それどころか「無宿人別帳」というものすら存在した。「無宿」は字面(じづら)通りに“直訳”すれば、「ホームレス」だけれど、実際は「住所不定」程度だろう。その住所不定の面々の「人別帳」があったというのだから、驚くというより“あきれる”ばかりであるが、その信頼性により、ギネス記録で「最年長○○」といったようなものも、達成者が日本人ならば、すんなり認められるようだ。それほど正確な戸籍なのだから、それを読み解いて家系図をつくろうというのがこの本の趣旨。家に居ながらにして、自分だけでつくれるのだ。
第1章 家系図とは何か
第2章 家系図作成の流れ
第3章 戸籍を手に入れる
第4章 戸籍の編製から廃棄まで
第5章 戸籍書式の時代による違い
第6章 改製について
第7章 戸籍のたどりかた
第8章 文字や地名の解読
第9章 家系図のかたち
第10章 さあ、家系図をつくろう
目次を見てわかるだろうが、家系図作成は、戸籍を手に入れることとほぼ同値である。戸籍とは、各個人の家族的身分関係を明らかにするために記載される公文書。戸籍を一代ずつ遡って取ることができさえすれば、概ね、完成したようなものなのである。戸籍は、本籍地の市町村に置かれる。つまり、まず、自分の本籍地を知っている必要がある。おおかたの運転免許証には記載してあるが、最新のIC免許証では載っていないらしいし、皆が皆、免許を所持しているわけではない。そんな場合は、住民票を取り寄せ、その際「本籍地が必要」のほうにチェックを入れれば、知ることができる。
戸籍を手に入れたら、今度は読み解く番。【例】のような単純なケースばかりではなく、個々に違うけれど、繰り返して眺めていれば、必ず、読み取れるはずだ。