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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2009.10
  • 出版社: 早川書房
  • サイズ:16cm/396p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-15-150002-2
文庫

紙の本

おいしいワインに殺意をそえて (ハヤカワ文庫 イソラ)

著者 ミシェル・スコット (著),青木 千鶴 (訳)

売れない女優のニッキィはレストランで働いて生計を立てていた。そこにある日、客として現われたのはデリック・マルヴォー、名門ワイナリーの若き敏腕オーナーだった。ニッキィのワイ...

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おいしいワインに殺意をそえて (ハヤカワ文庫 イソラ)

税込 858 7pt

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商品説明

売れない女優のニッキィはレストランで働いて生計を立てていた。そこにある日、客として現われたのはデリック・マルヴォー、名門ワイナリーの若き敏腕オーナーだった。ニッキィのワインの知識を見込んだ彼は、自分の補佐役として働かないかと誘ってくる。迷いながらもワイナリーの見学に訪れたニッキィだが、到着早々、ワイン職人の他殺体を発見してしまう。この美しいナパ・ヴァレーで、いったい誰が何のために?ニッキィは自分なりに真相を探りはじめるが…。ワインと絶品グルメが満載、思わず乾杯したくなるコージー・ミステリ。【「BOOK」データベースの商品解説】

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評価内訳

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  • 星 1 (0件)

紙の本

コージーミステリ・ハーレクインロマンス風味

2018/05/09 19:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る

コージーがマイブームの時に読んだ一冊。
レストランでウェイトレスとして働いて生計を立てているニッキィだが、実は売れない女優。ある日、イヤな客にぶちぎれて「もう潮時だわ」と悟るが、そのイヤな客の連れだったハンサムがニッキィにある提案をする。そのハンサムはナパ・ヴァレーのワイナリーの若きオーナーだったのだ!
ニッキィのワイン知識に感銘を受けた彼は自分の補佐役になってほしいと言う。 生まれてはじめて転がり込んだ幸運?! 早速ナパへ出向くニッキィだが、そこで死体を発見してしまう・・・。

自分のすぐ近くに殺人犯がいるかもしれないのに、ハンサム相手に妄想が炸裂する主人公。なんかもう、ハーレクイン・ロマンスですか?(あまり読んだことがないですが、イメージとして)
不意に、ずっと前に読んだ栗本薫の『グルメを料理する十の方法』を思い出した。
グルメがらみのミステリは結構あるけど、基本的に「おいしいものを食べたり飲んだりすることが好き」という気持ちが前提。『おいしいワインに殺意をそえて』もそうなんだ
けど、『グルメを料理する十の方法』にはそれ以上に食にこだわることのグロテスクさみたいなものがあったよなぁ・・・(のちのち、栗本薫が摂食障害だったということを知って納得するわけですが)。好きだという動機だけで食べ物に関する蘊蓄を語れる、というのは幸せなことなんだな、と実感。
冒頭から半分以上ニッキィ視点で進むので三人称にする意味あるのか、と思っていたら後半でいきなりハンサムくん視点登場。これだけのために三人称か・・・もうちょっと工夫があればいいのに。
面白くなかったわけじゃないのですが・・・本国ではシリーズがまだ続いているのに日本ではこれしか訳されていない、という現状が、なんだか哀しいですね。

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2010/09/29 20:09

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2009/10/06 00:38

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