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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2009.9
  • 出版社: 朝日新聞出版
  • サイズ:19cm/396p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-02-250633-7

紙の本

13日間で「名文」を書けるようになる方法

著者 高橋 源一郎 (著)

どうしたら「自分の文章」を書けるようになるの? オバマの演説を読みながら、カフカの「変身」と「日本国憲法」を比較しながら考える、タカハシ教授の文章教室決定版。『小説トリッ...

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13日間で「名文」を書けるようになる方法

税込 1,980 18pt

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商品説明

どうしたら「自分の文章」を書けるようになるの? オバマの演説を読みながら、カフカの「変身」と「日本国憲法」を比較しながら考える、タカハシ教授の文章教室決定版。『小説トリッパー』連載を改稿し単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

高橋 源一郎

略歴
〈高橋源一郎〉1951年生まれ。作家、明治学院大学国際学部教授。「さようなら、ギャングたち」で群像新人長編小説賞優秀作、「優雅で感傷的な日本野球」で三島由紀夫賞を受賞。

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評価内訳

紙の本

「ああでもない、こうでもない」とまるでソクラテスのように考えることの素晴らしさ!

2009/10/10 10:27

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あまでうす - この投稿者のレビュー一覧を見る




これは著者が毎週木曜日の4時限に明治学院大学国際学部で行った「言語表現法」の13回の講義の実録ライブ収録です。軽薄な実用書のようなタイトルで損をしていますが、内容的にはその正反対の著作であると断言してもいいでしょう。

よしんば誰がどんな名講義を13日間どころか13年間行ったとしても、受講した学生に名文など書けるわけもないのですが、そんなことは百も承知の上で高橋の源チャンはユニークな授業を行っています。

ではそれはどんな講義だったのでしょう?

著者はまず学生に著者が好きな文章(ソンタグの遺書、斎藤茂吉の恋文、日本国憲法前文、カフカの「変身」、バラク・オバマやハーヴェイ・ミルクの演説など)を読んでもらい、それから何か課題(自己紹介、ラブレター、「憲法」や「演説」を書くなど)を出して学生に文章を書いてもらい、その文章について学生とともに話し合いながら、お互いにああでもない、こうでもないと考えはじめます。

それらの素材やこれらの講義自体をダシにして、「書くこと」や「話すこと」にとどまらず「生きること」をめぐって、「ああでもない、こうでもない」とまるでソクラテスのように「考えること」自体が、この授業の狙いなのでしょう。

言葉という重宝な道具を上手に使いこなして「考えるすべを見出すこと」、そうして本人未踏の知られざるどこか遠い世界の果ての果てまで思惟の旅を続けることが、この「言語表現法」講義の遠大な目標となっているようです。

そうしてこのユニークな講義の実況中継を読む私たち読者は、著者が設定したその簡単な仕組みからもたらされる、もぎたての果実を味わうような思考のみずみずしさとおいしさを追体験することができるのです。

それからこの本(講義)のもうひとつの楽しさは、行き当たりばったりの即興的な自由さです。くだらないシラバスにとらわれない、ジャズの演奏に見られるような奔放な思索のインプロビゼーションです。

たとえば源チャンの第9回目の授業は、思いがけないトラブルに見舞われ、休講を余儀なくされます。彼の2歳9か月になる次男が急性脳炎の疑いで救急車で病院に担ぎ込まれたからです。

医師から「小脳性無言症」と診断されたキイちゃんは、小脳に大きな損傷をこうむり、それまで自由にしゃべっていた言葉が突然出なくなってしまいます。

そして、息子の「発語機能」が損なわれたのは、著者が文芸雑誌に連載したキイちゃんを主人公とする小説の物語の中で、キイちゃんの言葉を奪ったからだ、となじる妻の詰問が、なんと10回目の授業で源チャンの口から淡々と紹介されるのです。

「あなたがあんな小説を書くからよ! いますぐ小説をハッピーエンドにして! キイちゃんに言葉を取り戻させて!」

しかしまるで小説を地でいくこの実話は、あるささやかな奇跡が起こることによって、その絶望的な悲惨さがいくらか明るい方へと向かいます。それは源チャンが次男の大好きな童話を読み聞かせているときに起こりました。

「ちんぷく まんぷく あっペらの きんぴらこ じょんがら ぴこたこ めっきらもっきら どおんどん」

源チャンが魔法の言葉をささやくと次男は、「けたけた、げらげら」と笑いだしたのです!

この長谷川摂子の童話「めっきらもっきらどおんどん」が、いったんは失われた言葉の力を取り戻す光景は劇的で、その昔、同じ脳に障碍を持つ私の長男が一度は失われていた発語を取り戻した折の無上の感激をはしなくも思い出しました。

源チャンは「ふつうに」生きていくことができなくなるかもしれない息子の将来を思って戦慄するのですが、「彼がどんな風になっても支えていこう。これからはずっと彼をわたしたちの家の中心にして暮らしていこう。彼の生涯を支えられるだけのものを、わたしはなにがなんでも作り出していこう」とけなげにも決意します。

そしてこのとき、不思議なことに将来への恐怖とともに、「大きな喜びのようなものを」感じるのです。

源チャンは、その喜びとは、これまでこの世の中の主流を歩んできたいわば「右まきの人」が、世の中の主流をはずれた「弱い人」や「少数派の人」「左まきの人」の「横に立つ喜び」であると定義するのですが、この尋常ならざる喜びこそは、不幸のどん底で呻吟しているはずのわれら地底人が、はるか地上を仰ぎ見るような斬新な視角をあたえ、この世にあって一身にして二生を経るような複合的な生きがいを与えてくれる得難い特権に他ならないのです。

我田引水して急遽同病を憐れむわけでは毛頭ないのですが、このたびの高橋源チャンの原体験は、彼の今後の作家活動にとって大きな飛躍の源泉となるに違いありません。

ぐあんばれ源チャン!


ありがとう君こそはわが聖なる愚者わが生きるよろこび 茫洋

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2009/10/18 03:05

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