紙の本
プロの講師になるためには、という方があっているような気がします。
2009/10/03 15:46
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る
はじめて講師を頼まれたなら、というよりプロの講師になるためには、という方があっているような気がします。
講師の心構えからはじまり、具体的な準備の方法、話し方など講師に必要と思われる内容が盛りだくさん。
ただ、心構えはともかくとして、「講師を頼まれるようになるため」の解説が少ないのが少し残念。最初に講師を頼まれるために、どうすればよいのかという部分がないのです。
以下、気になったところ。
「究極的には何をメッセージしたいのかを明確にしておく」
自分がその講演でなにを伝えたいかしっかりと考えておくことで、内容が伝わりやすくなります。
「講師にとって大切なのは"interesting"です」
どんなにためになる話でも、興味を持って聞いてもらえなけれは、伝えることができません。
「本日のパワーポイントのレジュメがほしい方は、ぜひメールをください。データで送らせていただきます。」
これは使えます。紙の無駄にならないですし、興味を持ってくれた人とのメールのやり取りができる、まさに一石二鳥。
「時間通りに終わるということはとても大切なことです」
まさしくその通りです。そして、締めの話をうまくでれば、話全体がよいものに思えます。
はじめて講師を頼まれた人には、やや高度な内容です。逆に何回か講師をしている人が読むと、とても参考になる内容が盛りだくさんです。
講師スキルのブラッシュアップのための本です。
龍.
http://ameblo.jp/12484/
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年間300もの講演を行っている著者が、
講師の心得、実践、テクニックを語っています。
題名では、講師と言っていますが、
これは、人と話すということ
にも置き換えられます。
営業力を上げたい方
プレゼンを磨きたい方
におススメです。
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90分の講演を頼まれたら、30個の見出しを考える。自分が体験した事件、事象、成功や失敗談
その中から話し易くて、絶対に伝えたい項目を18個から20個選んで、そのひとつずつを5分程度の内容に膨らませればできあがり
さらにひとつひとつの話に、
「体験から自分が気づいたこと」「体験から学んだこと」を入れると伝わり易くなる。また、すぐにだれにでもできそうな内容が盛り込まれていると、聞き手に「学んだ感」を与えることができる
自分の失敗を語る
講師の需要や値段は
①どれだけ分かりやすく知識を教えてくれるか
②どれだけ結果を出してくれるか
③どれだけの感動を提供できるか
で決まる
不幸や不運な経験はネタになる。ただし、「この出来事を通して、自分は何をメッセージしたいのか」をはっきりさせること
舞台的な「誰でもできるスキル」を加えることで、ただの自慢話には聞こえなくなる。抽象的な話をできるだけ具体的なスキルに落とし込んで話すことが大切
「へー」「ほー」と思わせるには、数字も効果的
「語呂合わせ」を用意しておくと、参加者も言葉を持って帰りやすい
5つのSを意識する
①Story
②Simple
③Special
④Speed
⑤Smile
小道具を使って聞き手を引きつける
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プレゼン系の本と通じるものがあります。POINTは、「次は無いと思って、その講演に全力を傾けること」でしょうか。そのための注意点や技を著者の経験を基に書かれています。確かに準備万端で迎えたプレゼンはアクシデントがあっても臨機応変に対応できるし、そうでない場合は、アクシデントがなくても、しどろもどろになることがあります。職業としてやっていくには、どの講演にも100%のエネルギーで準備し本番に臨むべきでしょう。その心構えをあらためて意識付けられたような気がします。「五分ネタ」や「語呂合わせ」などは、技として参考になりました。早速試してみたいと思います。
【出版社からのコメント】
年間300回、年間1億円ものオファーに応える人気講師ならではの、豊富なノウハウ、斬新なアイデアがつまった1冊です。
◎「60分話す」のではなく、「5分ネタを12本話す」と考え、5分ネタを磨きあげる
◎成功体験は、「誰にでもできるスキル」に落とし込んで話せば、自慢話にならない
◎最初の3分は勝負ドコロ。「ツカミ」のネタは、必ず台本にしてブラッシュアップする
◎余韻が残る講演は、シメの話がうまいもの。3分くらいのシメトークを必ず用意する
◎講演にメリハリをつけたいときは、「クイズ形式」にして、聞き手に質問する
◎「どこを見て話していいかわからない」時は一生懸命聞いている「うなずきくん」を探す
など、「講師」ではない、編集者の私も「なるほど!」と至極ナットクできる話し方のコツも満載です。
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横山やっさんのマネージャー直後の頃からの本も昔から読んでいたので、定期的にどうしているか気になる人ですが、今は講師会社やってるんですね。自分が講師するために読んだわけではなく、なぜ手にとったかも不明なんですが、読んでみたら目にウロコ。
役立つ場所がありましたのでしっかり仕事にいかせそうです。なるほどね、この準備のために読まされたのか!
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まさに講師直前に読み、結果、評判の良い講義ができました。とても参考になりました、大谷さんの講演も面白かったです。
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昨日、高校時代からの友人の結婚式で、新郎友人としてスピーチをした。本書はあくまで「講演」向けに書かれているが、そんな時にも応用できると後になって気付いた…。いかにして聴衆を引き付けるか、多くのことを学べる。
著者は元吉本興業マネージャーの経歴を持ち、プロの講演者として独立。年間300回以上の講演で、1億円以上を稼ぎ出す。高いプロ意識が印象的だ。
講演のポイントとして、①story②simple③special(ここだけの話は、お得感を与える)④speed⑤smileの5つをあげる。時間制限がある講演を充実したものにするためには、5分間のネタをたくさんストックする(著者は180本用意しているという)。ネタはinterestな話(成功体験、失敗体験)を「誰にでもできるスキル」に落とし込むことが重要で、そうすることで人は共感をえて、話に食いつく。またツカミの3分とシメの5分が成否を分けるツボという。
具体的なテクニックとしては、会場の要所に「うなずき君」を見つけ、そこを見ながら話をすることや、クイズを出したり、語呂合わせを使う、人の言葉を引用して説得力を強化するなどを推奨。 また、顧客の増やし方や、講演料の決め方、契約トラブルの防止方法など細かいところまで説明している。
ちなみに、結婚式のスピーチの後、数人から「良かったよ」という有難い言葉を頂き、新郎からは「なんとか面目は保ってくれた」と軽い皮肉を言われた。大勢の前で話をするのは緊張するが、リアクションが直に返ってくるのが面白い。もしまた機会があれば、ポイント④⑤の腕を磨いて披露してみたい。
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セミナーの講師を頼まれたこともあり、タイトルにひかれて購入しました。
何より、これから講師をする人を元気付けようとしているように感じた。
しかし、それだけではない。本書の中ではスキルの部分もカバーしている。
そうやって筆者は日々の講演にも臨んでいるんだなぁと感心させられました。
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人前で話すコトになってから、具体的に何をすれば良いのかが、事細やかになってる記載されていて、実践的です!60分の講演は『5分のネタ』×12であるという事や常に『最後の講演』という意気込みでやるなど、大谷さんの経験の積み重ねによるエッセンスがちりばめられている
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みんなここまでやるんだ・・・っていう感想。
自分のイマイチ感の原因は、準備不足だったのね。
詳しく書いてくれてあるので、参考になります。
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あなどって読まずにいたけど、得た所が大きい。「セミナー講師」をしてたから一回きりになりがちなのだと理解できた
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久しぶりにマナー講師を引き受けて、カンを取り戻す為にとい参考に購入。
話し方の具体的なスキルの説明は簡単だが、
「目的を明確にする」「志を持つ」など、
講演(研修)の目的が大切と再認識させられる良い本。
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何かを得られると思って読んだ訳ではなかったが、なかなか面白かった。
講師業をやるのも大変だな、と思う反面。
こんな仕事もやりがありそうだなと思えた。
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職場で教育をするので、参考として購読。
講師としての意識、当日までの準備、当日の進め方、自分というブランドの確立の仕方などを、自らの経験に基づいて説明されていた。
意識面では、目的や志を持ち、常にこれが最後だと考えること、聴きに来る相手の貴重な時間を借りていることを意識するということが書かれていた。これは講師に限らず、仕事や勉強など、結果を求められる場面では必ず必要なことなので、とても納得できた。
仕事や勉強、読書との違いは、自分の講義を受けた後、受講者にどのようになって欲しい、どういう言葉を自分にかけて欲しいということまでを考えるという点。自分の中だけでは決して完結しない"講義"が対象であるだけに、この観点はハッとすることがあった。仕事をしている以上、お客さんに喜んでもらいたいというのはあるけれど、それを明確にしている点が、今の自分との違いだなあと思ったので、講師以外でも参考にしたいと思った。
また、相手の頭に入りやすいテクニックとして、小ネタをちりばめること、結論から話すこと、クイズを使うことなど、具体的ですぐに仕えることが説明されていて、なるほどなあと思った。これも、全ては受講者に何かを持ち帰ってもらうという目的があり、それを実現させるための手法としての説明なので、スッと入ってきた。
色々な小ネタがちりばめられ、一つ一つで目新しい事柄は少なかったけど、講師やプレゼンではもちろん、仕事で悩んでいるときにも参考になると思った。
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年間300回、年間1億円ものオファーに応える人気講師ならではの、豊富なノウハウ、斬新なアイデアがつまった1冊です。(Amazon.co.jp)
特に講師を目指しているワケではないが(笑)話術を磨くという意味で読み進めてみる。まず、著者のプロフィールが興味深い。この方、芸能プロダクション最大手の吉本興業で、故横山やすしや宮川大助・花子などのマネージャーをされていたとのこと。結婚を機に退社され、講師の道を目指されたとのことで、今では、年間1億円・300回の実績を持っているスゴい方。
読後の感想として、これから講師をする方は、とても有益な内容だったと思う。講師として必要なマインドから、台本作りやその他準備、本番中のテクニックなど幅広く教えていただいた。また、講師としての立振舞いからブランド確立までのステップアップ法も著者の体験を踏まえてあったので、イメージしやすかったと思う。
講師の醍醐味って、人を感動させるコトだと思う。貴重な時間とお金を割いてまで受講してくれるのだから、絶対に有意義な講義にするんだいう想いがひしひし伝わってくる。逆の言い方をすると、受講者の価値観や人生観を変えてやるという気持ちがなければ感動させることは到底できない。そのためにも講師は、日々ブラッシュアップを怠らず、魅力ある人間形成に努めなければならない。受講者・エージェント関係者はもちろん、自社のマネジャーなど支えてくれる方からの信頼がなければ、講師としての成長はない。一躍脚光を浴びることが可能な職業だけに、決して裏切ってはならない厳しさや大変さがよく理解できた。
話術を磨くという意味で、参考になった内容を備忘メモ。
「五つのSを意識する」
・Story・・・起承転結で流れを作る。結から話すと理解しやすいことも。
・Simple・・・難しいことをいかに簡単に話すか。
・Special・・・ここだけの話。特別感や満足感を演出。
・Speed・・・スピードを意識することで、メリハリ度UP。
・Smile・・・受講者を笑顔に。ココロに残る講演になる。
コミュニケーション能力の高い方は、自然とできている方が多い。私も普段の会話から意識していこう思う。