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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2009/09/29
  • 出版社: 文藝春秋
  • サイズ:20cm/539p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-328500-9

紙の本

悪霊の島 上

著者 スティーヴン・キング (著),白石 朗 (訳)

不慮の事故で片腕を失ったエドガーは、ひとりフロリダの孤島デュマ・キーに移り住んだ。波と貝殻の囁きを聴きながら静かに暮らすエドガーは、ある日、絵を描く衝動にとりつかれた。か...

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悪霊の島 上

税込 2,200 20pt

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商品説明

不慮の事故で片腕を失ったエドガーは、ひとりフロリダの孤島デュマ・キーに移り住んだ。波と貝殻の囁きを聴きながら静かに暮らすエドガーは、ある日、絵を描く衝動にとりつかれた。かつて幾人もの芸術家を迎えたデュマ・キーに宿る何かが作用したのか?彼の意思と関わりなく手が描き出す少女と船の絵—それはいったい何なのか?屋敷に住まう老女の過去に何があったのか?じわり、じわりと怪異が迫る。島にひそむ悪しきものがひそやかに触手を伸ばす“恐怖の帝王”の本領発揮。圧倒的恐怖へ向けたジェットコースターが、高みをめざして昇りはじめる。【「BOOK」データベースの商品解説】

【ブラム・ストーカー賞最優秀長篇賞(2008年度)】不慮の事故で片腕を失ったエドガーは、ひとり孤島に移り住んだ。ある日、絵を描く衝動にとりつかれた彼は意思と関わりなく手を動かし、少女と船の絵を描き出す。屋敷に住まう老女の過去と関係するのか?【「TRC MARC」の商品解説】

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評価内訳

紙の本

芸術家、っていうか芸術そのものがホラーになる、っていうのがいいです。人間に狂気がとりつく、っていうのじゃあなくて、なにかが普通の人間を天才的な画家にしてしまう。で、何より、友情がいいんです。それと家族の愛情。ま、キングの定番ではあるんですが・・・

2010/03/23 20:50

5人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

年末といえばキング、っていうのがこの十年のパターンかな、って思います。出版ニュースを聞くと嬉しいんですが、でも年末には面白い本が目白押しなので、分量の多いキング本が来ると他の本が読めなくなる、困ったな、というのもいつものこと。でも、今回はちょっと違う。何故って、私が大好きな絵画、というか画家を扱った長編なんです。勿論、キング本の装画といえばこの人、藤田新策、装幀は石崎健太郎。

決して手抜きというわけではありませんが、上下巻のカバー折り返しの言葉を一気に写してしまいましょう。
               *
その島には何かがいる――不吉な響きを夜ごと囁くものが。

不慮の事故で片腕を失ったエドガーは、ひとりフロリダの孤島デュマ・キーに移り
住んだ。波と貝殻の囁きを聴きながら静かに暮らすエドガーは、ある日、絵を描
く衝動にとりつかれた。かつて幾人もの芸術家を迎えたデュマ・キーに宿る何か
が作用したのか?
彼の意思と関わりなく手が描き出す少女と船の絵――それはいったい何なのか?
屋敷に住まう老女の過去に何があったのか?

じわり、じわりと怪異が迫る。島にひそむ悪しきものがひそやかに触手を伸ばす
《恐怖の帝王》の本領発揮。圧倒的恐怖へ向けたジェットコースターが、高みをめ
ざして昇りはじめる。
               *
つかぬまの栄光のあと、恐怖と破局が殺到する。

エドガーの絵は美術シーンに衝撃をもたらし、個展を開くことが決定した。それは
エドガーの新たな人生の幕開けであり、崩壊していた家族との和解の場であり、最
高の栄誉の瞬間であり―彼と彼の愛する者たちにとって最後の平穏な夜となった。
ついに物語は臨界に達する。そっと時を待っていた死と破滅と邪悪が猛威をふるう。
溺れ死んだ双子。黒い闇に沈む船。人形。赤いバスケット。そして邪悪なる《パーシー》。

愛する者に迫る死を防がねばならない。邪悪なるものを斃さねばならない。
これぞモダン・ホラー。これぞスティーヴン・キング。悲しみに満ちた浄化を描くラス
トへ突進する最新超大作。
               *
内容紹介はこれで十分でしょう。で、私はこの評を読後三ヶ月くらい経ってまとめていて、その間に色々な本を読んで、読み終わった時には無かった情報が入ってきたりするんですが、今回はディーン・クーンツ『一年でいちばん暗い夕暮れに』(早川書房2010)ですね。キングとクーンツ、タイプは違うもののアメリカン・モダン・ホラー界を二分するといっていい巨匠となったクーンツの作品で、こちらは犬が中心にいます。

でも、です。主人公の一人がある犬を救った時から、彼の絵が激変します。神が舞い降りたとしかいいようのない熱狂に取り付かれ、スケッチを描きまくるのですが、その絵の水準が生半可ではありません。当人も驚きますが周囲も驚く。彼と敵対するはずの男までがその絵を見て心打たれ動揺してしまう。

キングのこの小説では、片腕を失ったエドガーが孤島に移り住み、それを契機にして彼に絵画の神が降臨します。同じように憑かれたように彼も絵を量産し、それを見た画商はエドガーと専属契約を結び巨利を得ようと動きます。展覧会で彼の作品を見た人々は、それを何とか手に入れようと彼に殺到します。

ま、クーンツの作品はそこから絵の話は背景に隠れて犬のことが前面にでてくるのですが、読みながら私は一人、ほほう、なんて思いました。お筆先、なんていうことが新興宗教に絡んでよく語られますが、それが素人画家に現れると、ホラーになる。クーンツの話は壮大な世界像の提示とまでは行きませんが、キングのこの作品は最後まで絵画の世界に留まりながら、私たちの世界に隣接するもう一つの世界を垣間見せてくれます。

しかも、才能ある画家の登場とそれを扱う画商、群がるコレクターの姿が実に的確に描かれているわけです。それと友情です。具体的に書けば、本編の語り手で、57歳の成功した建設会社の創業者エドガー・フリーマントルがいます。彼は事故で右腕を失い、脳などにも機能障害を起こし、色々問題行動を起こし離婚。医者の勧めもあってデュマ・キーに移り住み、絵を描き始めた男です。

もう一人がジェローム・ワイアマンです。彼はエドガーに《ビッグ・ピンク》と呼ばれる家を貸すデュマ・キーの名家の末裔で、デュマ・キーの所有者エリザベス・イーストレイクのもとで秘書というか介助者として働く元弁護士なのですが、エドガーとジェロームとの関係が、なにか高校生の男女のそれのように瑞々しい筆致で描かれます。

そしてキングの定番テーマ、家族です。離婚した妻、パリに暮らす長女、パパっ子である次女、そしてその恋人などが絡んできます。いつものような濃密な文章でネチネチ描く、といった感じはありません。私が興味を持っている世界が扱われているせいもあるのでしょうが、一気に読んでしまいました。いいですよ、ジェロームとエドガーが距離を縮めていくあたりの描写・・・

最後は目次。まずは上巻。

  絵の描き方(1)
1 わが前世
  絵の描き方(2)
2〈ビッグ・ピンク〉
3 新たな方法で絵を描くこと
  絵の描き方(3)
4 恩恵ある友人たち
5 ワイアマン
6 屋敷の女主人
  絵の描き方(4)
7 芸術のための芸術
8 家族の肖像
  絵の描き方(5)
9 キャンディ・ブラウン
10 うたかたの名声
  絵の描き方(6)
11 デュマからの眺め

で、下巻。

12 もうひとつのフロリダ
  絵の描き方(7)
13 個展
  絵の描き方(8)
14 赤いバスケット
15 侵入者
  絵の描き方(9)
16 遊びのおわり
17 デュマ・キーの南端
18 ノヴィーン
  絵の描き方(10)
19 一九二七年四月
  絵の描き方(11)
20 パーシー
21 月明かりの貝殻
22 六月
10 うたかたの名声
  絵の描き方(12)
  跋
  訳者あとがき

以上です。

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2010/03/05 16:05

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