予想外の展開だった。帯にある『ふたりの関係を知ったマヤもまた…。』が全てを表す驚き展開である。前巻のレビューで予想した娘【マヤ】の「生娘かも?」は上手くミスリードされたようで、「こうきたかぁ……う~ん、やられた」であるが、母【翠】の不貞を理解するため、大好きな母を否定しないため、否定して失わないための行為だったとはいえ、これにより「お子ちゃま」だったマヤが「女」として開花するのは何だか皮肉。しかも特殊な性癖まで自覚してしまうオマケ付きである。翠は翠で、ますますのめり込む様は最早浮気を越えて完全な不倫の域へ。家庭を置き去りにして溺れていくが、マヤの変貌を知って悩みも深める。ここで本巻の良いところ…
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