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紙の本
泰平ヨンの航星日記 改訳版 (ハヤカワ文庫 SF)
著者 スタニスワフ・レム (著),深見 弾 (訳),大野 典宏 (訳)
隕石と衝突し、突如操舵不能になった宇宙船。しかも悪いことは重なるもので、なんと船はピンケンバヒヤ重力渦に突入、時間の流れがめちゃくちゃになった結果、月曜日の私からはじまっ...
泰平ヨンの航星日記 改訳版 (ハヤカワ文庫 SF)
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商品説明
隕石と衝突し、突如操舵不能になった宇宙船。しかも悪いことは重なるもので、なんと船はピンケンバヒヤ重力渦に突入、時間の流れがめちゃくちゃになった結果、月曜日の私からはじまって火曜、水曜、木曜…と無数の私が出現!てんやわんやの大騒動に…広大無辺の大宇宙を旅する泰平ヨンが出会うさまざまな奇想天外・珍無類のできごとを、東欧SF界の巨星レムが奔放な筆致で描きあげた連作短篇集、待望の改訳決定版。【「BOOK」データベースの商品解説】
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プロツィチャ星人が好き
2022/03/08 22:29
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
泰平ヨンのほら話(ひょっとしたら、本当に宇宙旅行していたかもしれないが)は、カルヴィーノ氏のレ・コスミコミケにするQfwfqじいさんのほら話と双璧だろう。第8回の旅の舞台になった惑星連合に登場した自動販売機のような宇宙人、タルラカニア星人は強烈なインパクトがあった、もう何十年も前に読んだ筒井康隆氏に「マグロマル」にでてきた宇宙会議を思い出してしまった、あれもとんでもない作品だったが、この作品に出てくる宇宙人もみんなとんでもない、しかし、筒井康隆氏やスタートレックを見て育った西暦よりも宇宙歴が身近な私はどんな宇宙人にも対応できる。一番好きな宇宙人は第25回の旅のプロツィチャ星人、なんと足は膝までしかなくて、その下は車になっていて、しかもその車は人工のものではなくて、体の一部になっているのだ