翼の帰る処 ２上 鏡の中の空 上 （幻狼ＦＡＮＴＡＳＩＡ ＮＯＶＥＬＳ）

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出張中の京都で入手し、帰りの新幹線で読んだ。これまでのメタリックな表紙は、デザインは目新しかったけれど、紙質がいまいち（薄くて破けやすそうな気がした）だった。今回のは表紙として頼もしい、よく見かける紙質になっていた。これはわたしとしては歓迎。
上巻の時点では、まだわくわくしたり爽快感のある場面は出てきてない（ような気がする）ので「読んでて楽しい！」とかいうのはない。あ、鳥の背に乗っての旅は想像力をかき立てられた。
辺境で目立たずに、時折降り掛かる火の粉を払いながら暮らしていければ、というのがヤエトの願いだったろうが、いきなり政治のど真ん中、皇帝の跡目争いのまっただ中に放り込まれることになり、ますますヤエトのこの先の苦労が期待される、じゃなくて予感される。貴族ってのは喰えない連中ばかりのようだし、その中でヤエトがどう立ち回って行くかが今後も見所かな。しかし皇帝の意図はよくわからない。睨んだ相手に利権を与えるのか？失脚させる意図があるのか？？
妹尾さんの文章は破綻なく、いつも安定しているので読みやすい。ただ今回「ばかばか」言ってるのが気になった。ちょいとキツい語感の言葉ではありはしないか。「薔薇の守護」でも気になったんだよな…。
前回もそうだったけど、このイラストレーターさんは、やっぱりわたしとは相性が合わないみたいだ。わたしの脳内の場面とことごとくくい違う…。

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あらすじ紹介の『貴族になるという悪い噂が』というのに
つい笑ってしまいました。
どこまでも、己の野望を全うできないファンタジーですｗ

期待を裏切らない隠居野望っぷりにかなり笑えます。
笑顔で色々押し付けてくる人達に、頭を抱えるのも笑えますが。
お薦めしたいのは、皇帝のいぢめでしょうか？ｗ
初っ端から笑わせていただきました。

今回は前回と違って、１話完結の様な状態になっていないので
続きは？！　という感じです。
とはいえ、前回と同じく、揃ってから読む事にしていたので
それほど困った状態にはなりませんが。

とりあえず、生まれるものは出て…こない程度の巡りですよね、多分。

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続刊が出ているとは全く知らず、つい先日本屋を巡ってようやく購入。
一巻(上下)に比べるとストーリーの進み方としてはゆっくりかなと思いますが、登場人物の背景など掘り下げられている所に、本気でシリーズになるんだなぁ…!とさらなる続刊に期待する内容になってます。
黒狼公主従が好きすぎて例のシーンを何度も読み返してしまいました。

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どんどん隠居から遠ざかるヤエト。全力で遠ざかってます。
今回はついに貴族になっちゃいました！
北嶺が国へと格上げされるので、それにともない、副官がただの平の文官ではいろいろと支障があるだろうということで。
がんばれ、ヤエト！

それにしても、ジェルサイドが騎士になったのには驚いた。
おじいちゃんにはときめいたけれど！

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哀れな…ますます隠居が遠のく…(笑)
ぶっ倒れそうになりながら頑張る主人公がますますいじらしい一品。渋い最強のじいさまがカッコよすぎてたまりません。

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可哀相に、隠居したいのに出世しちゃっている。しかもどんどん仕事が増えてる。前回よりは倒れる回数が減ってる気もするけど、やっぱり死にかけてるし。新キャラも続々登場。これからどうなるのか楽しみ。

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読み始めてすぐに没頭。完ぺきな世界観。
もう最初からにやけまくりの、主人公巻き込まれ体質。
虚弱で有能なのに隠居したがり、稀にみる人物像の主人公ヤエト。
今回最強の味方と地位を得、しかし最凶の問題もしかもあちこちに転がって…。

ジェイサルド表紙に偽り無し！
これは「何度でも読み」ですわ。
いやはや面白すぎで、どうなる！下巻！

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おめかし皇女が可愛いいです！そして、ヤエト先生、出世ですね！！今回は何回も、かっこよく見える…！そしていい感じのじいちゃんきた！！！ますます楽しそうな今回です。

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1巻（上下）よりも良かったです。帝国はかわいそうな人を量産するんですね、こんなような会話の部分が面白かったです。組織ってそんなもんだ。

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一巻よりも
断然面白くなってました！

黒狼、とはかけ離れた貧弱さ(笑)ですが
仕事っぷりは素晴らしい！
下巻も気になりますー＾＾

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ヤエトさんの苦労は減るどころか増えるばかり。
隠居なんて夢のまた夢で、気の毒だなぁと思いつつも、半分くらいは自らの性格が招いたものじゃないかと思ったりする。何だかんだで皆から慕われ、慕われると見捨てられず抱え込んでしまう性分ゆえに。
皇女との主従関係が相変わらず甘すぎず、厳しすぎずの絶妙な感覚で良い。

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隠居願望の主人公、王の嫌がらせを受ける（出世する）の巻。「我が友よ」は怖すぎるぞ。
舞台が北嶺から都、《黒狼公》領へ。
とりあえずこの巻はヤエトがやたらかっこよいと思う。対スラジャとか。あとジェイサルドとのあれこれが実にいいね！

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再読。以前読んだ時、こんがらがって貴族の関係図とか欲しいと思ったので、今回は自分でメモを取りながら読みました。隠居願望とは裏腹に異例の出世をしてしまったヤエト、苦労の種はつきません。スーリヤと再会した時にルーギンが放った『どうせまた無闇と善意をふりまいたんでしょう』の一言がツボでした。たしかに、ヤエトは天然の人たらしですわ。一途なスーリヤは健気というか、重すぎる……。皇女の登場で盛り上がってきたので、このまま下巻へ突入です。

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安定の出来
主人公が精神的に振れなさすぎで広がりに欠けるか
個々のキャラクターが皆魅力的にできているので
それぞれの日常に焦点あてた補完外伝的短編集など読んでみたいものだ