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紙の本
少女探偵は帝都を駆ける (講談社ノベルス)
著者 芦辺 拓 (著)
昭和11年、女学生・平田鶴子は修学旅行のため大阪から東京へ向かう列車にいた。彼女は車窓から、並走する特急列車のデッキで男二人が取っ組み合うのを目撃する。と、二人の間に閃光...
少女探偵は帝都を駆ける (講談社ノベルス)
少女探偵は帝都を駆ける
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商品説明
昭和11年、女学生・平田鶴子は修学旅行のため大阪から東京へ向かう列車にいた。彼女は車窓から、並走する特急列車のデッキで男二人が取っ組み合うのを目撃する。と、二人の間に閃光が煌めき煙が上がる。「何?銃!?」確かめる間もなく特急列車は遠ざかるのだが—。表題作「少女探偵は帝都を駆ける」他6編を収録した連作短編集。【「BOOK」データベースの商品解説】
昭和11年、女学生・平田鶴子は修学旅行のため大阪から東京へ向かう列車にいた。彼女は車窓から、並走する特急列車のデッキで取っ組み合う男2人を目撃するが…。全7編を収録した連作短編集。『問題小説』掲載ほかを書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
名探偵エノケン氏 | 7−43 | |
---|---|---|
路地裏のフルコース | 45−73 | |
78回転の密室 | 75−109 |
著者紹介
芦辺 拓
- 略歴
- 〈芦辺拓〉1958年大阪府生まれ。同志社大学法学部卒業。読売新聞大阪本社在職中に「異類五種」で幻想文学新人賞佳作入選。「殺人喜劇の13人」で鮎川哲也賞を受賞。文化部記者を経て作家専業となる。
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時は昭和十年代。モダン・シティ文化華やかなりし頃、商都大阪と帝都東京をまたにかけ、不可思議なる事件に立ち向かうは、大阪弁も愛らしきスクール・ガールと、へっぽこ新聞記者の二人組。短篇六本と表題作の中篇一本で計七話、不可能犯罪の謎解きと、時代の空気を存分にお楽しみ下さい。