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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 6件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2009.8
  • 出版社: 東京書籍
  • サイズ:20cm/333p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-487-80397-2

紙の本

神々の捏造 イエスの弟をめぐる「世紀の事件」

著者 ニナ・バーリー (著),鳥見 真生 (訳)

2002年10月、イスラエル。イエスの弟、ヤコブの骨箱が「発見」された。世界中を興奮の渦に巻き込んだ聖遺物。大富豪、政府高官、刑事…数々の人物が織りなす衝撃のドラマの結末...

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神々の捏造 イエスの弟をめぐる「世紀の事件」

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商品説明

2002年10月、イスラエル。イエスの弟、ヤコブの骨箱が「発見」された。世界中を興奮の渦に巻き込んだ聖遺物。大富豪、政府高官、刑事…数々の人物が織りなす衝撃のドラマの結末とは!?驚愕のノンフィクション・ミステリー。【「BOOK」データベースの商品解説】

2002年10月、イスラエル。イエスの弟、ヤコブの骨箱が「発見」された。世界中を興奮の渦に巻き込んだ聖遺物。大富豪、政府高官、刑事など、様々な人物が織りなす衝撃のドラマの結末とは。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ニナ・バーリー

略歴
〈ニナ・バーリー〉中東訪問の経験も豊富なジャーナリスト。『ピープル』誌記者。コロンビア大学大学院でジャーナリズムの非常勤教授も務める。

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みんなのレビュー6件

みんなの評価4.3

評価内訳

  • 星 5 (3件)
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  • 星 1 (0件)

紙の本

今を生きる人間が、過去を思い未来を憂うということ

2009/11/09 15:22

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:空蝉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

日本人は宗教心が薄いと言われるが、それは民族として、国家として、この国がいかに平和的な意味で好条件がそろっているかということと同じ要因を持つと思う。
無論日本にも数々の宗教的弾圧や痛ましいほどの殉教者がいたことは歴史の教科書を読めば解ることだが、少なくとも他国と戦争を起すほどの宗教戦争を、日本という国は経験していない。
だから、おそらくこのような作品は日本では生まれ得ない。

異民族と異宗教が隣接するこの地で起きたたった一人の手による遺跡物偽造事件の発端から終結まで、事細かな記録の経過を縦軸に、携わった人々とその繋がりを横軸に、他宗教に多民族という目まぐるしい舞台の上で繰り広げられた「世紀の詐欺事件」がドラマティックなまでに描かれる。
そして読者はまるで小説でも読んでいるかのような劇的な展開に驚嘆し、物語の結末とその発端(犯人)が誰であるかということに推理をめぐらし、何よりこの事件が人間である以上誰にも繋がっているという一つの真理に感心するに違いない。

それにしてもこれほどの大事件、日本では考えられない規模である。
国境、職業、民族、宗教をも超えて様々な立場の人間がこの事件に翻弄されていく。
聖遺物コレクターで大富豪のムサイエフ。フランスの考古学者ルメール、イスラエル古美術品ディーラーとして最大手のドイチェ。IAAそして刑事として聖地の盗掘防止に奔走するガノール、『聖書考古学レヴュー』の編集者シャンクス。
そして、この物語の中心となる類まれな聖遺物を所有するイスラエルの聖遺物コレクター、オデット・ゴラン。

様々な職種の人間を巻き込み世界中を震撼させた事件であるが、その展開は単純だ。
キリスト教とイスラム教とユダヤ教という同じイスラエルの地で覇権を争ってきた民族闘争に勝利者を決定付けるような証拠品(遺跡)が立て続けに世界に発表された。作り出された贋物は「ヤコブ。ヨセフの息子、イエスの兄弟」と銘文が刻まれた「ヤコブの骨箱」。たったこれだけの銘文の真贋が、イエス・キリストの人間性と実存性とを証明する重要な証拠となる。
そしてこの骨箱が贋物であるとされたため芋蔓式にその偽造が発覚したのが、イスラエルが元来どの民族の地であったかを決定付ける唯一の証拠とされてきた遺跡物「ヨアシュ碑文」である。そしてそれは一人のコレクターによる偽造品であり、彼に巻き込まれた専門家はもちろん、メディアを通じて世界中に影響をもたらした「世紀の詐欺事件」として記憶に残ることになった。
これだけのことである。

が、著者はこの偉大なる聖遺物の真贋やその事件性について語るためにこれを著したわけではない。というのも、どの章でも(誰の立場、視点で描かれた事件であろうとも) 著者は彼ら関係者各々がどのような面持ちでこの事件に関わり、何を感じ、何を求めていたのかを丁寧にいっそ情緒的なほどに描いているからだ。

「人はみんな誰であれ、自分たちの過去に対して関心をもっているはずだ。あの骨箱とは、すべての人がつながっているのだよ」
「信仰とは、それほど外部的なものなのか?いや、もっと内面的なものなのではないだろうか?」
「彼は自らを、イスラエルの歴史に今まさに登場している人物であり、歴史を救うだけでなく、歴史の一部にもなれると考えている。そのうえ歴史上の人物はもちろんのこと、自分が棄集した遺物の、そもそもの製作者とも個人的な絆を感じるというのだ。」

私たちは何故遺跡を発掘するのか?何故これほどまでに過去の遺物に興味をそそられるのか?
それは国や民族、信仰心的なもののためでもなく、金や名声のためだけでもなく、著者の言うようにもっと個人的で本能的で、根本的な欲求からきているのだ。
不安定な未来、いずれ終わるはかない己の人生に比べ、遺跡という名の「過去」は永遠性に充ちた揺るぐことのない「確かなもの」だ。少なくともそう信じている。だから「人間としてのはかない命が終わるまえに、なんとか個人的につながりたい」と願う。著者の言うとおり、もしかしたらオデット・ゴランはそうした極めて個人的な願望で自己満足のための寄る辺を製作しただけなのかもしれない。

今、「歴史的」に信じられている真なるものを、改めて「物質的」にその真贋を問うことは、果たして意味のあることなのだろうか?
それは私という「日本人」である人間が、生物学的に「日本民族」でありひいては「人類」であるかどうか、という真贋を問うことと同じで、それが証明されたところで私にどれほどの変化があろうか?
歴史を紐解くことが重要なように、物質的な真贋を見極めることも無論重要なことであるし、今後もそうした調査は続いていくのだろう。本書の「偽造」は一つのケースに過ぎない。

人間は常に過去を糧にし、今この時に対峙し、未来を築かなくてはならない。
歴史という過去、今という現実的かつ物質的世界。宗教と科学。人間と人類。
いずれは過去になり歴史という物語(HISTORY)になる後者らと向き合い続けている今現在を生きる私たちだからこそ、本当の意味での真贋を自分自身に問いかけなければならない。物質的ではなく、人間として、歴史を築くものとして。

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紙の本

異国情緒あふれる犯罪物語

2016/03/04 11:59

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:山好きお坊さん - この投稿者のレビュー一覧を見る

テーマーは、最高級の聖遺物となろうイエス時代の遺物で、物理的に時代確定できる石棺にイエスの弟云々と刻銘された遺物が発見されたものであった。学問の世界と俗世界を大いに騒がせた事件を追ったもので、確かに推理小説のような読みやすさであった。かって、日本の考古学でも「ゴット・ハンド」と謳われた民間学者の贋物事件が一大スクープされたことがある。信仰は盲目にすることを改めて感じた。

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紙の本

何が世紀の大事件かというと、聖遺物などが大規模に捏造されていたということ

2009/11/23 12:09

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る

何が世紀の大事件かというと、聖遺物などが大規模に捏造されていたということ。

しかも、これが政治、宗教、お金、名誉に絡んで複雑な状況になっているといるのです。

政治とは、イスラエルとアラブの関係。

宗教とは、ユダヤ教、キリスト教とイスラム教の関係。

お金とは、古美術品が途方もない金額で取引されているという事実。

名誉とは、学界における地位などが、発見や分析にかかわった学者が獲得できるという事実。

本書ではいくつかの聖遺物が出てきますが、主役は「ヤコブの骨箱」。この行方と真贋を追って物語は進んでいきます。

結論的には未解決の部分か多いものの、限りなく黒に近い印象です。複数の関係者が、それぞれの立場からこの事件にかかわっている様子は、まさに事実は小説より奇なりといったところでしょうか。

科学の進歩とともに、真贋を判定する方法も進歩してきています。それに対して偽物を本物にするための技術も進歩してきています。本書で紹介されている手法は、本当に古い美術品に、ある歴史上の問題を解決するような「銘」を刻むことで価値が跳ね上がる手法が紹介されています。

技術が進歩している様子と、昔から変わらない人間の様々な欲が対比的に描かれているのは、考えらせられました。

龍.

http://ameblo.jp/12484/







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2009/12/19 09:04

投稿元:ブクログ

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2011/10/10 16:00

投稿元:ブクログ

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2012/02/20 15:01

投稿元:ブクログ

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