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紙の本
とある飛空士への恋歌 2 (ガガガ文庫)
著者 犬村 小六 (著)
—なんて自由なんだろう。クレアの胸は喜びに満ちあふれていた。青空の下、ひとりで自転車をこぎ、カドケス高等学校飛空科の入学式へ向かう。たったそれだけのことがたまらなくうれし...
とある飛空士への恋歌 2 (ガガガ文庫)
とある飛空士への恋歌2(イラスト簡略版)
とある飛空士への恋歌2
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:3,395円(30pt)
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商品説明
—なんて自由なんだろう。クレアの胸は喜びに満ちあふれていた。青空の下、ひとりで自転車をこぎ、カドケス高等学校飛空科の入学式へ向かう。たったそれだけのことがたまらなくうれしい。そして今日は「彼」に逢える…。空の果てを目指し旅立った空飛ぶ島イスラで、カルエルたちの新生活がはじまった。各国から選抜された個性的なクラスメイトたちと、彼らとの和気藹々な寮生活。そして飛空訓練。意を決し、クレアにペアを申し出たカルエルだったが—。希望と不安の狭間でゆれるふたつの鼓動。回り出す運命の歯車。待望の続刊。【「BOOK」データベースの商品解説】
どうすれば「普通」に振る舞えるのか--。
桜の花びらの舞い散る中、カドケス高等学校飛空科の入学式をむかえたカルエル。その瞳はクレアを捜すが――。皇子と呼ばれた少年と魔女と呼ばれた少女。回り出す運命の歯車。学生寮での生活もスタート! 待望の続刊。【商品解説】
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紙の本
意外なほどのほのぼのスローペース
2009/07/21 19:32
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み終えて思ったのが「へぇ、このペースで進むのか」ということ。始まったばかりの学園生活だけで本巻は終えている。もう少しさくさく進んでコンパクトにいくと思っていたので少し意外。クレアの哀しい過去話がありながらも、まさに青春真っ只中!という甘酸っぱい物語が読めて良かった。寮生活での仲間とのふれあい、飛空訓練での失敗といった生活感たっぷりの中にカルエルとクレアの淡い淡い恋模様の始まりが綴られていく。年齢相応の純情振りのためかちっとも進展しなさそうな印象もあるが、意識し過ぎて会話が弾まないクレア、気ごころが知れて言いたいことを言い合えるアリエル、どっちが理想の相手なのかな、なんてことも考えてしまう、微笑ましくて初々しい関係ができそうである。そして、今回も登場した『ゴムボートで一夜を共に』イベント(?)で身上を呑気に話すカルエルの姿に学園の噂が加味されてクレア(ニナ)の心情は揺れ動くばかりである。比べてカルエルの(良い意味での)能天気なヘタレ具合がなんだか憎めない雰囲気を醸していて、本巻に漂うほのぼのとした空気にマッチしている。親や義姉達から教わったことを忠実に守ろうとする姿勢も好ましい。アリエルの心情とその裏返しな態度も微笑ましく、これをクラスメイトからカルエルに知らせる演出もグッド。バンデラス先生やシズカ寮長といった面白い新キャラに加えて、謎の人物イグナシオ、いじめっ子少年ファウストなど、今後の鍵を握りそうなキャラもいて、カルエルを取り巻く世界が広がっている。そんなまったりとした進行の最後の最後に出てきた未知の国(読み手にとっては『追憶』の舞台となったあの国)の登場がドキドキワクワク感を増大させ、次巻を非常に楽しみなものにさせている。恋もバトルも本題はこれから、といったところだろうか。
紙の本
寮生活物語、夕食編
2009/07/18 20:00
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
前回はカール・ラ・イール側からの革命だったので、今回はクレア・クルス側から見た革命の話が少し。あとは、アリーメンとか食べ物の話がほとんどだった気がしなくもない。少しは空も飛んでいたけれど、大概は地上で楽しそうにしていた。ラストで緊迫した状況になったので、次は空戦が繰り広げられることでしょう。
素直じゃない義兄妹、一目ぼれの美少女=仇敵、敵との遭遇、という感じで、展開が予想しやすい物語なので、ハッとするような伏線を好むタイプではなく、読んで素直にヤキモキしたりハラハラしたりできる人におススメ。