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商品説明
俳優・堺雅人が自ら綴った、本音や日常のあれこれ、仕事のあいまにボンヤリかんがえたこと。撮りたて写真や執筆秘話も満載。『月刊TVnavi』連載に加筆し単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
堺 雅人
- 略歴
- 〈堺雅人〉1973年生まれ。宮崎県出身。早稲田大学在学中から劇団「東京オレンジ」で俳優活動を開始。舞台、映画等で活躍。主な出演作にドラマ「篤姫」、映画「ジェネラル・ル−ジュの凱旋」など。
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紙の本
文・堺雅人
2009/09/11 05:01
20人中、18人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マタタビ - この投稿者のレビュー一覧を見る
五年に渡り「月刊TVnavi」に連載された随筆が一冊の本になった。
主観的に「こう思った、こうだった、こんなことがあった」と書かれたはずの文章が、読後は何だか客観的な印象になったのは何故だろう。
読み終わると「決定的なこと」を書いてはくれないことに気付く。のらりくらりと、いい様にかわされているような、そんな感じがする。
「春」では映画の台詞を引用してこちらをドキリとさせたり、「霊」では幽霊を見たことがある人を羨ましがってみせたりする。
大変な読書家であるという著者のこの本は、何故か使って当たり前の漢字を使わず、平仮名を多用していて、スラスラと読み進む、というわけには行かない。躓きつつ読み、何度も読み返す羽目になった。
この本は、俳優として、芸能人として、職業人として、だけではなく、多分に「人として」書かれていると思う。
写真はそう多くなく、文章として読み応えがあり、著者のファンでなくても楽しめる一冊です。