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- カテゴリ:中学生 高校生 一般
- 発売日:2009/08/10
- 出版社: アスキー・メディアワークス
- レーベル: 電撃文庫
- サイズ:15cm/273p
- 利用対象:中学生 高校生 一般
- ISBN:978-4-04-867941-1
読割 50
紙の本
アカイロ/ロマンス 5 枯れて舞え、小夜の椿 (電撃文庫)
著者 藤原 祐 (著)
一族殺しの宝刀“つうれん”は奪われ、親友の歩摘も敵となった。叛乱の夜に見た記憶も足許を揺らがせる—そんな枯葉を励まそうと、景介は奮闘する。幼い頃の記憶、雪の日に出会った初...
アカイロ/ロマンス 5 枯れて舞え、小夜の椿 (電撃文庫)
アカイロ/ロマンス5 枯れて舞え、小夜の椿
05/23まで通常649円
税込 195 円 1ptこのセットに含まれる商品
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商品説明
一族殺しの宝刀“つうれん”は奪われ、親友の歩摘も敵となった。叛乱の夜に見た記憶も足許を揺らがせる—そんな枯葉を励まそうと、景介は奮闘する。幼い頃の記憶、雪の日に出会った初恋の少女に想いを馳せながら。一方、自分が人間であることを敵味方すべてに欺いたまま、秋津依紗子は画策を巡らせていた。すべては愛しい人である、霧沢景介を手に入れるために。すべての謎が明かされる時は来た。叛乱の真実、霧沢雅の行方、供子の目的、依紗子の笑み…月明かりの下に曝け出された運命は、恋と死を交錯させながら景介に残酷な牙を剥き—。シリーズ最高潮、戦慄の第五幕。【「BOOK」データベースの商品解説】
自分が人間であることを敵味方すべてに欺いたまま、秋津依紗子は画策を巡らせていた。すべては愛しい人──霧沢景介を手に入れるため。 そんな依紗子の目的を知ってか知らずか、供子は彼女に告げる。「世界を歪めているのは、愛だ」と。 叛乱の夜の記憶を思い出してしまった枯葉を励まそうと奮闘する景介だったが、そんな彼らに依紗子と供子が忍び寄る。叛乱の真実、霧沢雅の行方。すべての真実が明かされた時、運命は残酷な牙を剥き──。 恋慕と鮮血の紡ぐ幻想物語、戦慄の第五幕。【商品解説】
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紙の本
あいまいな記憶、信じていたもの
2009/08/09 11:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
人間の精神は、おそらく、心の拠り所とする支柱がなくなれば、壊れてしまう。だから、その支柱を補強する様に自分の行動を正当化する論理を見つけ出す。そうやって生きていけば、柱はどんどん太くなって衝撃には強くなるはず、なのだけど、柱だと思っていたものが実は柱ではなかった、と気づいてしまった時には、これまでそれに寄り掛っていた力に比例するように、一気に崩れてしまう。まあだから、柱は何本かに分散させておいた方が良い。
枯葉の柱は明確だったはずなのだけれど、それはまるで幻想の様に一気に消え失せてしまった。そして、もともと部外者だったはずの景介にしても、本当は当初から脚本に織り込まれていた存在だったと知り、混乱する。そしてその混乱は、取り返しのつかない結果を招いてしまう。
ラストに向けての急展開。壊れずに無事収束できるのだろうか。