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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2009.7
  • 出版社: 青灯社
  • サイズ:19cm/223p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-86228-033-6

紙の本

変わる日本語その感性 (特別講義)

著者 町田 健 (著)

「問題な日本語」と言われる言い方を取り上げて、そのどこが問題なのかを説明し、それでもあえて使われるようになったのは何故なのかを、日本語の性質や使う人々の「感性」を手がかり...

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変わる日本語その感性 (特別講義)

税込 1,760 16pt

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商品説明

「問題な日本語」と言われる言い方を取り上げて、そのどこが問題なのかを説明し、それでもあえて使われるようになったのは何故なのかを、日本語の性質や使う人々の「感性」を手がかりに、日本語の本質を読み解いていく。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

町田 健

略歴
〈町田健〉1957年福岡県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得。名古屋大学教授。専門は言語学。著書に「ソシュール入門」ほか。

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みんなのレビュー3件

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評価内訳

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紙の本

分析することにより、ときとして、間違いを追認することになりはしないか

2009/09/29 20:34

4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:7ひきのこぶた - この投稿者のレビュー一覧を見る

 フジテレビ系で1年ほど前まで放送していた「タモリのジャポニカロゴス」という番組があった。著者はその番組で準レギュラーの“客員教授”として、たびたび出題と解説をしていた。著者の場合は他のほとんどの“客員教授”とは違って、実際にも国立名古屋大学の教授、専攻は「言語学」である。

 タイトルを見てもわかるが、決して著者は「間違った日本語の使い方」を、否定しているのではない。「どうしてそんな使い方に変わったのか」というのを、分析しているだけである。私としては、そんなに若者に“迎合”することはないんじゃないか、間違った使い方なら、もっと声高に主張してもいいじゃあないか、と思うのだが、あくまでも分析優先である。
 「《お飲み物はよろしかったでしょうか》レストランやファーストフード店で、食事を注文した後に店員が客に向けて発する言葉として最近では普通になったのが、「お飲み物はよろしかったでしょうか」です。飲み物はまだ注文してないのですから、「よろしかった」という過去形ではなく、「よろしい」という過去形ではない形にするべきだというのが、まずこの表現に対してつけたくなる文句です」。我々のような、言語学を本格的に研究して(習って)いない凡人だと、単に「過去ではないのに、過去形が使われているのがおかしい」と、それだけ文句をつけて終わりにするが、著者は違う。
 目立たないが、「よろしかった」の後に「でしょう」が続いているところも、変だという。つまり「大きい・です」や「悲しい・です」など、「形容詞+です」の使い方は正用法ではない。わかりやすいように「です」を非丁寧語の「だ」と置き換えて「大きいだ」「悲しいだ」にすれば、間違った使用法だというのがわかるだろう。それは「です」の推量形「でしょう」も同じこと。間違いの感じがする。
 ところが、これでは終わらない。著者はマッチポンプのごとく、自分の提起した誤りらしきを弁護する。つまり、この場合の「でしょう」は推量形として使ったのではなく、「だろう」の丁寧語として使われているとみることもできるという。つまり、「行くだろう」を丁寧にいうと「行くでしょう」、語感でいくらか違和感があるというものの、丁寧な言い方とみなせば、「よろしいでしょう」は許せる範囲だということだ。
 では“本題”の「よろしかったでしょうか」を過去形にするのはいかがだろう。著者はちゃんと“言い訳”を考えてある。未来の出来事と仮定の出来事は、過去形になることがあるということだ。「もし鳥だったら、空を飛べるのに」や「もっと勉強したほうがいい」は通常の使い方。だから、まだ注文が完了していなくとも、未来の出来事として使用可だし、現在形で「よろしいでしょうか」だと、かえって押しつけがましくなりそうだ。だから若い店員の間で、「よろしかったでしょうか」が無意識に使われるようになり、多くの店で伝播していったのだろうと、著者は分析している。

 1 この若者言葉は〈問題な〉のか
 2 ちょっと気になる日本語
 3 なにげなく使われている日本語点検

 それにしても、本筋には関係ないが、ここで「ファーストフード」と表記してあるのは、そちらが正しいという著者の言語学者としての主張なのだろうか。それとも、“発音”する人が多いからか。ちなみにNHK、日本民間放送連盟(民放連)、日本新聞協会など、マスコミ関連団体はすべて「ファストフード」に表記統一されているのだが…。

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2010/11/12 13:47

投稿元:ブクログ

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2023/06/09 05:37

投稿元:ブクログ

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