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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2009.7
  • 出版社: 中央公論新社
  • サイズ:20cm/271p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-12-004045-0

紙の本

動機、そして沈黙

著者 西澤 保彦 (著)

絶対、「あとがき」から読まないで下さい!西澤的、殺意のスイッチ。エロティシズム、フェティシズム、ロジック—ミステリ界の奇才の「すべて」を凝縮した作品集。特別書き下ろし中篇...

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動機、そして沈黙

税込 1,870 17pt

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商品説明

絶対、「あとがき」から読まないで下さい!西澤的、殺意のスイッチ。エロティシズム、フェティシズム、ロジック—ミステリ界の奇才の「すべて」を凝縮した作品集。特別書き下ろし中篇「動機、そして沈黙」収録。【「BOOK」データベースの商品解説】

エロティシズム、フェティシズム、ロジック…。ミステリ界の奇才の「すべて」を凝縮した作品5編と、書き下ろしの表題作を収録。“西澤保彦的な灰汁”が滲み出る、ノンシリーズ短編集。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

ぼくが彼女にしたこと 5−49
迷い込んだ死神 51−82
未開封 83−115

著者紹介

西澤 保彦

略歴
〈西澤保彦〉1960年高知県生まれ。米エカード大学創作法専修卒業。高知大助手などを経て、執筆活動に入る。95年本格ミステリ作品「解体諸因」でデビュー。他の著書に「夢は枯れ野をかけめぐる」など。

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みんなの評価3.3

評価内訳

紙の本

普通なら面白くないはずの予定調和的な展開が決してそうならない、むしろ楽しめる、西澤が歩んできた道が決して間違いではないことがよくわかる、そんな表題作が素敵です

2010/02/10 20:30

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

最近、西澤保彦の小説を読みながら、ようやく普通の名前の人間を登場させることに抵抗がなくなったんだ、よかった、よかった、と一人喜んでいたんです。だって、昔の西澤の本に出てくる人といえば、羽迫由紀子、御子神衛、神麻嗣子、神余響子、能解匡緒、遅塚聡子、保科匡緒、有銘継哉、司辻、田南裕司、冠城久仁子、浮里千鶴子、宇出津智、永広影二、伊井谷秀子、鯨伏美嘉、鳩里観月、車前、使主、倍井、御土田、十和人、阿字戒などなど。おもに2000年代の初頭までの作品には、その傾向が強かったのです。

それに関して私は
               *
で、小説にとっての反則技と言うのが、名前じゃあないか、って私は思う。例えば、ジョンとジョニーとジョーイとジョーロを一文のなかに入れたら、即刻反則負けとかね。何故って、意味も無く混乱させるじゃない。それは似通った名前だけじゃあない、読み方が分らない名前だってそうだ。一つくらいならばいい。許す。でも出てくる名前全てが、ルビを振らなければ読むことが出来ない、となればやっぱりおかしい。そういう反則男が、ミステリ界にいる。西澤保彦、難解名前の悪魔と呼ばれる男だ(でもないか)。
               *
などと苦情をいい、当時の作品の出版社に苦情まで言ってしまいました。編集者からは、そういう指摘があるとは思いもせず、今後は配慮していきたい、という丁寧なお返事まで頂いてしまいました。だってねえ、その名前が出てくるたびに「あれ、これってなんて読むんだっけ?」って思いながら頁をひっくり返して、ルビが振ってある頁を探すわけですよ、私は。

伏線なんかドーデモよくなっちゃって。で、結局、お目当ての頁を見つけられなくて、曖昧に読み飛ばす。それがどれほど興醒めな読書体験か。いっそ、総ルビにしてくれればいいのに。なんて本当に思いましたよ。で、私の願いが西澤に届いたかどうかはともかく、2005年あたりからは、ルビなしでも読める名前の人が作品を飾るようになりました。

でも、この本を読み始めて「あちゃ!」と思いました。読み方が難しい名前が復活してるじゃありませんか、なに、これ? で、初出を見て納得。私が出版社に直接文句を言う前の古い作品が多いんです。それならいいか、それにあんまり簡単な名前ばかり、っていうのも現実的じゃないし、なんて思いました。それが片付いたら、どうもカバーのことが気になり始めました。調べると

装幀 大塚充朗
DTP 石田香織
Image Copyright Frank Boston,2009
Used under license from Shutterstock.com

と書いてあります。はたして、この不気味な装画が必要だったんでしょうか? 同じ黒を基調にしても今までの西澤作品はもっとシンプルで五月蝿くなかった。タイトルからしても、むしろ、黒一色にしてむしろカバーの紙質と色に工夫をこらしたほうが西澤らしかったんじゃあないか、私はそう思います。

各話の初出と簡単な内容紹介をしましょう。

ぼくが彼女にしたこと(アンソロジー『少年の時間』徳間デュアル文庫2001年):僕はその殺人事件の犯人を知っている。それは自分の父親。何故って、被害者に父親を殺すように頼んだのが僕だから。その理由は・・・

迷い込んだ死神(「メフィスト」小説現代1995年4月増刊号):息子はクレジットカード詐欺、妻は詐欺商法、娘は家出、それもすべて厳格な自分の性格のせい? 会社でも同情されなくなった男が雪の降る山中で見つけた家で出会ったのは・・・

未開封(アンソロジー『憑き者』アスペクトノベルス2000年):同じ名前の人間が殺される。現場に残されるのは返り血を防ぐためのレインコート。そして新たな被害者が。そして警察が被害者の家で見つけたのは・・・

死に損(「小説NON」2004年8月号):結婚した友人の披露宴に駆け付けた女性が殺された。駅でタクシー乗車のことでもめていた姿が確認された女性は、近くで別のタクシーに乗車したというのだが・・・

九のつく歳(異形コレクション『幻想探偵』光文社文庫2009年):60歳を間近にして、長い間つきあっていたパートナーと別れる決心をした私だが、お荷物は20年前に買った大型の冷蔵庫。昔は食材であふれていたそれもただのお荷物になって・・・

動機、そして沈黙(書き下ろし):連れ添いの死を境に、自堕落な暮らしをし始め、迷惑ばかりかけていた母がようやく亡くなった。葬儀を終えて一息ついていた妻に夫が持ち出したのは、もうじき時効を迎える連続殺人事件のこと。妻は色々な推理を披露し・・・

あとがき:各話について西澤の解説がつきます

やはり、書き下しの「動機、そして沈黙」が一番かな、って思います。予感とおりの展開になってしまうことを欠点とみるかどうかで評価は変わるかもしれませんが、私としてはそれよりも構成がしっかりしていて、きちんとまとまっている点が好きです。「九のつく歳」でも同じように何となく展開が読めてしまい、それが印象を弱くしているのとは大きく違います。

やはりワンアイデアで持たせる話には限界があって、それなりの分量になれば自然と話が膨らまざるをえない。それが「動機、そして沈黙」では理想的な展開をした、といえそうです。1995年に『解体諸因』でデビューということですから、15年近くミステリを書きつづけていますが、相変わらず新機軸に挑戦してはそれなりの成果をあげている点でもご立派、と言っておきます。

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2009/08/16 09:13

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