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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2009.7
  • 出版社: 光文社
  • サイズ:20cm/373p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-334-92671-7

紙の本

身の上話

著者 佐藤 正午 (著)

この主人公の流され方に、自分は違うと言い切れますか。人間・人生の不可思議をとことん突きつめる、著者の新たな代表作の誕生。【「BOOK」データベースの商品解説】人生にも必ず...

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身の上話

税込 1,760 16pt

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商品説明

この主人公の流され方に、自分は違うと言い切れますか。人間・人生の不可思議をとことん突きつめる、著者の新たな代表作の誕生。【「BOOK」データベースの商品解説】

人生にも必ず岐路はあるのか、ところどころで、判断・選択はできるのか。それとも、人との出会いが人生を決めるのか−。地方都市の書店に勤務するミチルは平凡な女性だったが、徐々に非凡な人生の荒波に呑み込まれていき…。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

佐藤 正午

略歴
〈佐藤正午〉1955年佐世保市生まれ。83年「永遠の1/2」ですばる文学賞を受賞。ほかの著書に「アンダーリポート」「小説の読み書き」など。

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みんなのレビュー144件

みんなの評価3.6

評価内訳

紙の本

どこかで人は踏ん張ることを学ぶべきである。それが生きるということの要諦である。

2009/09/11 22:19

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yukkiebeer - この投稿者のレビュー一覧を見る

 古川ミチルは地方都市の書店で働く20代の女。月に一度東京から出張してくる既婚者の豊増と不倫関係にある。ある時同僚に宝くじを買ってくるように頼まれたミチルは、くじを買った後、帰京する豊増と一緒に飛行機に乗ってしまう。その瞬間から、彼女の人生は思わぬ方向へと転換していく…。

 佐藤正午の最新作、というだけで迷わず手にしましたが、すこぶるつきの面白さです。
 かつて同じ著者の『ジャンプ』を手にした時に味わったと同様の興奮を覚えて、頁を繰る手を休めることができませんでした。

 まず何といってもミチルを妻と呼ぶこの物語の一人称の語り手が一体何者なのか、その謎に引っ張られて先を急ぐ気持ちを抑えられません。物語の途上にミチルが何らかの形で正式な婚姻関係を結ぶ相手が現れる様子もなかなか見えてこないため、この「語り手」が何らかの「騙(かた)り手」ではないのかという疑念を振り払うことができません。そのもどかしさが私をとらえて離さないのです。

 また、思わぬ形で転がり落ちていくミチルの人生が、決して荒唐無稽とは言い切れない奇妙な現実味を帯びていて、読み手であるこの私の隣の家でもひょっとしたらこうしたまがまがしい出来事が密やかに進んでいるかもしれないという、底冷えする気持ちにとらわれて仕方がないのです。

 そしてなんといってもエンディングの見事なこと。語り手が心に思い描くミチルの将来の姿のなんと美しいことか。
 物語のたどりつく先をあらかじめ見定めることなく、その途上をたゆたうことのみを読者に求める小説が時にある中で、この物語の終幕は、確固たるメッセージを内に含んで読者の前に差し出されるのです。

 最後の頁を閉じた時、至福の読書を味わえたと心の底から思うことができました。
 なんともお見事な一冊です。

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紙の本

2億円当選!もれなく死体も付いてくる!!

2010/06/09 10:39

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オクー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 まずは宝くじの話からしよう。大切なポイントだから。主人公のミチ
ルは上司や同僚から頼まれ昼休みに宝くじを買いに行く。

 ちょっと細かい話。立石さんと沢田主任からはそれぞれ5千円ずつ預
かり、同僚の初山さんからは3千円預かった。合計1万3千円。宝くじ
は1枚300円。単純に計算すると1万3千円で300の宝くじは43枚買え
る。残りは100円。

[まとめて買った場合]
5000円+5000円+3000円=13000円
13000÷300=43枚あまり100円

 しかし、1人ずつから金を預かったのだから、立石さんと沢田主任に
は各16枚でおつりは各200円、初山さんには10枚でおつりはなし。全部
で42枚、おつりは400円というのが本当は正しい。

[1人ずつ対応]
2人 5000÷300=16枚あまり200円(2人で32枚あまり400円) 
1人 3000÷300=10枚あまりなし

 ミチルは急いでいたのでまとめて43枚買った。お金分ということだ。
なぜ急いでいたかというと好きな男をバスターミナルまで見送りたかっ
たからだ。そして彼女は、何を思ったか男について空港へ、さらに、飛
行機に乗って彼が住む東京まで一緒に行ってしまう。

 さて、宝くじだ。1枚差が出た。その1枚がもし2億円当たっていた
らあなたならどうする?みんなの分はちゃんと買ってる。ね?そういう
話だ。いや、そういう話ではまったくないのだが…。死体ももれなく付
いてくるし。でも、やはり宝くじはポイント。う〜む、佐藤正午、やる
な、スゴいな、好きだな。

ブログ「声が聞こえたら、きっと探しに行くから」より

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2009/08/12 01:41

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2009/09/09 17:21

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2009/12/17 00:08

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