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- カテゴリ:小学生
- 発行年月:2009.7
- 出版社: 偕成社
- サイズ:28cm/64p
- 利用対象:小学生
- ISBN:978-4-03-437690-4
紙の本
チリメンモンスターをさがせ!
著者 きしわだ自然資料館 (監修),きしわだ自然友の会 (監修),日下部 敬之 (監修)
チリメンジャコの中に混じっている生き物「チリメンモンスター(チリモン)」を楽しく探しながら、海の環境や生物の多様性、食べ物の大切さを学べます。チリモンの種類・大きさ・レア...
チリメンモンスターをさがせ!
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商品説明
チリメンジャコの中に混じっている生き物「チリメンモンスター(チリモン)」を楽しく探しながら、海の環境や生物の多様性、食べ物の大切さを学べます。チリモンの種類・大きさ・レア度などがわかるカード図鑑も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- チリモンって、なんだ?
- チリモンの正体
- 海にくらす生き物たち
- ステージ1 基本編 チリモンの数は少なめだ!まずは目をならそう!
- レベル1
- レベル2
- レベル3
- レベル4
- ステージ1 こたえのページ
- チリモンと海のヒミツ1
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著者/著名人のレビュー
チリモンは、チリメ...
ジュンク堂
チリモンは、チリメンジャコの中にさまざまな姿や形をして入っています。チリモンの正体は、フグ、チョウチョウウオ、カワハギ、カニダマシ、イカ、タツノオトシゴ、タコなどなど。チリモンを観察してみませんか。
紙の本
観察することの楽しさ、面白さから「その先」を考えることまで、「遊び心」と「大事なことへの一押し」が一杯。
2010/12/19 11:47
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
以前「煮干しの解剖」が紹介されたあたりから、この類の本が気になっていました。さきごろ本書の書評が載ったのを機会に読んでみたのですが、たしかに楽しい。小さいチリメンジャコの集団から「いろんな生き物」を見つけ出すというアイデアが秀逸ですね。
中表紙に並ぶチリモンの数々。しかしこんなのがほんとに入っているのでしょうか。その疑問もちゃんと解説してあります。「昔のようにいろいろ混じっていると買ってもらえない」ので、今は「教材用」にチリモンがまだ残っている部分で作成した「チリメンジャコ」があるというのはなにか悲しい。チリメンジャコは「縮緬雑魚」。ほんとは雑多に混じっていたものだった、と思い出しました。
「さがして学ぶ」シリーズとして「この頁の中に何匹いる?」という「お遊び」も何ページかあります。それも楽しいですが、この本はやっぱり「自分で探してみよう!」の手引きでしょう。観察の仕方やまとめ方、注意まで丁寧で楽しく、やってみたくなる。特に、チリモンは子供の生き物が多いので「親の姿」を探させたり、並べてカードにしたりしているところはなかなか良くできていると思います。
チリメンジャコを通して「海の生き物=生態」へ、「食べ物=生き物」へと、いろいろなことを考えるきっかけが入っている。しかし、なんといっても関係者が自分も楽しみながらやっているところがいいです。子供を対象にしているけれど、結構親(大人)も一緒にはまってしまう。そういうよさがとても伝わってきます。
チリメンジャコを食べたことのない人も増えているかもししれません。最近の市販食用チリメンジャコにはモンスターの混入は確かに少ないですが、それでも一度食べてみて、ついでにじっくり見て欲しいものです。モンスターはいなくても「食べ物は生き物」であることが良くわかるのではないでしょうか。(このあたりは「煮干しの解剖」と共通しますね。)変なものが一つでも見つかれば「本当はいろいろ混じっている」こともかんじられると思います。
本書を読んで、もう少し周辺の話を読んでみたい、という向きには「チリモン博物誌」も面白いでしょう。こちらは「チリモン誕生秘話」や資料などが載っています。
紙の本
―大人も夢中のチリモン探し。もう一つの主題は地球そのもの―
2010/11/18 20:51
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:レム - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルにある『チリモン』には、なんとなく関西弁のような響きもあるが、チリメンジャコの混入者に対する造語『チリメンモンスター』の略だ。 ご存知のように、チリメンジャコはスーパーマーケットなどでごくごく普通に販売されているカタクチイワシなどの稚魚だ。 魚自体はシラスと呼ばれ、この名称の方がわかりやすいという方もいるかもしれない。 その中に、小エビやイカの幼生や、時として思わぬ生物が混入していることにお気づきの方は多いだろう。 確かに、チリモン達を拡大して見るとモンスターらしいりっぱな面構えも多い。 チリモン探しには大人も夢中になるようだが、何を隠そう、この私も浮遊性の貝(ウキヅノガイとカメガイ科の貝)を見つけ、商品ラベルとともに標本にしている。
チリモンには、魚類だけではなく、軟体動物や棘皮動物も含まれる。 本書は、ヒトデやマツカサウオ、はたまたコバンザメの稚魚や小型のウニなど、珍しくもあり意外でもあるチリモンが非常に数多く紹介されている。 カードゲームを意識したようなデザインやキャラクター分類の表現については、好みの問題はあるかもしれない。 だがそれは別としても、本書は、誰でもスーパーマーケットで容易に購入できる商品から実際の海洋生物の世界を覗き見ることができることを広く紹介したりっぱな図鑑である。 監修者であるきしわだ自然資料館ときしわだ自然友の会は、共同でチリモンを広く紹介するサイトも開設している。http://k-tomo.web.infoseek.co.jp/chirimon/chirimon_swf.htm また、生物の希少さの度合いを数量化して示している点も面白い。 このような希少性の数値表現は、海外の図書では普通に見られていたが、最近は国内の図鑑やガイドブック等でも見られるようになってきた。
さて、この図書の主題は、このような珍しいチリモンの世界の紹介にとどまらない。 それは、チリモンが存在する背景にある海洋生物相の厚さと生態系のあり方を問いかけることにある。 本書は、小さなチリモンを糸口にして、これを維持している地球そのものという壮大な対象へと関心を誘う一冊となっている。
紙の本
チリモン
2017/11/05 21:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
チリメンモンスターさがし、やってみるとなかなか楽しい。
こどもも楽しそうにやっていた。
この本も楽しく読んでいてよかった。