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ターシャの輝ける庭
2008年に92歳で永眠したターシャ・テューダー。その生き方の集大成であり、四季それぞれの輝きと色彩にあふれ、見る人に安らぎをもたらしてくれるバーモントの庭の姿を収めた写...
ターシャの輝ける庭
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商品説明
2008年に92歳で永眠したターシャ・テューダー。その生き方の集大成であり、四季それぞれの輝きと色彩にあふれ、見る人に安らぎをもたらしてくれるバーモントの庭の姿を収めた写真集。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
リチャード・W.ブラウン
- 略歴
- 〈リチャード・W.ブラウン〉写真家。ハーバード大学で絵画を学んだ後、教師を経て写真家になる。
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ターシャの遺した広大な庭の四季を、リビングで眺める幸せ。
2012/05/18 02:36
12人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しのはら - この投稿者のレビュー一覧を見る
ガーデナーの憧れ、ターシャ・テューダーは、2008年6月18日92歳で亡くなりました。
ターシャは、いまごろ極楽の蓮池に愛用の樹皮製カヌーを浮かべて、見回っているのかしら?
え?西洋の天国には、蓮池なんかない?
いやいや、蓮、植えちゃうでしょう。ターシャだもの。
池、掘っちゃうでしょう。ターシャだもの。
没後一年を期して出版された本書は、B4版の大きな写真集。(見開きにすると、うちのおんぼろテレビの画面より大きかったデス。ええ、もちろんブラウン管ですが何か?)
それも、見開きB3のスペースに写真1点という、なんとも贅沢なレイアウト。
なので、ページをめくるたび、眼前に、ターシャの愛したバーモントの豊かな四季が、予想外のスケールで広がります。
写真はすべて、ターシャと彼女の庭を数多く撮り続けてきた、リチャード・W・ブラウン氏の手によるもの。
ブラウン氏の写真は、画面全体が、非常に絵画的に計算された色面で構成されており、もはや「写真」ではなく「一幅の絵」と呼びたいくらい。
巻末の経歴で絵画の勉強をされたと知り、なるほど納得。
巻末には、個々の写真の解説(その庭の成り立ちや四季折々の植生など)や、ターシャのご長男であるセス・テューダー氏のエッセイも。
ここで、私、本書の素晴らしい活用法を発見しました。
お気に入りのページを開いた状態で、お部屋の収納棚やリビングボードの上に飾るのです。
すると、まるでそこに大きな窓が開いたかのような視覚効果が!
ウサギ小屋のベランダの向こうに、30万坪の庭が広がっているかのような錯覚が!(T∇T)
この極東の島国の、ウサギ小屋のリビングにいて、ターシャの遺した広大な庭を、季節の花々を、美しい雪景色を眺めるという幸せ・・・。
本書は、それを味わう事のできる一冊なのです。