帯には「3分で読める800字の怪談が108編!」とある。編者である東氏は「カップ麺」と「ウルトラマン」をあげていらしたが、私の脳裏に浮かんだのは「ボクシング」であった。更に、愛読しているボクシング漫画「はじめの一歩」を連想し、こうつぶやいた。『怖いって何だろう?』 ふとしたきっかけでビーケーワン怪談大賞に作品を投稿し、それが本になるという僥倖を得たのは、文章の素人である私にとっては喜びであるとともに戸惑いでもあった。まさに、ボクシングに巡り合ったばかりの一歩くんの気分だ。自分の書いたものが評価されるのは嬉しい、他の人の素晴らしい作品を読むのは楽しい、しかし常に原点とも言うべき問いに立ち返る。…
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