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紙の本
耳刈ネルリと奪われた七人の花婿 (ファミ通文庫)
著者 石川 博品 (著)
平穏が戻り、いつものように農芸隊の活動に勤しむレイチとネルリ(+ワン)。そんなある日、どこからか聴こえてきた楽器の音に誘われて、彼らは舞姫チェリの華麗な踊りを目の当たりに...
耳刈ネルリと奪われた七人の花婿 (ファミ通文庫)
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商品説明
平穏が戻り、いつものように農芸隊の活動に勤しむレイチとネルリ(+ワン)。そんなある日、どこからか聴こえてきた楽器の音に誘われて、彼らは舞姫チェリの華麗な踊りを目の当たりにする。彼女に感心しきりのネルリだったが、なりゆきでチェリと演劇大祭の舞台で勝負すると宣言!しかも今回は文化英雄コーチキンが審査員としてやってくるため注目度アップ!問題児たちの舞台は八高に何をもたらすのか!?大爆笑のネルリアリズムが襲いかかる第2弾。【「BOOK」データベースの商品解説】
ネルリが……舞台化!? (エロい、早すぎる性、とまどい、リアリズム……)妄想のネルリアリズムで贈るえんため受賞作第2弾!【商品解説】
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書店員レビュー
2巻です。 今...
ジュンク堂書店千日前店さん
2巻です。
今巻では、ネルリ達一年十一組が演劇をすることに。
その裏でまた何やら……。
そして主人公レイチは父親と相対することに……という巻。
前巻ではケレン味溢れる一人称妄想地文が躍っていましたが、そのケレン味が少し減っているんです。
かわりに、会話文の中にそういったもののが少し増えていく。
これ、「自分へのごまかし」が減っていき「他者との距離が縮まっていく」ともとれるんですよね。
「文章」で主人公の成長が見えるようになっているんです。
そして何より後半を覆う演劇……というかミュージカルシーン。
作者の語彙、表現力のみならず言葉のリズム感までもが遺憾なく発揮され、物語が徐々に祝祭空間へと変貌していく。
これだけのものを描ける人はなかなかいないのではないでしょうか。
そしてラストシーンでは、レイチがひとつの事実を認め、最終巻へと至るのです。
(卯)