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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2009.5
  • 出版社: 平凡社
  • レーベル: 平凡社新書
  • サイズ:18cm/238p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-582-85465-7
新書

紙の本

ロスジェネはこう生きてきた (平凡社新書)

著者 雨宮 処凛 (著)

派遣切り、メンタルヘルス、自殺など、就職氷河期世代=ロスジェネが注目を集めている。この世代に属する著者が自らの生き方と現代史を重ね合わせ、「生きづらさ」の根源に迫る。【「...

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ロスジェネはこう生きてきた (平凡社新書)

税込 792 7pt

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商品説明

派遣切り、メンタルヘルス、自殺など、就職氷河期世代=ロスジェネが注目を集めている。この世代に属する著者が自らの生き方と現代史を重ね合わせ、「生きづらさ」の根源に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

雨宮 処凛

略歴
〈雨宮処凛〉1975年北海道生まれ。作家。2000年に自伝「生き地獄天国」で作家デビュー。「生きさせろ!」で日本ジャーナリスト会議賞受賞。ほかの著書に「プレカリアート」など。

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みんなのレビュー12件

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評価内訳

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紙の本

世代を越えて読んでもらいたい本

2009/06/27 09:34

15人中、14人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 1955年生まれの私にとっては衝撃的な本だった。
 あるいは、こう云い直してもいい。
 そこそこの会社で正社員として働いてきて、なんとか人生の中盤以降まで安穏と生きてきた者にとっては、深く考えさせられる本だった、と。
 ぜひ私よりも上の団塊の世代にも読んでもらいたい。あなたがたの子供たちは、これほどに傷つき、これほどに悩み、そして今「ロスジェネ」(ロストジェネレーションのこと)の名のもとに必死に生きようとしているのだということを、わかってもらいたい。

 「ロストジェネレーション」(ロスジェネ)について少し書いておく。もともとは「第一次世界大戦後に青年期を迎え、既成の価値感を拒否した作家たち」を指す言葉であったが、近年「バブル経済崩壊後の『失われた10年』に成人し、就職氷河期に世に出た」1970年代生まれの世代のことをいう。本書の著者雨宮処凛は1975年のまさに「ロスジェネ」世代である。
 この本は彼女の生い立ちから現代までの、中学時代のいじめ、「バンギャ」(バンドギャルの略)としての高校時代、リストカット、新右翼団体への参加と脱退、といった「生きづらい日常」を漂流する波乱に富んだ自身の過去をたどりながら、今を、そして明日を見据えている。

 特に衝撃的だったのは、中学時代の「いじめ」の経験だった。雨宮はその内容についてあまり詳しく書いていないが、「自分の中で自分をいじめられっ子と定義してしまうと、自分が崩壊してしまう気がした」(38頁)と記している。そのことの心理的負担が彼女をどんどん追い詰めていく過程がつらい。
 地域で「一番いい高校」にはいった雨宮にもしこの「生きづらさ」がなければ、彼女は「ワーキングプア」とは対極の地平にいたかもしれないと思えるだけに、それほどまでに人間を追い詰める「いじめ」というものの恐ろしさを感じる。

 本書で描かれた世界は「ワーキングプア」に代表される「貧困」な若者たちだ。
 しかし、と思う。
 たとえば、「カツマー」と呼ばれる経済評論家勝間和代を支持するものたちの多くもまた、「ロスジェネ」であるのだ。彼らはひたすら「勝ち続ける」ことをめざしている。
 この二極化は一体なんだろう。彼らが子供の頃に味わった「いじめ」と「被いじめ」の構造と同じではないのか。一方は「いじめれる」ことを怖れるあまり「いじめ」側に立とうとし、もう一方は「いじめられる」心の負担を解消できず落ちていく。その構造そのままが今に続いていないだろうか。

 この国が見誤ったことは「多様化する価値」の創出であり、その評価だと思う。
 ひとつの価値の座標軸(たとえばお金という座標軸)でものごとを理解しようとすると、どうしても二極化あるいは優劣ができてしまう。
 優は時に劣であり、劣もまた時に優である。
 そういう価値観を創出しないかぎり、この問題は解決しないように思う。

 「文章を書きながら、若者の痛みに常に心を寄せ、時にはアジり、実際に運動に参加する、というような生き方」(212頁)をめざす雨宮処凛からしばらく目が離さられない。

 ◆この書評のこぼれ話はblog「ほん☆たす」で。

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紙の本

世代を超えた共感が必要

2009/06/08 04:49

9人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:良泉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ロストジェネレーション=「失われた世代」。バブル崩壊後の「失われた10年」に社会に出た世代。1972年から1982年生まれの約2000万人が該当するそうである。
 もともとどんな内容であろうと、世代論は好きではない。人を十把一絡げにしたような議論はすべきではない。個人を埋没させた人的評価は、大げさではなく人権侵害に近いものがあると思う。
 それでも近頃耳にするロスジェネ論は、一考に値するものと感じさせられる。
 それだけ、この世代は独特である。社会の脆弱な部分を、全く当人たちには責任の無いまま、この世代は押しかぶせられ、新しい意味での多くの社会的弱者を排出した。しかも、このロスジェネ論が出てくるまでは、社会的弱者となってしまったそのことの責任を、すべてあの感じ悪い言葉、「自己責任」として、どうしたことかこんな時に限って個人の責任とされてきた。
 特に贅沢するわけではなく、飽食するわけでもないのに、人が“ごく普通に”さえ生きることのできない社会は異常であろう。しかし、日々のニュースを見聞きする限り、社会はこのロスジェネ世代に対し、あまりに厳しすぎる。
 そのロスジェネ世代の社会への反撃の先頭に立つのが著者である。猛烈な勢いで著作を出しながら、発言を繰り返す著者は、すでにロスジェネ世代の弁明者を越えている。彼女が繰り出す言葉の数々は、我々が望まぬながらも作り作り出してしまったこの現代社会の矛盾を、正直に暴き出す。
 彼女の発する「叫び」を聴く耳を、この社会に生きるどれだけの人が持っているか。それが、この社会を再生させる可能性につながっている。

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2009/06/04 02:25

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2010/03/04 00:41

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2012/01/18 15:49

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2011/05/01 16:26

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2011/05/29 09:51

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2012/07/12 03:12

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2022/12/17 13:43

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