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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2009.5
  • 出版社: 早川書房
  • サイズ:20cm/316p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-15-209029-4

紙の本

全世界のデボラ (想像力の文学)

著者 平山 瑞穂 (著)

浮遊バクテリアが建物を侵蝕し、情報伝達物質により政府が国民統制する都市を舞台に、主人公と女友達の曖昧な一夜を描いた表題作、“野天人”だったという叔父の後妻をめぐる少女の回...

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全世界のデボラ (想像力の文学)

税込 1,980 18pt

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商品説明

浮遊バクテリアが建物を侵蝕し、情報伝達物質により政府が国民統制する都市を舞台に、主人公と女友達の曖昧な一夜を描いた表題作、“野天人”だったという叔父の後妻をめぐる少女の回想「野天の人」、“町”に侵入してくる悪魔と戦う公社職員の挫折と希望「駆除する人々」ほか、期待の幻想小説作家による硬質にしてフェティッシュな7篇を収録。【「BOOK」データベースの商品解説】

政府が国民統制する都市を舞台に、女友達との曖昧な一夜を描いた表題作ほか、叔父の後妻をめぐる少女の回想「野天の人」、侵入してくる悪魔と戦う公社職員の挫折と希望を描く「駆除する人々」など、全7篇を収録。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

野天の人 5−41
十月二十一日の海 43−93
精を放つ樹木 95−143

著者紹介

平山 瑞穂

略歴
〈平山瑞穂〉1968年東京都生まれ。立教大学社会学部卒。「ラス・マンチャス通信」で第16回日本ファンタジーノベル大賞を受賞。その他の著書に「シュガーな俺」「株式会社ハピネス計画」など。

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みんなの評価3.6

評価内訳

紙の本

「想像力の文学」っていう叢書の名前は素敵なんですが、それが単純にSFの新しい売り方であるなら、名前倒れ。でも、ご安心、平山の作品、発表こそSF誌ですが中身はそれを遙かに超えた高みにあり、まさに「想像力の文学」です。

2009/10/07 20:38

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

早川の新シリーズ「想像力の文学」の一冊ですが、出色の出来じゃあないでしょうか。何がって、勿論、装幀のお話。まず、本の基本デザインが素敵です。堅牢さが表立っていませんが、実にしっかりした造本で、しかもカバーがシンプルな白。白水社、あるいは、みすず書房がこの手のデザインの先輩ですが、汚れを嫌ってコーティングした紙を使っているので、どこか安っぽさがあるのに対し、早川のものはなんとマットな紙質。幾分、薄いのが気にはなりますが触った感じは抜群です。

でも、ここまではありがち。最大のポイントは帯でしょう。白地のカバーに幅の広い帯を掛ける、その帯自体が単に字を並べたものではなく、装画のついた、むしろカバーといってもいいようなもの。このアイデアは秀逸です。水戸部功のフォーマットデザイン・装幀の勝利でしょう。無論、高松和樹の装画もいいのですが、こればかりは、同時配本の遠藤徹『ネル』の西村雅信のプロダクト・写真撮影に軍配を上げておきます。

ちなみに、高松和樹は私期待の新人画家です。東京フォーラムのアートフェアで見かけて、その魅力にノックアウト。思わず追っかけになりそうなところを、お財布の中身がブレーキをかけてくれました。彼の作品は、今回使われたような小品ではなく、もっと大きなものに魅力がある、私はそう思っています。

で、平山瑞穂です。一冊くらい読んでいるかと思ったら、今回が初めて。やはり、SFという売り方では私のような人間は動かなかった。ま、読んだかも、と思っていたのは書店で、よく本を見かけているせい。男性作家? それとも女性? なんてことを気にかけながら遠目に眺めていました。ま、美女であれば絶対に写真が載るはずなので、そうではないということはフツーの人かな、なんて思ったりして・・・

早速各話を、初出とともにご紹介。

・「野天の人」(〈SFマガジン〉2005年7月号):綾菜が思い出すのは、小学校時代いつのまにかつきあわなくなった同級生の少女、そして“野天人”だったという叔父の後妻をめぐる噂・・・

・「十月二十一日の海」(〈SFマガジン〉2008年3月号):人妻・塔子と出かける旅行。向かうのは「栗早湖」、別名〈十月二十一日の海〉、決断力や判断力のない僕が道に迷いながらたどり着いたそこは・・・

・「精を放つ樹木」(〈SFマガジン〉2009年4月号):結婚してわずか一年で半身不随となった夫・祐三と、愛のない結婚をした妻・香住。フィットネスクラブで彼女のことを気に入った宇賀神夫人が語る夫婦の秘密・・・

・「均衡点」(〈SFマガジン〉2009年5月臨時増刊号):日本でただひとりヤトゥル語を大学で学ぶ池尻衿子のもとに舞い込んだ仕事、それはヤトゥルという極小の島嶼国家からやってくる二人の人間の日本訪問時のガイド兼通訳・・・

・「棕櫚の名を」(〈SFマガジン〉2007年11月号):20年前に住んでいた町に仕事で舞い戻った誠司が喫茶店で小耳にはさんだ懐かしい名前。それを手がかりに殆ど忘れていた家をたずねてみると・・・

・「駆除する人々」(書き下ろし):“町”に侵入してくる悪魔と戦う公社職員の挫折と希望、職員の就業時間に合わせるように現れる悪魔の秘密、同僚の働きに圧倒される野末の思いは・・・

・「全世界のデボラ」(〈SFマガジン〉2006年1月号):浮遊バクテリアが建物を侵蝕し、情報伝達物質により政府が国民統制する都市を舞台に、主人公と女友達・梨砂の曖昧な一夜・・・

いずれも高いレベルの作品ばかりです。私にいわせれば、勿体ないなあ、と思うのは発表誌がすべてSFマガジンであることではないでしょうか。「想像力の文学」と謳う以上、発表誌だってそれに相応しい物にしてあげるべきだし、内容的には一般小説、あるいは純文学誌に発表されてもおかしくないようなものばかりです。

「想像力の文学」が単なる売れなくなっているSFの販路拡大の謳い文句だとしたら、これほど詰まらないことはないでしょう。平山瑞穂のためにも、ほかを発表の場にしてあげたほうが絶対にいい。その上で、SFも書く、そうした方が日本文学のためになるんじゃあないでしょうか。

ちなみに、出版社のHPの言葉は

〈想像力の文学〉情報伝達物質により国民統制される都市で、主人公と女友達が過ごす不吉で曖昧な一夜を描く表題作ほか、不穏な緊張感に満ちた日常と幻想の七篇──『ラス・マンチャス通信』の著者による初作品集。

うーん、早川のHP、情報量、少なすぎ・・・

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2009/06/24 00:00

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2009/09/27 09:11

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2010/09/06 00:04

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2012/01/01 21:26

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2013/03/20 18:33

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2014/03/08 12:59

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2016/07/30 17:21

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