「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
紙の本
失われた時を求めて (まんがで読破)
著者 プルースト (原作),バラエティ・アートワークス (企画・漫画)
マドレーヌを口した瞬間、少年時代の記憶が甦る奇妙な感覚。「私」の成長とともに描き出される、第一次世界大戦前後のフランス社交界の人間模様。それは「私」の失われた時を探し求め...
失われた時を求めて (まんがで読破)
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
マドレーヌを口した瞬間、少年時代の記憶が甦る奇妙な感覚。「私」の成長とともに描き出される、第一次世界大戦前後のフランス社交界の人間模様。それは「私」の失われた時を探し求める長い旅の始まりだった…。独自の時間解釈と記憶に対する見解を提示し、20世紀の文学・哲学概念を変革させた傑作大長編小説を漫画化。【「BOOK」データベースの商品解説】
マドレーヌを口した瞬間、少年時代の記憶が甦る奇妙な感覚。 「私」の成長とともに描き出される、 第一次世界大戦前後のフランス社交界の人間模様。 それは「私」の失われた時を探し求める長い旅の始まりだった……。 独自の時間解釈と記憶に対する見解を提示し、 20世紀の文学・哲学概念を変革させた傑作大長編小説を漫画化。【商品解説】
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
展開は早いですが、分かりやすいです
2021/08/01 02:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
原作小説は名作ながらもあまりに大作で手が出ませんでしたが、興味はあったのでこのまんがを読んでみました。貴族社会でのしあがろうとする主人公、彼をとりまく多彩な登場人物たち、めくりめく展開の速さの割には、混乱することなく読み切ることが出来ました。エピソードに深みはなく、なかなか登場人物たちの心情を掴めないところもありますが、ストーリーの骨子がきちんとしていて、「失われた時を求めて」というタイトルにぴったりの内容だったと思います。雰囲気だけでも読めてしまいますが、貴族社会の基礎知識があれば、より楽しめそうな気がします。大作をコンパクトにまとめた良いまんがだと感じました。
紙の本
ダイジェスト版、「失われた時を求めて」
2011/02/01 23:42
10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:king - この投稿者のレビュー一覧を見る
せっかく「失われた時を求めて」を全巻読み終わったので、最近多数の古典漫画化を試みているシリーズのひとつとして出されたこの漫画版を読んでみた。Amazonのレビューではおおむね好評だけれど、原作を通読した上で書いている人は見あたらなかった。
で、一応全巻通読のうえでこれを見てみる。文庫本全十数巻の大作が厚めの漫画一冊で、というなかなかに無謀な試みだけれど、確かに、これはこれで悪くはない。内容はダイジェストもいいところで、話の展開や繋ぎ方を最低限に切りつめ、出来事や思考を単純化して、随所に「漫画的」演出に変えられているところもあるけれど、それなりに上手くコンパクトに漫画化できているんじゃないか。やたら分かりやすくなっていて、そういう言い換えはありなのかな、と思うところはあるけれど、ラストはけっこう感動的だった。未読の人でも満足感が味わえる程度にはドラマがある。
ただ、絵がなんか微妙、というか顔の書き方に違和感があって、特にスワンの目は両目とも外側向いているように見えておかしい。また、登場人物のキャラクターがずいぶん違うところもある。もっと峻厳、傲然なはずのシャルリュス男爵がやけにこやかに描かれているのは違和感があるし、原作の大半を支えるヒロインたるアルベルチーヌが人物としてペラ過ぎるのがどうにも。漫画のアルベルチーヌは嘘をつきそうにない。短縮されたために人物像が平板になってしまっている。フランソワーズが影も形もないのはちょっとどうかと思う。
語り手が弱気で人にからかわれて赤面しがちの風なのは、叙述が一人称でなくなるとこうなるのか、と思わせるところはあるけれど。
もちろん、文体は漫画化できないので、これは小説のプロットのみを漫画にしたものに過ぎない。そしてそこで削ぎ落とされたものは、小説にとって本質的に重要なものだというのは「失われた時を求めて」にも書かれていることだけれど、そこを理解した上で読むなら、別に良いんじゃないかなとは思う。
しかし、これを読んでも、あれ、そんな展開あったっけと思うほど忘れている部分が多いのは我ながら酷いと思った。
全巻まとめ
電子書籍
ストーリーがわかりやすい
2018/09/30 21:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:honto カスタマー - この投稿者のレビュー一覧を見る
絵がどうしても最後まで好きになれませんでしたが、どういう話なのかはとりあえずわかりました。人間関係や時間の流れなどもよく分かりました。あれだけの長編をよくここまで纏めたなと思います。数度の読み返しにも耐える漫画、それが出来るのは原作の力ですね。文章の魅力、文学を味わえる訳ではありませんが、それは小説の方で再トライします。オリジナルを読もうという気になりました。原作を読破した家族との会話に参加出来ました…。もう少しマシな絵だったら星五つ。コンセプトはとても良い本です。
電子書籍
ナメてました。
2018/09/14 11:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いやはや、漫画だと思ってナメてました。読んでみれば、エッセンスが込められた良作。しかし、物足りない。この物足りなさを満たすには、あの大作に挑戦しなければならないのでしょう。
紙の本
原作を読んでいない
2019/02/06 00:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:レイン - この投稿者のレビュー一覧を見る
原作を読んでいないのでどれほどの完成度なのかは検討もつかないが、この漫画自体はあまり面白い内容であるとは感じなかった。