サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 4 20件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2009/05/08
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • サイズ:16cm/260p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-711127-4
文庫

紙の本

手鎖心中 新装版 (文春文庫)

著者 井上 ひさし (著)

材木問屋の若旦那、栄次郎は、絵草紙の作者になりたいと死ぬほど願うあまり、自ら勘当や手鎖の刑を受け、果ては作りごとの心中を企むが…。ばかばかしいことに命を賭け、茶番によって...

もっと見る

手鎖心中 新装版 (文春文庫)

税込 649 5pt

手鎖心中

税込 440 4pt

手鎖心中

ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは

ほしい本に追加(値下がりすると通知がきます)

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

オンライン書店e-honとは

e-hon

hontoは「オンライン書店e-hon」との連携を開始しました。
「e-hon」は書籍、雑誌、CD、DVD、雑貨といった多岐に渡る商品を取り扱う総合オンライン書店です。130万点以上の取り扱い点数、100万点以上の在庫により、欲しい商品を買い逃しません。honto会員向けにお得なキャンペーンを定期的に実施しています(キャンペーンに参加するにはMy書店をhontoに設定して頂く必要があります)。
・まだe-honの会員ではない方
下記リンクからe-honへ遷移し会員登録する際に自動でhontoがMy書店に設定されます。
・既にe-honをご利用いただいている方
「マイページ」-「会員情報の変更」-「My書店の変更」に進み、検索窓に「honto」と入力し、検索結果画面で会員登録ボタンを押すことでMy書店がhontoに設定されます。

e-honで紙の本を探す

※外部サイトに移動します。

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ ファイルサイズ
ブラウザ EPUB
iOS EPUB 4.4MB
Android EPUB 4.4MB
Win EPUB 4.4MB
Mac EPUB 4.4MB

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ 閲覧期限
ブラウザ EPUB 無制限
iOS EPUB 無制限
Android EPUB 無制限
Win EPUB 無制限
Mac EPUB 無制限

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

材木問屋の若旦那、栄次郎は、絵草紙の作者になりたいと死ぬほど願うあまり、自ら勘当や手鎖の刑を受け、果ては作りごとの心中を企むが…。ばかばかしいことに命を賭け、茶番によって真実に迫ろうとする、戯作者の業を描いて、ユーモラスな中に凄みの漂う直木賞受賞作。表題作のほか「江戸の夕立ち」を収録。【「BOOK」データベースの商品解説】

【直木賞(67(1972上半期))】【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

手鎖心中 5−85
江戸の夕立ち 87−252

関連キーワード

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー20件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (4件)
  • 星 4 (8件)
  • 星 3 (4件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

ここから始まる - 追悼・井上ひさし その三

2010/04/15 08:48

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 井上ひさしさんは、この『手鎖心中』で第67回直木賞(1972年)を受賞した。38歳の時である。
 すでにテレビの脚本や戯曲で売れっ子であった井上さんだが、江戸の戯作者の姿をコミカルに、しかもシニカルに描いたこの作品は、井上さん自身の将来へのの決意表明のような作品とも読める。

 主人公は材木問屋の若旦那栄次郎。彼は「人を笑わせたり、人に笑われたりする」のが何よりも好きで、それが高じて絵草紙作家になりたいと願っている。そのために自ら勘当は願い出たり、お上のお咎めの手鎖の刑を受けるように仕向けたりと、まことに馬鹿馬鹿しいかぎりである。最後には吉原の遊女との心中まで図ってしまう。
 そんな物語のなかに井上さんは「笑い」の本質を見とどけようとしている。

 たとえば、栄次郎の仲間が「戯作」について、「心が、正と負、本気と茶気、しかめっ面と笑い顔の間を往来する-、そこから、いや、そこからだけ、戯作の味わいみたいなものが湧いてくるんじゃないか」と語っている。
 ただのくすぐりではなく、二物がぶつかって初めて人の心がほぐれる「笑い」が生まれる。これは、おそらく井上さんの「笑い」に対する考え方だろう。
 そして、それは終生変わらなかったのではないだろうか。
 ただ、この作品がそんな「笑い」への問いかけであったとして、戯曲であれ小説で作品を描くつづけるうちに、もっと深い「笑い」に深化していった。
 戦争であれ原爆であれ平和であれ、深刻なテーマを描きつつ、「笑い」はそれらを真面目に考えるための武器となっていった。

 この物語の終盤で、井上さんはこんな風に書いている。
 「世人の慰みものに命を張ってみよう。(中略)茶気が本気に勝てる道をさがしてやる」。
 これこそ、井上さんの作家としての決意であったにちがいない。井上さんはそのことをずっと追いかけてきた。
 小説にしろ戯曲にしろ、何を難しく語ることがあろう。所詮は「世人の慰みもの」ではないか。しかし、たとえそうであったとしても、いやだからこそ、世人がわかる言葉でほんとうのことを語りたい。
 井上ひさしさんの文学はそうであったのだと思う。

 ◆この書評のこぼれ話は「本のブログ ほん☆たす」でお読みいただけます。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

井上ひさし全著作レヴュー 4

2010/07/19 13:31

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:稲葉 芳明 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 『手鎖心中』『江戸の夕立ち』の2編を収録。『道元の冒険』(上演は1971年9月)で第十七回岸田戯曲賞を受賞したのに続き、『手鎖心中』で1972年7月に第六十七回直木賞を取り、井上ひさしは演劇と文学の二足のわらじで一気に売れっ子となった。
 大阪で浄瑠璃を書いていた近松与七が絵草紙作家を目指して上京、日本橋に居を構える江戸一の版元蔦屋重三郎宅に住み込む。手鎖五十日のお咎めを受けた山東京伝や天下第一の狂歌師蜀山人大田南畝といったセレブを遠巻きに眺めつつ、同じく作家志望の清右衛門や太助とせっせと作に励むが、ひょんなことで材木問屋の若旦那栄次郎と知り合いになる。栄次郎は「他人を笑わせ、他人に笑われ、それで最後にちょっぴり奉られもしてみたい」が故に絵草紙作者を目指す変わり者。与七の助けを借りて幾つかモノにするが全く相手にされず、あげくの果ては世間の注視を集めるべく狂言心中を試みるが・・・。
 井上ひさしは江戸を舞台にした小説を数多く書いているが、山本周五郎や池波正太郎、藤沢周平等の江戸ものとは全く異なった素材、手法、テーマでアプローチしている。寛政時代の江戸に現代日本を見出し、主人公与七を戯作者井上ひさしの分身として、爛熟期にあった江戸の姿を生き生きと描き出していく筆致は鮮やか。物語の大詰め、行き過ぎてしまった栄次郎の「酔狂」の顛末と、その後に与七、清右衛門、太助の三人が共に下す或る「決意」が、この大江戸ラプソディを見事に締めくくる。ぼくはこの一作で、井上ひさしの熱狂的ファンとなった。
 『江戸の夕立』は、幇間の桃八と若旦那の清之助がひょんなことからすることになった大道中を描く中篇。『手鎖心中』の密度の濃さに比べるとやや冗漫な感があるが、意表をついた展開や、まるで映画のような幕切れがいい。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

「手鎖心中」は、短い作品だがいろんなものが詰め込まれていて大変面白い

2023/03/15 20:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る

直木賞受賞作「手鎖心中」と江戸の夕立ち」の2作が収められている。「手鎖心中」は80ページほどの作品だが、大変面白かった。短い作品だがいろんなものが詰め込まれている。「江戸の夕立ち」は、160ページほどだが、途中ちょっとだれる。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2009/11/03 10:55

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/04/29 19:34

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/06/12 18:50

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/01/19 17:39

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/04/30 01:58

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/06/09 16:29

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/11/04 00:48

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/02/05 20:52

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/09/23 20:04

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2014/06/23 23:02

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2014/10/27 08:46

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2019/12/25 13:58

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。