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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2009.4
  • 出版社: 早川書房
  • サイズ:19cm/462p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-15-209019-5

紙の本

ミレニアム 2上 火と戯れる女

著者 スティーグ・ラーソン (著),ヘレンハルメ美穂 (訳),山田 美明 (訳)

背中にドラゴンのタトゥーを入れた女性調査員リスベットにたたきのめされた彼女の後見人ビュルマン弁護士は、復讐を誓っていた。ビュルマンはリスベットの過去を徹底的に洗い、彼女を...

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ミレニアム 2上 火と戯れる女

税込 1,781 16pt

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紙の本
セット商品

ミレニアム セット

  • 税込価格:20,585187pt
  • 発送可能日:購入できません

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商品説明

背中にドラゴンのタトゥーを入れた女性調査員リスベットにたたきのめされた彼女の後見人ビュルマン弁護士は、復讐を誓っていた。ビュルマンはリスベットの過去を徹底的に洗い、彼女を心の底から憎む人物を探し出した。彼はその人物と連絡を取り、リスベットを拉致する計画が動き始める。その頃、月刊誌『ミレニアム』の発行責任者ミカエルらは、重大な決断をしていた。ジャーナリストのダグとその恋人ミアが進める人身売買と強制売春の調査をもとに、特集号を刊行し、書籍を出版することを決定したのだ。ダグの調査では、背後にザラという謎の人物がいるようだった。旅行先から帰ってきたリスベットもダグの調査を知り、独自にザラを追い始めた。だがその矢先、彼女の拉致を図る者たちの襲撃を受けた!話題沸騰!今世紀最大のミステリ『ミレニアム』三部作、激動の第2部に突入。【「BOOK」データベースの商品解説】

人身売買・強制売春を告発すべく、調査を進めるジャーナリストのミカエル。女性調査員のリスベットも、人身売買・強制売春の背後にいる謎の人物を独自に追い始めたが、その矢先、彼女の拉致を図る者たちの襲撃を受けた!【「TRC MARC」の商品解説】

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評価内訳

紙の本

高福祉国家・スウェーデン。弱者にやさしい、安心と安全、友愛精神、そんなイメージがくつがえされるショッキングノベル、これがこのシリーズの値打ちであることにかわりない。

2009/07/05 17:50

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

「背中にドラゴンのタトゥーを入れた女性調査員リスベットにたたきのめされた彼女の後見人ビュルマン弁護士は、復讐を誓っていた。ビュルマンは彼女を心の底から憎む人物を探し出した。彼はその人物と連絡を取りリスベットを拉致する計画が動き出す。その頃、月刊誌『ミレニアム』の発行責任者ミカエルらはジャーナリストのダグとその恋人のミアが進める人身売買と強制売春の調査をもとに特集号を刊行し、書籍を出版することを決定する。ダグの調査では背後にザラという謎の人物がいるようだった。」

第一巻『ドラゴン・タトゥーの女』と同様、リスベットとミカエルはまったく別の事件に巻き込まれるが、やがてそれが交差してくる。
弱者にやさしいはずの国なのに、舌なめずりをして女性に性的虐待を加える男がこれほどまではびこっているのかと、前作に続いて、驚くというより、気味が悪くなる。
謎めいたヒロイン、リスベットの生い立ちが明らかになる主軸があって、第一巻を発展させている、とはいえ内容的には同工異曲。謎解きの面白さではむしろ前作のほうがすぐれているように思われた。
過激度はますますエスカレートしている。リスベットの変身ぶりも見所のひとつである。リスベットはターミネーターを思わせる不死身の敵を相手に死闘を演ずる。
ここまでやるかリスベット!
まるで劇画である。

2~3日まえに、TVで久しぶりのイタリア製西部劇、『続 夕日のガンマン』を観た。そう、西部劇といえば当然にアメリカ映画だったときだ。マカロニウェスタンはまったく異質な過激さで一世を風靡したものだ。私はこれらが好きだった。1週間ほど前には『シェーン』を観ていた。二つを比べると歳のせいだろうか、『続 夕日のガンマン』のバイオレンスよりは『シェーン』の情感に魅かれるのである。

たたみこむような連続活劇を主眼にしたエンタテインメントの本場であるアメリカのむこうを張った、これはスウェーデン製の冒険活劇小説といえるだろう。
『ミレニアム』第一巻では、はじめて観たマカロニウェスタンなみに、その過激さに魅力を感じた。
第二巻もそれなりに満足感はあったが、第一巻の延長線にすぎないことで、不安を感じた。
第三巻が同じ様なものであるなら、きっと不満を感じるだろう。

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2009/04/24 21:06

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