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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.6 5件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2009.4
  • 出版社: 東洋経済新報社
  • サイズ:20cm/243p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-492-39514-1
専門書

紙の本

恐慌の黙示録 資本主義は生き残ることができるのか

著者 中野 剛志 (著)

この世界的な経済危機の後に、どのような世界が来るのか。20世紀において、金融資本主義がもたらす危機の本質を鋭く洞察した、ヴェブレン、ヒルファーディングら5人の経済理論家た...

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恐慌の黙示録 資本主義は生き残ることができるのか

税込 1,760 16pt

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商品説明

この世界的な経済危機の後に、どのような世界が来るのか。20世紀において、金融資本主義がもたらす危機の本質を鋭く洞察した、ヴェブレン、ヒルファーディングら5人の経済理論家たちの理論を解釈し、ヴィジョンを抽出する。〔「資本主義の預言者たち」(KADOKAWA 2015年刊)に改題,加筆修正〕【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

中野 剛志

略歴
〈中野剛志〉1971年神奈川県生まれ。英エディンバラ大学大学院博士号取得。経済産業省経済産業政策局産業構造課課長補佐。著書に「国力論」「経済はナショナリズムで動く」がある。

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マネー・マネジャー資...

ジュンク堂

マネー・マネジャー資本主義とは、経済全体のパフォーマンスは仮に悪くなくても、個々人の生活の安心が損なわれるような経済だと喝破したミンスキー、「営利」が「産業」を支配するという病理を診断したヴェブレン、価値を生み出すのは金融ではなく生産であり産業なのに、資本市場は企業価値を正確に評価できないと主張したヒルファーディング、新古典派経済学が想定する市場均衡は極めて特殊な現象であると考えたケインズ、そして、経済発展とは安定均衡に向かおうとする「経済生活の循環」から逸脱しようとする動きであり、産業資本主義の本質的な不安定性を解明しようとしたシュンペーター。一見、主義も立場も異なるこの五人の「恐慌の預言者」は、「産業」と「金融」が分裂した資本主義は本質的に不安定なものであり必ず危機を招く、という同じ結論に達していたと中野は言う。
そして彼らに共通する、短期的で利己的な「営利」よりも、長期的で共同体的な「産業」を重視すべきであるというヴィジョンこそ、金融資本主義が破綻した今こそ、世界に求められるヴィジョンだと主張する。「所有と経営の分離」こそが、「産業」を病毒におかしてきたのだ。

みんなのレビュー5件

みんなの評価3.6

評価内訳

紙の本

”共同体の思想”は世を救えるのだろうか?

2009/06/03 13:14

6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hisao - この投稿者のレビュー一覧を見る

“金融資本主義の打倒は10数年前に経済産業省に就職した時以来の筆者の秘かな悲願であった”
若手キャリアでありながら、随分と思い切ったお言葉である
しかし昨今“金融資本”のあたかも鬼子の様に抑制の利かない横暴に、本音の所で片腹痛く思っていたお役人は意外と多いのかも知れない
この金融資本の暴走が“サブプライム・ローン”不況の引き金を引いたとすれば尚更であろう
“お金”こそ、資本主義が生み出した最大限共約可能な(交換可能な統一尺度で評価出来る)価値である
天下を経巡る“お金”は無色透明にして出自も問わない、ただ多いか少ないかだけなのだ
その“お金”の増殖を唯一の自己目目的として憚らないのが“金融資本”であり、その隆盛の結果が今日の“世界同時不況”であれば、歯に衣記せず“金融資本打倒”を公言するのも国家経済運営を預かる者として良心であり重要な責務であろう
今日の“世界同時不況”をどの様に捉えるか?
筆者はグローバルな不況の原因を現代資本主義なかでも暴走する事を運命付けられた金融資本固有の矛盾の露呈と捉え、新しい経済ヴィジョンを模索する
ミンスキー、ヴェブレン、ヒルファーディング、ケインズ更にはシュムペーターの経済学を振り返り、資本主義の発展形態である金融資本主義に対する先人の“警鐘”に耳を傾ける
ミンスキーは“金融不安定化仮説”で金融が不安定化に向かう道筋を立証した
“金融の技術革新こそがバブルの引き金であり恐慌の不吉な前兆である”として、強力な政府による“父権資本主義”を提唱した
ヴェブレンは企業の“所有と経営の分離”に注目した
“経営者=もの創り職人”によって資源を社会的ニーズによって適正配分する巧妙な資本主義の仕組みは、社会的ニーズとは無関係な個人的金銭欲を満たすための行為としての“営利”を自己目的とする“投資家”によって支配・汚染されるようになる
ヒルファーディングは“大きな政府”による“組織化された資本主義”を労働者階級独裁によって実現させようとした
ケインズは産業資本を支配するようになった金融資本の投機性・不確実性を警鐘、“自由放任によって個人の利益と社会の間の利益の調和が実現すると言う古典的な政治経済観の終わりを宣言”、政府による積極的“経済政策”の必要性を強調する
そしてシュムペーターは企業家による“新結合=創造的破壊”が経済の原動力であるとしながら、その成功自体が逆に恐慌の種を胚胎すると言う
やがて私有財産や家族制度の弱体化、産業の国有化、政府投資の増大、“大きな政府”に主導された“酸素吸入装置の付いた資本主義”あるいは“社会主義”の到来を予言した
5人の碩学に共通するヴィジョンは
“資本主義は本質的に不安定なものであり、経済危機を防ぐには不特定多数の参加者からなる金融市場ではなく長期的な取引関係、組織そして政府の介入によって経済を統治しなければならないと言う経済思想である”
どうやらシュムペーターは非合理主義的人間的企業家と合理主義的非人間的大規模組織を対比的にとらえ、前者から後者への必然的な流れを、ヴェーバーの如く悲しみの眼差しで見つめた様である
逆に中野氏は大企業や行政機構に単なる合理主義的官僚機構ではなく、ある種共同体的性格を見る事で未来社会への展望を開こうとする
氏はこの度の恐慌を単なる経済危機と捉えてはいない
金融資本が生み出した“お金”の増殖を唯一絶大の価値と考える“ものの見方”の危険性に焦点をおく
恐るべきは家族・国家と言った共同体の崩壊であり、逆に危機突破の武器は“共同体の思想”を取り戻す事だと説く
私も人間の叡智を信じたい、今の幼児が大人になった時、今より素晴らしい世の中になっていると信じている
事態は20世紀最大の実験、社会主義が崩壊した事に始まるのかも知れない、代わって“新自由主義”の夢が語られた
市場万能主義、効率万能主義、金銭崇拝主義、巨大な“お金”をかき集める一種後ろめたさは綺麗に払拭され、“万人の幸せ・進歩”のためには避けられぬものとして格差拡大、中流消滅、医療・福祉後退が追い求められてきたそして人々の暴走は“恐慌”と言う形で反撃を受けた(今日如何にも強引な手法で巨大化したGMの破産が申請された)
人はこのまま馬鹿げた“踊り”を繰り返すとは思わない、しかも“改革の道”はすでに前世紀に否定された“社会主義”にあるとも思わない
筆者は言う“人間が将来に向けて行動するためには慣習、個人の能力、そして動機の3つの条件が必要であり、これら3つの条件はすべて共同体によって整えられる”
“本質的に社会的動物である人間は共約可能な「利」ではなく、共約不可能な(他のものによって代え難い)「情」に結ばれた関係なくして意味のある人生を送れない”として共同体維持のための価値の多様化、長期的観点を強調されている
確かに“人を出し抜く”“人の裏をかく”事を最高の戦略とする私的営利の価値観に対抗出来るのは“共同体の思想”かも知れない
ただ中野氏の具体的改革戦略は何故か過去への“逆戻り”で有るかのようである
共同体的性格を帯びた経営システム、いわゆる“日本的経営”はシュムペーターを超越したと礼賛する
“当時の日本では経営者や従業員たちが、勤務する企業に対して愛着や忠誠心を抱き、企業の長期的な利益のために短期的な利益を犠牲にする事を厭わなかった”
具体的イメージは大きな政府による公共投資、福祉国家、産業保護、国有化された公益事業、労使間や企業間の協調関係、長期的な取引慣行や規制によって律せられた安定的市場、短期的利益を優先する株主権利の制限、長期雇用の重視、共同体の長期的利益への奉仕、各国の国民性を反映した国民資本主義などである
ちょっとがっかりする
失礼ながら中野氏が社会に出られたのは2000年代のようである
確かに日本経済は60年70年代官僚主導の護送船団方式、終身雇用・年功序列の“横並び”思想で“東洋の奇跡”と呼ばれる高度成長を実現した
しかし今日の“新自由主義”との比較は兎も角して、“日本的経営”は中野氏が思い描かれた程に理想的なものであったろうか?
官僚が共同体の“護民官”である保証は何処にあるのだろうか?“国有化”や“大企業”が社会的ニーズをより取り込める効率的な方法である保証は何もない、むしろ社会的ニーズに目を向けていない組織に警鐘を鳴らしたのは“新自由主義”だったのだ
世界に目を転じれば、破産申請したGMの組織防衛主義は顰蹙の的である、社会主義の“悪い所取り”をしたかのような北朝鮮の“共同体思想”
悲しい事に“共同体の思想”も下手をすれば社会から目を閉ざし暴走するのだ、しかも組織が大きくなるほどにその危険性が増大する
私は批判のために批判しているのではない
社会的存在でありながら“個”である人間の宿命、“個人的消費”と“社会的生産”の溝を埋めるのは不可能なのだろうか?

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2009/07/19 10:53

投稿元:ブクログ

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2011/11/13 17:53

投稿元:ブクログ

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2011/12/02 14:52

投稿元:ブクログ

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2012/09/22 07:23

投稿元:ブクログ

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