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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.4 1件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2009.3
  • 出版社: ワック
  • サイズ:19cm/275p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-89831-131-8

紙の本

激突!裁判員制度 裁判員制度は司法を滅ぼすVS官僚裁判官が日本を滅ぼす

著者 井上 薫 (著),門田 隆将 (著)

あなたはどちらを支持しますか? 官僚である日本の職業裁判官の問題を指摘してきたジャーナリスト・門田隆将と、裁判員制度に反対の立場を取る元裁判官・井上薫による対論集。【「T...

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激突!裁判員制度 裁判員制度は司法を滅ぼすVS官僚裁判官が日本を滅ぼす

税込 1,362 12pt

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商品説明

あなたはどちらを支持しますか? 官僚である日本の職業裁判官の問題を指摘してきたジャーナリスト・門田隆将と、裁判員制度に反対の立場を取る元裁判官・井上薫による対論集。【「TRC MARC」の商品解説】

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評価内訳

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紙の本

事実は一つではない場合もある。しかし、良心は我々の心の中にたった一つ存在する。

2009/04/14 15:34

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Y.T.Niigata - この投稿者のレビュー一覧を見る

 小学校の低学年のとき、ぬれぎぬを着せられたことがあった。 教室が空っぽになった昼休み、窓に落書きをした児童がいる。犯人は誰か。教室中がどよめいていた。よく見ると、ガラスに一つ、小さな指紋が残されていた。男子児童の中でもひときわ身体の大きなボス的な存在の一人が私の名をあげた。「やったのはお前だろ」。自分の指を、ひとまわり大きな男子児童の目前にかかげ、涙ながらに私は無実を主張した。しかし、クラスの絶対的権力者の前で、事実は歪められていた。私はなおも泣き叫び、冤罪を訴え続けた。ところが、「これはお前の指紋じゃないか」の声に、教室中の白い目がいっせいに私を糾弾した。

──法曹界の「常識」の瓦解か、国民の「常識」の導入か──
 前者の「常識」とは、前例尊重主義で「蛇足判決」を書き、最高裁絶対教の信者となって裁判を自らの栄達の手段としかみなさない現在の日本の法曹界の常識であり、後者の「常識」とは、人の道としておかしいものはおかしい、正しいものは正しいと声をあげる「フツーの人」の常識である。
 本書は「激突!」とタイトルにあるが、「裁判員制度」導入の有無をめぐって井上氏、門田氏、双方の論法に勝ち負けを決めるものではない。双方の考えを我々フツーの人に問うことで、腐敗した日本の法をいかにして立ち直らせることができるか、日本を崩壊させてはならない、と双方の立場で説く一冊である。
 判事を経て、弁護士として司法の闇に身を置き、そのあまりに「特別な」法曹界の常識をペンで突く井上氏の言及は、裁判官と判事を、黒衣に身を包んだ滑稽な道化師に思わせる。一方、ジャーナリストとして数々の事件を取材し、少年法の改正(神戸連続殺人事件)や、前例のない判決(光市母子殺害事件)をみちびくなど、法の矛盾をペンの力で斬ってきた門田氏の鋭い舌鋒の根底には、藤原正行著『国家の品格』や、新渡戸稲造『武士道』、『天地人』の兼続、謙信にも通じる日本の美徳「愛」「義」を感じる。

 思えば、私の冤罪は、取るに足らない事件だった。しかし、あれから数十年、私の誇りを引っ掻いたあの事件は、教室内の棘に似た空気とともに、胸の奥に垢となってこびりついている。これが大事件となったら、絶対権力による不当捜査や、「最大の関心事は出世」とされる裁判官の「赤字」(新受が既済より多い裁判処理)解消などによって、冤罪犠牲者や犯罪被害者、遺族の心の傷はいかほどのものになろうか。

 我々は知っている。芥川龍之介の『藪の中』や、黒沢明の『羅生門』に代表されるように、真実や事実が一つではない場合もあるということを。 我々は知っている。法とは、不完全な人間がつくったもの。だから法は不完全なのだということを。 しかしだからこそ、裁く者は、「正義」や「美徳」「公平」「良心」で罪と罰を見つめなければならないのではないか。

 多くの具体例が平易な言葉で書かれた本書は、裁判員制度の両面を知る実用書の一面のみならず、人として守るべき美徳、正義、儒教思想にも通じる日本の良心が紹介されている。
──人は人を裁けるのか──
 裁く前に、善悪を問い、日本人の品格、惻隠の情にも通じる美しい心をもって、真実を、事実を、みきわめようとするには、まず本書を紐解くことから始めたい。

事実は一つではない場合もある。
しかし、良心は我々の心の中にたった一つ存在する。

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