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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.9 75件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2009/03/17
  • 出版社: 集英社
  • レーベル: 集英社新書
  • サイズ:18cm/204p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-08-720484-1
新書

紙の本

現代アート、超入門! (集英社新書)

著者 藤田 令伊 (著)

「わからない」「取っつきにくい」現代アートとどう向き合うか。ピカソやカンディンスキー、デュシャンなどの具体的な作品を取り上げ、フツーの人の目線で鑑賞のヒントを伝授する。【...

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現代アート、超入門! (集英社新書)

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商品説明

「わからない」「取っつきにくい」現代アートとどう向き合うか。ピカソやカンディンスキー、デュシャンなどの具体的な作品を取り上げ、フツーの人の目線で鑑賞のヒントを伝授する。【「TRC MARC」の商品解説】

「わからない!?」を初心者目線で徹底解剖!
何を描いているか、上手かどうか、そもそもアートかどうか? 鑑賞しようにもわからないことが多すぎる現代アートの「わからない」を初心者の目線で徹底解剖。これでもう現代アートは恐くない!


【商品解説】

著者紹介

藤田 令伊

略歴
〈藤田令伊〉1962年生まれ。アートライター、アートエッセイスト。アートポータルサイト『フェルメール美術館』主宰。アート鑑賞集団「プラスリラックスアートクラブ」スーパーバイザー。

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書店員レビュー

ジュンク堂書店ロフト名古屋店

一面に黒く塗りたくっ...

ジュンク堂書店ロフト名古屋店さん

一面に黒く塗りたくったキャンバスに褐色の絵の具が垂らしてあるだけ。キャンバスにボタンや瓶のふたが縫い付けてあるだけ。画家でなくても自分でも描けそう。そんなものを鑑賞する価値があるのか。何が描いてあるかさっぱりわからない。そんな思いをしたことがある人は少なくないはず。
同じような体験をしたことのある、芸術を専門に勉強したことのなかった著者が、できるだけ読者に構えることなく現代アートに興味をもってもらいたいという気配りと工夫が随所に見られます。
どこかで一度は見たことのあるカラーの絵が冒頭に紹介され、著者から「この絵は上手だと思いますか、思いませんか」「これをアートといえると思いますか、思いませんか」などの簡単な問いかけがあり、読者自身が少し考えてみる。その後、「この絵が描かれた時代背景はこうでした。それを踏まえるとこの絵をこんな風に鑑賞することができますよ。」などの説明があり、最後に美術史の簡単な流れが紹介されます。
現代アート美術館に行く前に軽く現代アートについて知っておきたい人、現代アート作品を理解するために、何かとっかかりがほしい人などにオススメの一冊です。
芸術書担当 種廣

みんなのレビュー75件

みんなの評価3.9

評価内訳

紙の本

現代アートを「感じる」ためには、制作された時代の文化背景を「わかる」必要がある

2019/07/03 22:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yukkiebeer - この投稿者のレビュー一覧を見る

20世紀の初頭あたりから西洋美術には「わけのわからない」作品が登場してきます。私も幼いころからこうした現代アート作品に描かれているものが何なのか、画家はなぜこんなものを描いたのかと首を傾げ続けてきたものです。ある時は「わかる必要はない。感じればそれでよい」と自分を納得させようとしつつも、それでも多くの美術愛好家が「これは凄い」「これは素晴らしい」と太鼓判を押すさまを目にするにつけ、やはりこうした作品が「凄いこと、素晴らしい」理由を「分かりたい」と考えてきました。
 この書は、そんな私のような読者に「わけのわからない現代アート」を少しだけでも「わかる」ようにしてくれる好著だと感じました。

 著者の筆致は大変平易簡明です。
「現代アートでは、具体的に書かれた対象そのものではなく、そのうしろに潜んでいる、目に見えないもの――観念、概念、思考、世界観、疑念、ムード、感覚、感情、心理、心情、心象、印象、予感、それとなく感じられる気配といったものが真の主題となる場合がある」(74頁)
 そしてそうした「うしろに潜んでいる、目に見えないもの」を見えるようにするためには、感性だけではダメであり、現代アートもやはりその作品が制作された時代の政治や経済、文化や思想の背景を知る必要が厳然とあるということです。

◇キルヒナーたちブリュッケの参加者たちに影響を与えたのはニーチェ。世の中が破滅へと進む今こそ新しい時代の価値を創造する必要があると主張するニーチェの思想に基づき、画家たちは「破滅」と「新生」をテーマとした作品を描いた。

◇デュシャンの便器を使った第一次大戦下の作品「泉」には、殺戮に狂奔する間違った世界を否定する考えが込められている。既存の規範を疑い、新しい社会を新しい考え方によって作り直すべきだとする思想を体現するため、狂言回しとして便器を使ったコンセプチュアルアート(考え方を問う芸術)を世に問うた。


◇現代アート作品が「無題」とタイトル付けされることが多いのは、鑑賞者の解釈を制限したくないという画家の意図があるから。アートから「意味」を積極的に剥がし、より純化、抽象化、観念化させようとする試みである。

◇しかし現代アートの抽象化が進みすぎると大衆から異議申し立てが起こる。わけのわからない浮世離れした芸術は疎まれた。そこで登場したのが、大衆と同じ目線に立つ「ポップアート」だった。

◇合理性と機能性を追求したモダニズムが行き詰まり、多様性や多義性、一見ムダと思える存在が見直されたポストモダンの時代には、現代アートは主たる方向性を見出せなくなる。フォーヴィスムから発した人間の内面を見つめる流れと、キュビスムから発した合理や論理の流れがハッキリとあった20世紀初頭と比べると、今はアートの流れは筋道が明確ではなくなった。

 最後に今後の現代アート鑑賞のためのヒントとなりそうな含蓄のある言葉を引き写しておきます。
「現代アートに親しみ始めたからといってクラシックアートを捨て去る必要はまったくない。【……】新しい視線をもつことは、これまで培ってきたアート観を否定することではなく、新しいアート観を付け加えることである。それだけ、あなたのアート観は豊穣なものになるわけだ。喩えていえば、英語しかしゃべれなかった外国語が、フランス語もしゃべれるようになるみたいなものだ。フランス語ができるようになったからといって、英語を捨てる人はいないだろう」(31頁)

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2009/04/25 01:39

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2009/05/06 13:42

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2009/07/12 15:33

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2010/01/19 21:21

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2010/04/11 08:56

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2010/04/26 18:29

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2010/07/19 12:34

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2010/10/08 00:16

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2010/11/11 21:35

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