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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2009.3
- 出版社: サンクチュアリ・パブリッシング
- サイズ:19cm/185p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-86113-929-1
紙の本
最後のパレード ディズニーランドで本当にあった心温まる話
著者 中村 克 (著)
東京ディズニーランドのキャストだけが知っている涙が止まらない物語。明日からの人生を変える1冊。東京ディズニーランドの開業に携わり、当パークのスーパーバイザーを約15年間つ...
最後のパレード ディズニーランドで本当にあった心温まる話
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商品説明
東京ディズニーランドのキャストだけが知っている涙が止まらない物語。明日からの人生を変える1冊。東京ディズニーランドの開業に携わり、当パークのスーパーバイザーを約15年間つとめた著者が、キャストたちへ丁寧に語り伝えていた「ディズニーランドの心温まる出来事」。【「BOOK」データベースの商品解説】
東京ディズニーランドの開業に携わり、パークのスーパーバイザーを約15年間つとめた著者が、お客様と従業員との間に生まれた感動的な出来事の数々を綴る。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
中村 克
- 略歴
- 〈中村克〉1955年埼玉県生まれ。(株)オリエンタルランドにて現場運営の責任者としてアトラクションやゲストサービス施設などのスーパーバイジングを担当したのち、(株)外部の専門家代表取締役。
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紙の本
ディズニーランドに行きたくなりました。
2009/03/21 17:05
6人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きよし - この投稿者のレビュー一覧を見る
私はディズーニーランドには正直興味もなく行ってみたいなんて思っていませんでした。
それが、この本を読んでこんなに素敵なスタッフがいるのなら彼らに接したくて一度行ってみようなんて気になりました。
各ストーリーが数ページの短編なんでちょっとした空き時間に読み切れるので通勤カバンに入れて2日間で読んでしまいました。
電車内で読んでいると目が潤んできますが幸い花粉症の時期なので周りの人に気づかれることなく涙したまま読むことができました。
読み終えて家内や娘に渡し家族で感動を共有しました。
どんなに立派な施設でもそれを運営するのは心を持った人間なんですね。
この書籍の公式HPがありますので一度訪れて下さい。
きっと手に取ってみたくなる本ですよ!
紙の本
ディズニーランドを訪れる「ゲスト」とそこで働く「キャスト」の心温まるふれあい。「いい話」を超えたなにかが胸に残ります。
2009/03/30 06:10
11人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:月乃春水 - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京ディズニーランドの開業に携わり、スーパーバイザーを約15年つとめたという中村克氏による、ディズニーランドを訪れた「ゲスト」のそれぞれの物語。ほんとうにあった話です。
地元(千葉県内)の書店で大々的にディスプレイされていて、目を引きました。
その後見た新聞広告には「読んだ人の96%が泣いた」
このような謳い文句(「最後の○ページで号泣」とか)通りに泣いたことがあまりないわたし。ひねくれ者なのか、泣きのツボがちがうのか…?
半信半疑で読み始めましたが、一気に読んで、ところどころで泣きましたが、最後の「娘のいないテーブル」には号泣でした。
『ディズニーランドは遊園地ではない。青空を背景にした、とても大きな舞台だ。だからここではお客様を「ゲスト」(招待者)と呼び、従業員を「キャスト」(出演者)と呼ぶ。』(P6より抜粋)
ゲストからの手紙もあれば、キャストの側から書かれた手記もあります。
ひとつひとつに、中村氏のことばが添えられています。そのときの裏話のみならず、ミッキー・マウスの生みの親、ウォルト・ディズニーがディズニーランドに求めたもの、ポリシーが伝わってきます。本や人のことば(ウォルト・ディズニーだけでなく、エレノア・ルーズベルト)も引用されています。
ただの「いい話」に終わっていないのは、中村氏のこの解説があればこそ。ひとつひとつのエピソードがより読者の胸に響くのだと思います。
ゲストがキャストから受け取るだけではなく、キャストがゲストから受けた思いや感動は、エピソードからも伝わってきますが、この一文でよくわかります。
『キャストは善意を売り歩いているのではない。ディズニーランドの一部と化し、出会うすべての人々に喜んでもらうことで、自分たちが「生きている実感」を受け取っているのである。』(P6より)
本に添えられているのは、写真ではなくイラスト(ヒラノトシユキ氏 pictイラストレーター検索ページ)。
ディズニーランドに行ったことのある人は、それぞれの思い出の中にあるディズニーランドを喚起できるようになっています。これも心にくい演出といえるかもしれません。
真のサービスとは何か。考えるヒントにもなりそうです。
ディズニーランドを訪れた人もこれから訪れる人も、一読をおすすめします。
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