| サイズ | ISBN | 発行年月 | 利用対象 | 出荷可能時間 |
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| 20cm / 412p | 978-4-10-391202-6 | 2009.1 | 一般 |
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内容説明
【野間文芸賞(第62回)】昭和20年初頭、上等水兵として「橿原」に乗船した探偵小説好きの青年は、これまでに艦底で3人の変死事件があったことを知る。新たな変死事件は後を絶たず、「橿原」に隠された謎をめぐり、艦内に不安が渦を巻き始める…。
書評
戦前と戦後の日本人の組織感覚 仙道秀雄 2010/05/13
この小説のテーマのひとつは、戦前と戦後の日本人の組織感覚を問うことだと思った。戦前戦後の共通点は言挙げしないことにある。異なるものは以下の通り。戦前臣民は、国家が各人に求める行動の原因・理由・目的を問おうとせず、国家が命令する行動…全部読む
この小説が推理作家協会賞や星雲賞を受賞できないとしたら、日本の読者もだめだなあ、なんて思います。深く重い、想像を絶するメタ小説、さすが奥泉光、まるで半村良の伝奇SFを読むような・・・ みーちゃん 2009/07/08
この本の案内を見たとき、これは絶対に読まなければ、と思いました。まず、久し振りの奥泉光、というのがあります。どうも私は好きなんですね、この人の作風が。エンタメ系純文学というか、純文学系エンタメというか。文章だけとってみれば、村上春…全部読む
『鳥類学者のファンタジア』『新・地底旅行』『モーダルな事象』に共通するロンギヌスの石は登場するがこれらが抱腹絶倒の笑いの文学であるのとは異なり、笑いは笑いでも醒めたブラックユーモアである。デフォルメしてあるからブラックユーモアなのだが、戦争のグロテスクな狂気をシリアスに捉えた思索の文学である。 よっちゃん 2009/03/21
このストーリーがいつからはじまっていつ終わるのかとあえてたどるならば昭和20年1月にはじまり昭和20年4月に終わる。現代人の目から見れば敗戦直前のいっときなのだが、しかし時間軸は捻じ曲がっていて平成の現代人が鼠となって「橿原」に乗…全部読む
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