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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2008.12
- 出版社: ワック
- サイズ:20cm/246p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-89831-128-8
紙の本
自らの身は顧みず
著者 田母神 俊雄 (著)
「日本は素晴らしい国だ」「侵略国家などではない」と記した論文により航空幕僚長を解任された著者が、靖国問題や日本の防衛体制などについて論ずる。巻末に論文「日本は侵略国家であ...
自らの身は顧みず
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商品説明
「日本は素晴らしい国だ」「侵略国家などではない」と記した論文により航空幕僚長を解任された著者が、靖国問題や日本の防衛体制などについて論ずる。巻末に論文「日本は侵略国家であったのか」等を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
田母神 俊雄
- 略歴
- 〈田母神俊雄〉1948年福島県生まれ。防衛大学校(第15期)電気工学科卒。航空自衛隊入隊。航空幕僚監部厚生課長、航空総隊司令官などを経て、航空幕僚長。2008年11月定年退官。
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紙の本
愛国精神の書
2009/04/22 00:49
21人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヤタガラス - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の近現代史をわかりやすく解説しているもので、長く自衛官であった者がこのような本を発表されたことに敬意を表さずにはおれない。現職のときから油断のない努力をされてきた方だということがよくわかる。
南京大虐殺が捏造であるなど、歴史の解説部分はよくいわれていることで、さほど驚くような内容は記述されていないものの、列強の帝国主義の時代にあって、当時の日本の立場をわかりやすく紹介しているため、近現代史の入口的な内容となっている。
また、自衛官らしく、軍事に関係することの記述もあり、「文民統制の根幹は、軍を使って問題を解決するのか、軍を使わないで問題を解決するのか、その決定権を政治が握っている」とは、本質を一般国民にわかりやすく述べたものと評価できる。さらには、中国軍幹部との歴史論争の箇所では、このように堂々と渡り合える日本人がいたことに感激するのである。改めて、歴史認識の大切さに感じ入るし、政治家にこのような資質を有する者が必要である。
それにしても、議員が各選挙区に帰った隙を狙って、本会議開会のベルをならし、謝罪決議を強行した土井衆議院議長の行動、さらには、何の事前説明もないまま、村山談話なるものを出したとのくだりを読むと、政治家の自己主張を通すがための行動に驚愕するし、怒りを覚える。著者が主張するように、村山談話を破棄することが歴史認識正常化のために必要である。