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商品説明
ファイトケミカルたっぷりで低カロリー、食べたらすぐ糖質を分解してくれる果物・キウイフルーツ。フルーツ博士が、体の内側からキレイになって、ずっと健康でスリムでいられる「朝キウイダイエット」を紹介。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
本橋 登
- 略歴
- 〈本橋登〉1940年東京都生まれ。東北大学大学院薬学研究科修了。薬学博士。明治薬科大学理事。著書に「身体の中から10歳若返る薬草の秘密」「朝、生フルーツだけダイエット」など。
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紙の本
痩せるは学問に通ず
2009/01/19 01:47
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐伯洋一 - この投稿者のレビュー一覧を見る
バナナダイエットで森久美子が痩せて以来、バナナが品薄である。最近は落ち着いたようだが、誠にこれは日本人のひとつの重大な欠陥とともに美点というか特質であろう。バナナの前は納豆である。その前はとろろ昆布。海外からみると異常というか奇異にみえるらしい。
後釜を狙って出したのが本書だろう。実際バナナを番組で紹介した専門家もキウイには文句をつけまい。要するに消化が早いのである。そしてキウイについては本書にもあるとおりバナナに近い栄養素が豊富に含まれている。
一時期リンゴダイエットがはやった。しかし、リンゴにはビタミンCが僅かしか含まれていないことはあまり知られていない。それに対しキウイは半端ではないビタミンC含有量であり、バナナのそれをも凌駕する。ビタミンというのはタンパク質と一緒で、ひとつでも足りない要素があると、その足りない部分に合わせた量しか吸収されづらい性質を持っている。そして、ビタミン類が相互作用することで、消化吸収代謝を促進する。その点、キウイにはVCも豊富だし、痩せるのには正に最適かもしれない。
それに、同時に水を飲むことが大事である。これも、代謝を促進する。ただし、ダイエット界も少し進化したのは、キウイだけ食べ続けてもやせるわけではないということをちゃんと言うようになった。無論、キウイダイエットの先駆者たる著者もそんなことはひとことも言っていない。やせるには、まずはタンパク質を忘れてはいけない。そうしなければ脂肪が燃えない。筋肉も落ちてくる。そこで、キウイ+豆腐が私としてはお薦めである。これは体験談にすぎないのだが、この方法で短期間でかなり痩せた。その上、腕相撲も弱くなっていないし、走りは早くなったので、きっと害はないだろう。
それにしても、よくもまあ次から次へとダイエット企画を番組制作会社も作るもんだ。昨日は、長州小力が糖尿病を宣告されていた番組で、キャベツダイエットを推奨していた。これも抜群の効果だろう。要は、ウソ情報の中から真実を見極め、自分自身で試行錯誤しなければダイエットは成功しない。朝令暮改が一番よくない。そういう意味では、キウイダイエットも選択肢の中の一つととらえた方がいい。バナナもキャベツもいいし、3者組み合わせ方式もいいと思う。さらには、それ以外の食事の工夫も他に勉強して組み合わせてみるべきだろう。勉強してみて分かったが、痩せるとは、栄養学そのものであり、健康体の醸成そのものである。
やせる=健康になる=モテル。痩せないのはもったいない。それにしても、子力が糖尿だけでなく病気を複数持ち合わせている番組を見てぞっとした。そろそろ自身もダイエットを考える時期に来たかもしれない。本書のキウイは新たに取り入れる強い味方になりそうだ。