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予想どおりに不合理
行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

予想どおりに不合理(早川書房) ダン・アリエリー著
熊谷 淳子訳
税込価格: ¥1,890 (本体 : ¥1,800)
出版 : 早川書房
サイズ : 19cm / 345p
ISBN : 978-4-15-208979-3
発行年月 : 2008.11
利用対象 : 一般

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コメント・書評

「みんなが決断するときに規則正しい失敗をするなら、新しい戦略なり道具なり方法なりを開発して、わたしたちがよりよい決断をし、全体的な幸福感を増やせるようにしたらどうだろう」
wildcat
2010/07/30 23:51:18
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★★★★★

縁あってtwitter上で楽しませてもらっている企画に『大人絵本会』というものがある。この第6回のお題が『ペーテルおじさん』だったのだが、このときに一緒に読むとよいと紹介されたのが、『フリー』の「第12章 非貨幣経済」だった。『ペーテルおじさん』は書評済だったが、『フリー』は全く読んでいなかった。必死に12章だけ読み、なんとか書評にして間に合わせたことが思い出される。『フリー』は、ウィキペディアからの引用が多く、参考文献リストを文末に持たないのだが、何度も引用されていて気になったのが、本書だった。引用部分からおもしろそうだとはおもったのだが、なにせ私は、ビジネス書を読んだ経験が少なすぎる。そこ…  全文読む 評価する

面白かった。読後は自分の行動の不合理さを認知した上で次の思考、行動へ向かうきっかけをくれる良書。
marekuro
2010/03/21 22:24:07
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★★★★★

人間の不思議な、そして合理的ではない特性を各種の実験を通して説明してくれる一冊です。行動経済学と呼ばれる分野の本ですが経済学の専門知識を持たない私にも興味深く読める箇所が多かったです。そういう意味では読み物的に行動経済学という分野の研究・実験成果を楽しめます。類書はたくさん出版されているのですが自分にとっては質・量共にちょうど良いボリュームでした。本書の基本となるテーマは「正しい答えがあっても人は不合理な決断をおこなう ものである」というものです。本書にはたくさんの知見が並べられていますが上記のテーマに沿って以下の5つの主要な(だと思われる)メッセージを投げかけてきます。それは・相対性の連鎖に…  全文読む 評価する

あの時はそれが最高の考えだと思ったの!
くまくま
2009/06/15 16:26:04
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★★★★★

 伝統的な経済学は、人間に十分な情報を与えれば経済合理性に基づいた正しい判断を下す、と言う前提に基づいて議論を展開する。しかし、人間はどんな状況でも正しく合理的な判断を下せるわけではない、ということを主張するのが行動経済学だ。 本書では、"無料"商品を目の前にした場合の判断の誤りや、性的興奮時の衝動、ビジネスとはあまり関係ない飲み会の費用を経費としてごまかす心理など、章ごとに身近な題材を取り上げ、実験により検証し、分かりやすく解説している。文体も読みやすいので、苦心なく読めると思う。 本当に身近な題材なので、おそらく読者自身も経験したことがあるであろう不合理な判断を思い起こ…  全文読む 評価する

合理的人間とはいったい何なのか?
くにたち蟄居日記
2009/02/18 20:14:12
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★★★★★

 経済学の前提が時として「人間は合理的判断をする」という点に置いていることに疑問を感じてきた。従い 本書の題名を見て すぐに購入した次第だ。  本書から見えてくる人間は「合理的な」動物である。それは著者が展開した数多くのテストの結果で 基本的に著者が「予想した」結果が出ている点を見ても分かる。「不合理な動物」だったとしたら テスト結果はもっとばらばらになっていたはずだ。テストの結果に方向性が出たとしたら それは多くの人が ある種類の合理的な判断に基づいていたからだと考えるべきだと思う。  要は「何が人間にとって合理的なのか」ということだと思うのだ。経済学では時として「人間は一円でも有利な方があ…  全文読む 評価する

予想以上におもしろい
arayotto
2009/01/04 17:50:39
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★★★★★

テレビの雑学番組でこんなことを言っていた。薬の有効成分は、本当は3割程度の量で充分だが、それだけの量では薬を飲んだという満足感や安心感が得られないため、残り7割ほど(安全な)添加物を加え、飲み応えのある量にしているのだとか。有効成分が一切ないのに、例えば小麦粉などを、白衣を着た権威ある医師(らしき人)から処方されると、よく効く薬と思い込み、病気も直ってしまうプラシーボ(プラセボ)効果というものもある。まったくもって人間てのは、理性的合理的な顔をしながら、なんて不合理にできているのだろう。でもその不合理は予想外なんかじゃなく、予想どおりでもあるのだ。ダン・アリエリー「予想どおりに不合理」2008…  全文読む 評価する

ヒトの行いは不合理だけれど予想は可能。実験と検証も可能。
YO-SHI
2008/11/28 09:50:24
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★★★★

 これは、ためになる本を読んだ。著者はデューク大学の行動経済学の教授で、MITのメディアラボにも籍を置いている。不肖私は20数年前に経済学を学んだ者だが、「行動経済学」という研究分野のことを知らなかった。 古典的な経済学では「人は合理的に行動する」ことを前提に理論が構築されている。しかし、現実を見ると人の意思決定は合理的ではない。必要ではないものを買ってしまうことの何と多いことか。そこで行動経済学は、人は合理的に行動するという前提をなくし、いわば心理学の見地を取り入れ、人の振る舞いを基礎に置いた経済を研究するものだそうだ。 まずは、本書にあるちょっとした実験を紹介。日本でもハロウィンの行事が認…  全文読む 評価する

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