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イングールの天馬 黒の王子と月の姫君 上 (カラフル文庫)
舞台は『青の国々』。神聖なる青の神殿の長老たちが、まったく同じ夢を見るという、不思議なことが起こる。長老たちは、この夢を「とある男女の結婚によって“奇跡の王”が誕生する」...
イングールの天馬 黒の王子と月の姫君 上 (カラフル文庫)
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商品説明
舞台は『青の国々』。神聖なる青の神殿の長老たちが、まったく同じ夢を見るという、不思議なことが起こる。長老たちは、この夢を「とある男女の結婚によって“奇跡の王”が誕生する」という予言だと解釈した。そして、密かに選ばれたのが、バーゼオン国王子ガイルズと、エルマス国王女のアリシアだった…。【「BOOK」データベースの商品解説】
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もどかしい、でもそこが良い*
2010/04/25 16:10
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:水仙鏡 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一度も会ったことのない王子と王女が予言のために婚約させられ、
結婚式の日取りもお偉い方に決められる。
世界的な命令のため王子も王女も逆らえず、
ただ、ただ、素直に従うのみ。
そして、結婚式間際、王子のもとに王女の肖像画が送られて…
と言ったお話です。
夢中でスラスラと読めました。
少しずつ恋が芽生えてくる様を、読むのは面白いものです。
用語が出てくれば必ず説明が書かれていおり、
描写も無駄がなく、かといって適当に書かれているわけでもなく、
よく見かける会話ばかりの作品ではなかったので安心です。
読後は次読みたい!!と思いました。
キャラクターもイラストがない脇役でも、愛着が持て
王子と王女の心理描写や、仲間達との会話はクスっっと
笑ってしまう箇所もあり、好感を持てました。(一人を除いて*)
ヒロインって嫌われがちですが、この王女は嫌いになれませんでした。
それと、大きめのサイズですが、2段組みの文章構成ではなかったです。