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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2008.11
  • 出版社: ワック
  • サイズ:18cm/226p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-89831-594-1
新書

紙の本

都会の幸福 (WAC BUNKO)

著者 曽野 綾子 (著)

やっぱり都会生活がいい。私の「東京礼賛」の記【「BOOK」データベースの商品解説】都会には「魂の自由代」がある。それだけでもう、現世の煩わしさの半分は解決したも同然である...

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都会の幸福 (WAC BUNKO)

税込 1,026 9pt

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商品説明

やっぱり都会生活がいい。私の「東京礼賛」の記【「BOOK」データベースの商品解説】

都会には「魂の自由代」がある。それだけでもう、現世の煩わしさの半分は解決したも同然である−。東京に生まれ育った曽野綾子が、粋な東京に暮らす喜びを謳った「都会礼讃」の記。〔PHP研究所 1989年刊の改訂〕【「TRC MARC」の商品解説】

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みんなのレビュー4件

みんなの評価3.0

評価内訳

  • 星 5 (2件)
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  • 星 1 (1件)

紙の本

都会に住むということ、それは己の責任と引き換えに自由を買うということ。

2010/11/18 13:34

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:空蝉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

都会に住むということはどういうことなのか?田舎から上京し都会に住むようになってはや3年。地方と呼ばれる地に済む人々と都会に住む人々にどれほどの違い、優劣、損得があるのか?そもそも都会に住むことは幸福なのか不幸なのか?
東京に住みながらもそんな根本的な問いを、今まで考えたことは無かったように思う。
無論、交通の便がいいとか仕事に便利とか、流行モノがそろっているとか、そういう生活の利便性を買って住むことにしたのだ。本書にもあるように、時間はある意味お金で買えるのである。
普通より高速道路や特急列車。徒歩より電車、それより新幹線。1分1秒をより快適かつ有効に消化しようと働く都人はこの都会においてそれを自由に取捨選択出来る。

そう、都会は
「どこに行くにも何をするにも、一人で責任と引き換えに他人の介入も気にかけず自由に過ごすことが出来る」そして全てを自分の責任において取捨選択出来る場所なのである。 
そしてそのことを都会に暮らす著者が日常様々な出来事に触れつつ、エッセイ風に、そして地方との比較検討をしつつ鋭く切り込んでいく一冊である。
それにしても驚いたことに、本書は1979年に発行され3回の改訂を重ねている。
なのに内容がちっとも古くない、それどころか現在に丸ごと通じる都会を描いているのだ。 
都会人の多くは「田舎」に桃源郷と癒しを求め、週末いそいそと出かける。
土地も物価も安くて人情厚くて安全。水も空気も美味しい田舎。美しい本物の自然と景観が癒してくれる優しい空間。田舎。
けれど情報と交通の便が発達し、セキュリティが強化され、飲料水よりも美味しいといと見直されている水道水が蛇口から出てくる現在の東京を前に、本当にそういいきれるだろうか?

かつては都会に夢を抱き上京し、非人情な世界に返り討ちになって脱落する、なんて作品が多かった。都会の暮らしに疲れたなんてよく聞く台詞でおなじみである。
けれど今、それは「田舎」にも同じことが言えるのではないだろうか?

田舎近所は良く言えば絆が強いが、悪く言えば閉鎖的で全てが筒抜けである。
都のマンションは付合いは皆無だが、無関心という優しさと「個」を確保出来る。

田舎は親兄弟近所に頼ることが出来る変わりに個を多少なりとも犠牲にする。
都会はあらゆることが己の責任として跳ね返ってくる変わりに、自由である。

田舎の自然は本物だが時として災害をもたらす脅威である。
都会のささやかな人工的「自然」は偽物だが人間に服従する優しい癒しである。

どちらが良いというのではない。
田舎と自然は別物であるのと同様に都会と機械も別物であると言いたいだけだ。

日本人の多くがそうであるように、都会人は都会に住むことをどこか自虐的に悪く言う。田舎に住む人もまた都会に対して卑屈めいた羨みを言うことがしばしばある。
(もちろんどこま誰もがそうだ、というつもりはないが)

本書はそんな貧相な発想を根本的に変えてくれるだろう。
良い作品、鋭い考察は時を経てもこれだけ新鮮に心を打つ。
都会に暮らす人に、これから暮らそうと考えている人に、おすすめの一冊である。

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2013/02/19 14:40

投稿元:ブクログ

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2022/06/20 22:32

投稿元:ブクログ

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2022/09/05 22:29

投稿元:ブクログ

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