 |
ガリレオの苦悩
|
遂に内海薫登場
たおる
2010/08/14 19:48:57
|
評価 ( ★マーク )
★★★★★
|
本作から、遂に内海薫が登場し、その代わりに草薙刑事の出番が減ってしまいます。ドラマの影響からか、どうしても内海が柴咲コウに、湯川が福山雅治に思えてきます。きっと、私だけではないはず。さて、本作ですが楽しく一気に読めました。ガリレオシリーズは、内海の登場で、草薙がミスリードをし、内海がそれを正すが真相までは辿り着けず、湯川が解決というパターンになってきました。おそらく今後も続くでしょう。いいか悪いかは別として。短編という制約があるにせよ、この作者の筆力を持ってすれば、長編並みの読み応えがある作品になります。特に第二章の「操縦る」が本作では一番良かったかな。どことなく容疑者Xの献身に似てますがね。…
|
サクサク、安心して読めるミステリー
かつき
2010/04/29 12:29:56
|
評価 ( ★マーク )
★★★★★
|
ガリレオシリーズ5冊目。物理学者・湯川准教授を探偵役に警察の手にあまる難事件を解決する短編集。本書からドラマ「ガリレオ」で作られた女性刑事・内海薫が原作にも登場します。女性ならではの感性を発揮し事件の細部に迫ったり、積極的に湯川教授に接触したり。いいポイントで活躍します。事件も短編ならではの切れ味でサクサク進みながらも、湯川の心情がのぞくセリフあり、科学を信じ、それを悪用する犯人を許せない正義感ありで安心して楽しめるミステリー。特に「操縦る(あやつる)」では、大学時代の恩師の息子が殺された密室殺人に迫ります。その行方は切なく、結末は暖かい。裁判までは描かれませんが、裁判員制度なら情状酌量になる…
|
ガリレオは苦悩などしていない。
kumataro
2009/12/16 20:55:32
|
評価 ( ★マーク )
★★★★★
|
ガリレオの苦悩 東野圭吾 文藝春秋 短編集です。主人公である物理学者の帝都大学湯川准教授は作者自身なのでしょう。タイトルにある「苦悩」の様子は作中にはありません。「落下る(おちる)」飛び降り自殺をした女性の謎解きです。読みながらまっさきに考えたのは犯人の動機です。科学だけではなく、人間の心模様も描かれています。「操縦る(あやつる)」家族というものは美しいものではないとか、草薙(くさなぎ)刑事の必要以上に働きたくないという本音がいい。「密室る(とじる)」「指標す(しめす)」このシリーズの成り立ちについて考えました。雑誌掲載のための小編ということになります。ドラマ化まで意識してあるのかまではわかり…
|
どちらにするか苦悩の末に選んだのは
さあちゃん
2008/12/06 22:07:38
|
評価 ( ★マーク )
★★★
|
映像の力は恐ろしい。どうしても湯川教授と内海刑事が福山雅治と柴崎コウに見えてきてしまう。(実際読んでみると印象はかわってくるのだが)そんな二人が活躍するこの短編集は恐ろしいほどにほどにさくっと読めてしまう。これが今のりにのってる作家の実力なのか。 ただ科学的トリックのせいか映像では解りやすくても文章で説明されると知識の乏しい私には解りづらいこともあるのだが。 でもファンには嬉しい一冊だし映画やドラマで興味をもった人にも取っ付きやすい一冊だと思う。ただ同時に2冊刊行ということで嬉しくもあり悩ましくもあるんだなあ・・・
|
|
|


|