退出ゲーム （“ハルチカ”シリーズ）

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珍しく新書を買った…なんかこの人の少女ちっくな世界観好きだ。
というわけで読破。きゅんきゅんきますな！ああ青春。みたいな。高校生万歳。設定まき散らして終わっちゃらめーみたいな気もしますが、続くような気も。どこに行くのかこの恋は。ってどこにも行きそうにないですがどっちも。
しかし先生が私の中ではデュエルラブの保健室の先生のイメージです…読むほど確信的にそうなります…。

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吹奏楽部のチカと幼馴染のハルタ。高校1年生の二人の青春ミステリ短編集。

久しぶりに初野晴の本を読み、やっぱり良いなぁと思う。
誰かを想うからこその迷いだったり、優しさだったりを感じられるところが良い。
どの話も良かったけれど、退出ゲームが題材も面白くて好き。

この2人の続編があればまた読みたい。

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けっこう深刻な真実がある。
だけど、主人公の明るさで、からっとしている◎

ルービックキューブ難しいなぁ。

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学園青春ミステリー。４編の短編が入ってます。
キャラが立ってるのですいすい読めちゃいました。ちょっとライトノベルっぽさもあるかも？

チカとハルタのラブコメも入ってくるのかな、と思ったんですが、意表を突かれました（笑）。
キャラクターが良くも悪くも濃いので、そこを許容できるかで評価も変わってくると思います。

個人的には最後の短編、「エレファンツ・ブレス」が好きですね。

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「あのさ」わたしは小さく手を上げた。「演劇部も吹奏楽部もマレンも，みんながハッピーになれる公演を演出できればいいんでしょ？」
　ハルタも名越もきょとんとわたしを見返す。
「穂村。お前，たまにはいいことをいうな」名越はわたしに，ドーナツでも食うか？と皿を寄せてきた。「俺はそういう前向きな意見を聞きたかったんだ。吹奏楽部も演劇部の活動に，できる範囲で参加してみたらどうだ？一緒に力を合わせれば，マレンの気持ちもどこかで変わるかもしれない」
「いいアイデアだ」ハルタがうなずいた。「いいだしっぺのチカちゃんに代わって，ぼくが戯曲をつくろう」
「できるのか？上条。劇作家の道のりは険しいぞ」
「できるよ。来週の金曜日までに」
　わたしも成島さんも驚いてハルタを見た。いったいなにを考えているの？そんな自信，どこから湧いてくるのよ？
（本文p133-134）

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　読了。吹奏楽部のチカとハルタを中心にした学園推理モノ。ノリが軽く楽しい作品集です。

「結晶泥棒」　
「文化祭を中止せよ！」毎年恒例の脅迫文。だが、科学室から劇薬になる硫黄銅の結晶が盗まれていた。盗んだ人物は誰？　目的は何？　脅迫文との関連は？　　

「クロスキューブ」
とつぜんルービックキューブが校内で大流行。スピードキュービストの称号をほしいままにするハルタとそれを苦々しげに見つめるチカ。二人は弱小部である吹奏楽部に実力者オーボエ奏者の成島さんを勧誘しようと必死。「これ解けたら入ってもいい」と言った彼女が渡したのは、六面全てが真っ白なルービックキューブだった。

「退出ゲーム」
吹奏楽部と演劇部がアドリブ劇対決！　その勝敗は、アドリブで進行していく劇の内容に矛盾がなく、ギャラリーが納得する理由で舞台から出て行くこと。ゲームの行方はいかに？

「エレファンツ・ブレス」
発明部では、三色の色を申請して、見たい過去の思い出を夢で再生できる「思い出枕」の開発に成功！　その枕を学校内で売り出した。学園内の生徒間売買が問題になることを心配した生徒会長は、ことが大きくなる前にもみ消そうと、返金のため購入者を割り出すためチカに助力を頼む。幸い購入者は二人で、そのうちの一人はハルタだった。しかしもう一人がどうしても分からない。そのうえその人が指定した色というのが「エレファント・ブレス」という、色の名前だけが伝えられているものの現在ではどんな色か分からないものだった。

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登場人物たちの底抜けの軽さに、ちょっとだけ馴染めなかったぁ〜

いや…登場人物たちの軽さと、謎ときの重さに勝手にギャップを感じてしまったのかもしれません

謎ときは…日頃使わない頭フルに使う感じで、面白かったですヽ(・∀・)ノ

表題作なんか、この前フリいらないだろ〜と思っていた所も伏線だったりして、素晴らしかった。

まぁ、なんだな…多分私がＢＬ(これは、ＢＬなんて言わないのか？)にまだ慣れてなかったのが大きな問題ですね。

こんな単行本でも取り扱われるようになってるんだなぁ〜。もうしっかり認めてあげなきゃね。

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面白かった。ただ、登場人物の再登場率が低いのが残念。もったいないな。
彼女がガチャピンをはねた日、をもっと詳しく見たかったです。

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米澤穂信「古典部シリーズ」ライクな男女高校生を主人公とした青春/学園ミステリー連作短編4編。以前に読んだ「水の時計」は全く評価できなかったんですが、本作は非常にわかりやすくて（笑）ハートウォーミングな1冊に仕上がってます。特に最終話の「エレファンツ・ブレス」には泣かされました。悪人がただの1人も出てこないってところもまた徹底されていて爽快です。

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ミクシィで紹介されてて、読んでみましたが、
短編いくつかあったけど、一つ目でやめちゃいました・・・。
辻村さんや東野さんの本読んでると、
先に「この後どうなるんだ！？」って思わせるような前置きがないと・・・。
この二人の本を読み始める前だったら面白かったような気がします！

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これ、すごく好きです。特に表題作。ガチャピンとか秀逸です笑。
青春と日常に潜む謎。さわやかで、でもそれだけじゃない。
シリーズ続くのかなぁ？ふたりと先生の夏休みの出来事がとても気になります。

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軽いタッチで読みやすい。

登場人物たちも漫画のキャラっぽい。



特に最後の「エレファントブレス」の前半で笑った。

「○○先輩は今日で３番目の先輩になりました」

がツボｗ



ただ、米澤さんの「さよなら妖精」のほうが青春ミステリとしては好みです。

意外に暗いもの好きなのね、わたしｗ



シリーズものにするつもりなのか、人物関係の書き込みが少なかった気がする。

このテイストだと、ハードカバーじゃなくて文庫本で出版して欲しいなぁ〜。

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内容的には悪くないのだろう。
世間での評価も悪くないし・・・

けれども、個人的に好みではなかった。

だから、読み進むのに時間がかかったんだな、きっと。


《2009年8月29日　読了》