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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2008.9
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/269p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-214959-4

紙の本

推理日記 PART11

著者 佐野 洋 (著)

【菊池寛賞(第57回)】ミステリー小説の大家による辛口推理時評。東野圭吾「使命と魂のリミット」、横山秀夫「震度0」、逢坂剛「道連れ彦輔」、海堂尊「螺鈿迷宮」など、話題作を...

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推理日記 PART11

税込 2,530 23pt

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商品説明

【菊池寛賞(第57回)】ミステリー小説の大家による辛口推理時評。東野圭吾「使命と魂のリミット」、横山秀夫「震度0」、逢坂剛「道連れ彦輔」、海堂尊「螺鈿迷宮」など、話題作を論じたエッセイ集第11弾。【「TRC MARC」の商品解説】

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みんなのレビュー1件

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評価内訳

  • 星 5 (1件)
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紙の本

80歳でこの記憶力。そして整理整頓。5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)を実行しているからではないか、なんて感心したり。でも一番面白かったのは、天皇陛下大いに笑ふ、だったりして・・・

2009/03/12 20:52

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

いやあ、恰好いいカバーです。石川流星のカバー写真を使った松沢順一郎(カメガイ・デザイン・オフィス)の技の、というかセンスが光ります。で、中身は全38章構成ですが、カバーにはそのうち13章のタイトルがあげられています。気になったので、カバーに書かれている章タイトルを再現するつもりで写してみました。

            ◎「官」と「公」横山秀夫氏『震度0』に関連して
                  ◎薬丸岳氏『天使のナイフ』について
      ◎「だいじょうぶ」考 逢坂剛さんの『道連れ彦輔』をめぐって
                 ◎東野圭吾さん『使命と魂のリミット』
◎立ち止まりながらの読書 海堂尊さん『螺旋迷宮』と真保裕一さん『最愛』
                 ◎石持浅海氏『人柱はミイラと出会う』
           ◎小説の変わった読み方 藤田宜永氏『戦力外通告』
       ◎桂美人氏『ロストチャイルド』についての元編集者との対話
                   ◎曽根圭介氏『沈底魚』をめぐって
                   ◎楡周平氏『陪審法廷』をめぐって
                      ◎稀作!折原一氏『暗い森』
                      ◎道尾秀介氏の作品について
        ◎遊び心と小説技巧 誉田哲也氏『シンメトリー』について

となります。なぜ、これを写したかといえば、単なる字数稼ぎではありません。最後の「遊び心と小説技巧」に関連していることで、読んでもらえば色々考えるところがあると思うからです。38章ある中から、どうしてこれらのタイトルが選ばれたのか、頭の文字を並べれば何か浮かび上がるのか、もっと言えば右揃えで出来上がった図形は何かを意味するのか、等などです。初出は『小説推理』2005年8月号~2008年8月号。

文中に何度かゴルフの話とご自身が80歳になられたという記事が見受けられます。文章も立派だし、年齢を感じさせない秘訣はなんだろう、なんて思います。それと変わらない読書量。積読も多いようですが、それでも読む。それと記憶力。いつか読んだ、と思えば記事でも本でも思い出す、それが凄いです。

あらためて読みたいと思ったのが道尾秀介の作品。実はかなり前から意識している作家なのですが、いつも手を出してはそのまま戻す。でも天下の佐野洋がここまで褒めれば、無視できません。要チェック作家に格上げしましょう。笑えたのは桂美人『ロストチャイルド』、私も糞味噌にけなしましたが、それに近い。納得納得。

でも記事として最も楽しんだのは 34 遊び心と小説技巧 誉田哲也氏『シンメトリー』について です。目次の様子もタイトルも、字数も漢字も気にしてしまう私は、誉田氏の答えも気に入りましたが、佐野洋がかつて行った試みに心惹かれました。

推理には関係ない話で面白かったのは、3 藤田宜永さんの笑い、に出て来る「天皇陛下大いに笑ふ」という座談記事の件。『文藝春秋』1949年6月号に載ったサトウハチロー、辰野隆、徳川夢声の座談会記録ですが、私は皇室関係者の微笑以外を決して見せない非人間性(神性では決してありません)が不気味でならないのですが、あの昭和天皇が大いに笑ったというのは、いいなあ、って思いました。

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