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  • みんなの評価 5つ星のうち 4 54件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2008/09/19
  • 出版社: 集英社
  • レーベル: 集英社文庫
  • サイズ:16cm/413p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-08-746347-7
文庫

紙の本

ローマから日本が見える (集英社文庫)

著者 塩野 七生 (著)

国家の盛衰を決めるのは、何なのか?著者自身による、もう一つの『ローマ人の物語』。混迷の時代に生きる現代日本人にとって学ぶべき歴史の教訓とは何か――ローマ人たちの成功と失敗...

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ローマから日本が見える (集英社文庫)

税込 880 8pt

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商品説明

国家の盛衰を決めるのは、何なのか?
著者自身による、もう一つの『ローマ人の物語』。混迷の時代に生きる現代日本人にとって学ぶべき歴史の教訓とは何か――ローマ人たちの成功と失敗を通じて語られる「文明の法則」の数々。


【商品解説】

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みんなのレビュー54件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本

塩野流ローマ史解釈で現代を切る。「ローマ人の物語」の副読本。

2008/11/30 09:29

10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 著者が「ローマ人の物語」を執筆中に書いたという作品。ローマ人がどんな時にどんな政策をとり、それがどんな結果だったか、の部分が簡潔にまとめてあるので、著者の書こうとしたローマ人の物語の全体的な視線の位置がわかりやすくなる。「ローマ人の物語」の副読本のような感じである。
 「ローマ人の物語」は歴史のディテール、登場人物のそのときどきの行動が手に取るように感じられて大変面白いのだが、なにしろ長い。ローマの歴史自身が長いのだからそれももっともなのだが、やはり読んでいるうちに全体のイメージはだんだん薄まってしまう気がしていた。まあ、読み終わるのがもったいなくて小出しに読んでいる読み手側の問題ではあるが、拙い脳しか持っていない読み手にはなかなか全体を俯瞰するのは難しい。
 そういうところで本書を読むと、ああそうか、と著者の視点が整理されて見えてくる。拾って見ていくだけでも言いたいことが伝わってくるような上手な小見出しにも随分たすけられた。ローマ史の全体像が見えてくると、現代の政治の状態もたしかにまた一味違うみえ方をしてくるものである。

 普遍的なことに言及した、印象に残る言葉も結構あった。例えば「成功体験から生まれる自負心は時として、人間の目を曇らせてしまいます(P201)」。これなど、自分が成功させた改革の結果、状況が変化してさらなる変革が必要になっても、それができない、というなかなか気づかないことへのするどい指摘である。
 元老院と自民党の対比なども、著者ならではの切り口で面白い。

 巻末の特別付録の部分には「英雄たちの通信簿」というタイトルがつけられていて、誰でもが知っているローマ史の登場人物が、著者流に採点されている。著者の「好み」が出ていてなかなかこれも面白い。この企画は「ローマ人の物語」には「使わずにお蔵入りした」ものだそうだから、これは「ローマ人の物語」読者には必見であろう。著者はほんとにこれらの歴史上の人物が好きなんだなあ、と再確認する部分でもある。

 本書を、「ローマ人の物語」を読んでいる最中の方にオススメしていいものかどうか、なかなか迷う。本文中にも、何度か『「ローマ人の物語」をお読みいただきたい』とある。「ポエニ戦役に限らず、あらゆる歴史の物語りはそのディテールにこそ本当の醍醐味がある。不十分なあらすじは、歴史を読む愉しみを失わせるだけなのです。(P191)」と著者も書いているし、本書を読んで本編を読まないで済まそう、では勿体ない。
 本書も、ローマ史全体を眺める面白さと、現代を見直す面白さがあってオススメなのだが、是非「ローマ人の物語」もゆるゆる、じっくり読み通してください。私もそうします。

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紙の本

古代ローマ史から我々が学ぶこと

2015/09/29 00:07

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Michiyuki - この投稿者のレビュー一覧を見る

塩野七生氏の著書は「ローマ人の物語」文庫本全43巻+スペシャル・ガイドブックに加えて、その時間軸上の続編となる「ローマ亡き後の地中海世界」全4巻を読み通しているのですっかりおなじみの作者だ。

「ローマ人の物語」は新潮社からの出版だが、本作はなぜか集英社からの出版だ。編集方針の違いがあるのか、本作は常体ではなく「ですます調」で書かれている。そのため読んでいて柔らかな印象を持った。

本書はローマ建国から初代皇帝アウグストゥスまでの時代をたどり、ローマの歴史上重要な局面を触れながら教訓足りえる事柄を様々紹介している。そして様々なエピソードを通して現代日本社会への提言と問題解決への糸口を述べている。

地中海を中心にヨーロッパ、北アフリカ、そしてオリエントと空前の領土と繁栄を誇り、現代ヨーロッパの礎を作ったローマ帝国。その成り立ちや推移を知るにつけ、驚きと感心でいっぱいとなる。このローマの長大な歴史は同著者の「ローマ人の物語」を通してまざまざと見せつけられた思いだ。

「ローマ人の物語」は長大で、読後は王政期や共和政期は記憶が薄れていたことも多かった。特にポエニ戦役以後の混迷時代は状況がやや地味で複雑で、自分の中で理解が低かった。いずれ読み直そうと思っていたところで本作と出会い、ちょうど良い復習となった。

グラックス兄弟の改革の動機と目指そうとした事、そしてその悲劇的な結末を改めて知ることができた。特に本作はこのエピソードに限らずそれぞれの局面でその出来事に対する著者の解説や論評が述べられている。このグラックス兄弟の改革の動機は正しかったが政治への理解がやや足りず元老院を真向に敵に回した手法が良くなかった、との評は興味深い。

長いローマの歴史の中でもこのような正面切っての改革はスッラの例などいくつかあるが、著者は決してその手法を是と評価しない。むしろ妥協でも強硬でもない第三の手法とも言えるアウグストゥスの手段を大きく評価する。カエサルが進めようとした共和政から寡頭制への移行をいかにして行うか。その過程はまさに目から鱗だ。いやそれどころか自分からすると奇跡か神業とすら思える。

「インペラトール」の称号授与、「第一人者」の称号、「国家の父」という称号の元老院からの付与、「護民官職権」の保持、「最高神祇官」の兼務、それらすべてが共和政では合法であったのに併せ持つと1人の皇帝への権力集中を実現できるということは、凡人には思いもつかないことだ。考え付いたアウグストゥス、そしてその礎を築いたカエサルの天才的発想に敬服せざるを得ない。

そして「ローマ人の物語」、および本作でも再三述べられているが、ローマの大きな特徴は ”敗者の同化” だ。戦争や武力平定で敗れた他国民や他民族に対して、ローマは決して残虐な扱いはしなかった。むしろ被征服民の権利を最大限認めて、ローマと同化を進めることを推し進めた。医師や教師などの公共性の高い職に就くものや、補助兵として働いた兵士、解放奴隷にはローマ市民権を与えるどころか、部族の権力者には元老院の議席を与えるなど、その進め方は目を見張るものがあった。

ローマ以前、ローマ以後、もちろん現代でさえ、ここまで自国の門戸を開いている国家はないだろう。
混迷する現代社会、日本だけでなく世界各国が古代ローマを手本とすべき点は多い。

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紙の本

ローマ史の要約

2023/06/02 15:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かずさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

「ローマ人の物語」の著者がローマ史を通じて現在の日本への提言を著している。出版されたのは2008年だが年月を経ても、その提言は今の日本になされている感がある。前半はローマの成り立ち。王政から帝政初期までの出来事、政治指導者や元老院、市民会の動きを簡潔に解りやすく書いてある。この部分だけを読んでもローマ史を理解するに十分。政治指導者は真に国民の幸福を追求する事に専念すべき。とは言え「人は自分が見たいと欲する現実だけを見ようとする」国家、企業、組織のあるところ当てはまる。

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紙の本

塩野七生の視線を通して

2017/03/06 20:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

ローマ史の語り手として、異国で生活している日本人として現代のイタリアを見る目は一味違う。「ローマ人の物語」を読んでから手に取ったほうがいいかも。

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2008/10/19 17:34

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2008/10/25 17:22

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2008/11/30 07:43

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2008/12/20 03:02

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2009/01/07 08:06

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2009/02/23 15:29

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2009/03/29 23:43

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2009/05/30 17:06

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2009/08/03 22:31

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2009/09/01 22:20

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2010/05/05 12:06

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