覇王の番人 上

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歴史から葬られた戦国の武将・明智光秀と
忍びとなって光秀を支えた小平太を軸に描かれる戦国絵巻。

時代小説として普通に面白いけれど、
真保さんらしさがイマイチ感じられないかな・・と読み進めていたら
終盤独自のカラーが出てきたように思え
下編に期待が膨らんだ。

【図書館・初読・10/26読了】

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なんというのか、斬新でした。まだ下巻は読んでいないのですが･･････。真保さんの作品は好きなのですが、時代モノはどうなんだろうと思いながら読み始めましたが、途中からグイグイと引き込まれました。下巻を読まないと最終的な感想はいえないですが、現時点ではなかなかイイですね。

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著者初の歴史小説。
いつものごとく資料収集は徹底されており、嫉妬や私憤といったところから理解されることの多い明智光秀、「本能寺の変」決起の理由の解釈を試みている。

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まだ読み始めなのですが。

全然どんな話なのか知らないで読み始めました。
ただ

『殿が出て来る』

『真保さんが書いた』

という理由だけで読み始めました。


主人公は（明智）光秀でした。

マジ？！○|￣|＿

申し訳ないけど、歴史上、いちばん嫌いな人物なんだよ。殿を殺したという理由ONLYでワースト１！


明智光秀という人物に確固とした人物像がないので、（戦国）無双のナリを思い描きながら読んでます。
もちろん、声は光ちゃんで（笑）。

他の光秀知らないんで、BASARAの速水光秀はまだ全然馴染んでないのと、あんなにイッちゃってるキャラではないです。どちらかと言うと、とゆーか、モロ無双の光秀です。殿に惚れ込んじゃったトコロが。

「うわ。無双の光秀やん……（絶句）」


殿がやっと出てきたところでとりあえず小休憩。

……でもね、この殿、小杉十郎太じゃないんだ（泣）。

今回、この殿を十ちゃんの声で読めませんでした。
山本兼一さんの殿は十ちゃんなのに、真保さんの殿は誰だろう？　若本さん（＝BASARA）でもないな。山ちゃん（＝山寺宏一さん）ってカンジかなぁ？

なんせ、よく喋る殿なんですわ。しかも早口。
実際の殿も早口だったとは思います。名古屋人だし（＝名古屋人って早口ってゆーイメージがあります）。頭の回転早い人だし、口の周りも速かったろうと思いますが、多弁な人ではなかったと思っているのです。不言実行な人だったと思っているのですが。不言実行というか、言っても分かってもらえない、分かってもらうつもりは毛頭なかっただろう殿ですから多くは語らなかったと思うのです。
↑そんな私のイメージを崩してくれた真保さんの殿でした。

光秀は緑川光秀なのに、殿が小杉信長じゃないなんて！（号泣）

いや、小杉信長じゃないからって読み続けますけれどね。
真保さんだから。


でも、なんか、最後は　『手に入らないなら己の手で殺してやる』というどこのストーカーだ？！　的結末のような気がするんですが……？

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明智光秀の話

真保裕一×戦国時代
っていう組み合わせが意外だったけど、おもしろかった。

大河ドラマを見てるような感じだった。
まあ、大河でやるのは無理だろうけど、ぜひ実写化してほしい。

これ読んでから明智光秀の見方が変わった。

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真保さんの初めての歴史長編小説ってことで期待して読みました、

やっと上下巻読み終えました。

レビューは後編のほうで(^^ゞ

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学校で習うような所謂本能寺の変や明智光秀像に
私はかねてから疑問があった。

真保さんなら必ずや
そいういった疑念を消化し、人心に沿い
史実にも沿った上でロマン溢れるミステリーに仕立ててくれるだろう
と期待して読んだ。

覇王（織田信長）のｌ番人
というタイトルからしてそそられるが、内容は期待以上。

さしもの真保さんでも、歴史小説となると説明が多くなるが
致し方ないだろう。

描かれる明智光秀は勿論
織田信長
小平太という少年
魅力ある登場人物たちと、ふたつの視点と
幕間とした”現在”の回想という手法で
生き生きと描かれている。

登場人物の心意気に思わず涙したり
心震える歴史小説。
下巻にも非常に期待がもてる。

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明智光秀の生涯を描いた作品。
小平太という戦争孤児が、親や妹の敵を討つため独り生きるうち光秀と出会う。成長し忍びとなって再会した小平太は光秀の部下になり、天下を平定するという光秀の夢のを支え、生きるために敵を殺す。

クライマックスの本能寺の変をどういう心の変化をして行うに至ったのか。そして、その後どのようになったのか、が上下巻で描かれている。
光秀という人が生きていたいたら…ら？、というか、明智があのままこの国を治めることが出来ていたなら、どうなっていただろうなぁ、と思う。

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真保さんの名前は　よく本屋さんで見かけてはいましたが　初めて読みました。　文体は特に特徴のある感じではなくて　すー　って　感じの文章でした。　なかなか　おもしろかったです。

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明智光秀。
明智光秀＝謀反のイメージをくつがえす。

※その先の泰平を夢見て、進んだ棘の道。信念を揺るがす流れに、迷い決断す。

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自分が日本の歴史を上辺の上澄みしか知らず、明智光秀たるものそして戦国の世に大変興味が沸いた。その後、他の明智光秀の本や映画を詳しく読んだり見たりしてみたいなと想いが強くなった。
面白い！！
本能寺の変、明智光秀のイメージが全く変わってしまった。

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明智光秀を真保さんが書いたというので読んでみた。確かにおもしろいですね。ただ、長篠の合戦や比叡山焼き打ちなど、もう少したくさんのエピソードを読みたいなあ。このあと、下巻になって盛り上がっていくんだろうなあ。

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全く熱いならない時代小説。

物語にでてくる明智光秀以外の人間がいったいどういう魂の持ち主なのか伝わってこなくて、私の脳内で生き生きと動き出さない、その姿形すらうまくイメージできない。

なんだ、これ。

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明智光秀が美濃の斉藤道三の小姓から越前朝倉、足利義昭そして織田信長へと仕官を変えて行かざるを得なかった苦節の時期、織田信長について徐々に出世していくさま。また両親、妹を信長軍に殺され失意のなかからはい上がって忍びの者へと成長していく小平太。その忍びの者達は光秀の影として幾多の戦いで活躍していく。
光秀は先を読む鋭敏さと情け容赦ない冷淡さの信長についていくが不安も徐々に高まっていく。
惜しいかな詳しく書かれているが、内容から感銘をあまり受けない。

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明智光秀に関して新境地の小説でした。歴史小説家だとこうは書かないのかも。

ただちょっと格好良すぎ？？