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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2008.8
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/360p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-214918-1

紙の本

誘拐児

著者 翔田 寛 (著)

終戦翌年の誘拐事件。身代金受け渡し場所、闇市。犯人確保に失敗。そして十五年後、事件がふたたび動き出す—。人間の非情と情愛を見つめる魂の物語。第54回江戸川乱歩賞受賞作。【...

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誘拐児

税込 1,760 16pt

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商品説明

終戦翌年の誘拐事件。身代金受け渡し場所、闇市。犯人確保に失敗。そして十五年後、事件がふたたび動き出す—。人間の非情と情愛を見つめる魂の物語。第54回江戸川乱歩賞受賞作。【「BOOK」データベースの商品解説】

【江戸川乱歩賞(第54回)】昭和21年に起こった誘拐事件。身代金の受け渡し場所に指定された闇市の混乱に巻き込まれ、警察は犯人確保に失敗してしまう。その15年後、事件がふたたび動き出す…。人間の非情と情愛を見つめる魂の物語。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

翔田 寛

略歴
〈翔田寛〉1958年東京都生まれ。学習院大学大学院修了。2000年「影踏み鬼」で小説推理新人賞を受賞しデビュー。ほかの著書に「消えた山高帽子」「眠り猫」など。

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評価内訳

紙の本

ミステリとして嫌いじゃありません。でも、この警察官の言葉づかい、いくら人が知らない昭和36年が舞台とはいえ、あまりに汚くありませんか。これじゃあ、ヤクザでしょ、しかも内紛のレベルの低さと言ったら。これでよく警察から文句がこなかったなと・・・

2010/06/28 17:50

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

以前は必ず買っていた乱歩賞受賞作ですが、レベルの低さに読む気を失ってからかなり経ちます。最近はもっぱらヒマで気が向いたときだけ読むようになってしまいました。で、この本、著者名の古臭さに惹かれました。「翔」という漢字が名前に良く使われると報道されたのは何年前のことでしょう。でもそれはあくまで名前であって、苗字ではありません。では名前に「寛」という字は流行したことがあるのでしょうか?

あまり聞きません。今であれば宏、博、弘志、博嗣などいろいろありますが「寛」一文字は少ない気がします。で、「誘拐」っていうのも古臭い。ただし、このお話、舞台となるのが昭和36年と「寛」という字が新鮮だったかもしれない時代。それを考えれば翔田寛『誘拐児』は、そんなに悪くはありません。翔田の生年が1958年であることを考えれば、自然かも・・・

ついでにそれに関連したことを書いてしまうと、この小説に登場する警察官の言葉遣いの悪さは、昭和36年とはいえ、あまりではないでしょうか。これでは警察官全員がヤクザです。翔田は昭和33年生まれのようですから、36年であれば3歳、当時の大人の言葉遣いを覚えているはずがありません。それがこんなに奇妙な会話になってしまったのでしょうか。巻末の選評にはその指摘がありませんが、当時はみなこのような会話をしていたとか?

それはともかく、なかなかいいデザインのカバーで、まずカバーを大きく上下で分けたのがいいです。しかも写真をラップラウンドで使うのですが、上下をきちんと切ってしまうのではなくぼかして白くする。白黒写真を上手く利用しています。でも、なんといってもタイトル文字。字体がいいです。ま、ちょっと妖しすぎて、これなら江戸川乱歩の作品、たとえば「孤島の鬼」なんかをこれでやったらさぞかし面白いだろうなあ、といいたくなるもの。装幀は高柳雅人、写真は毎日新聞社から。

内容は出版社のHPの言葉を借ります。
         *
第54回江戸川乱歩賞受賞作

昭和21年、帰らなかった誘拐児。悲劇はそこから始まった――。
緊迫の推理。かつてなく切ないラスト。圧倒的筆力で描く興奮、そして涙。

終戦翌年の誘拐事件。身代金受け渡し場所、闇市。犯人確保に失敗。そして15年後、事件がふたたび動き出す――。人間の非情と情愛を見つめる魂の物語。

選考委員、大沢在昌氏、東野圭吾氏、推挙!
●大沢在昌氏「昭和36年という舞台を描いて、無理を感じさせないその筆力に、まず可能性を感じた。」
●東野圭吾氏「文章、ストーリー、人物描写、すべてが安定している。場面転換も巧みで、読者を飽きさせない。」
         *
「推挙」ですか。私のイメージでは、この言葉は人事関係で使うことが多い気がしていたのですが、こういう場合にも使うんですね。おなじ使い古された言葉でも「絶賛!」のほうがインパクトがあるし、乱歩賞では良く使われている気がするので、多分「絶賛」まではいかず「推挙」という、なんていうか日展理事推挙、みたいな印象が強いですね。

大きくいえば主人公の自分探しみたいなミステリといえばいいのでしょうか。冒頭に誘拐があり、そのときさらわれた少年は五歳だったということが読者の頭に INPUT されます。で、話は一気に昭和36年と15年跳びます。少年が生きていれば20歳になるんだな、とこれは単純な足し算。で、そこに登場するのが谷口良雄、母 貞世を癌で6月に亡くしている20歳の青年です。

その谷口貞世ですが、彼女は貧しいながら、女手一つで息子の良雄を育ててきました。そして亡くなる直前に息子に謎めいた言葉を遺します。それが彼の人生を大きく変えていくことになります。そして入院していた貞世の看護をしていたことから良雄と知り合い、恋人となるのが関内市民病院の看護婦・杉村幸子です。自分探し、と書きましたが、話の焦点は主人公が誘拐された少年であるのか否か、になります。

警察官の言葉の汚さを指摘しましたが、彼らの名前を挙げれば警視庁捜査部第一課の捜査員・輪島がいます。30前の出口は輪島の同僚で、過去のミスが神崎たちとの争いの種となります。神崎も同じ警視庁捜査部第一課の捜査員ですが、地取り班で、ことあるごとに輪島たちと反目します。遠藤は神崎の相棒で、同僚に暴力を振るって恥じない男で、家政婦の死をめぐっての対立がもう一つの話の軸になっていきます。

ま、うまくまとめたなとは思いますが、驚きはありません。たしかにこれでは「絶賛」とはいかず、でもまとまりがいいのでみんなで協議して「推挙」になったんだろうな、なんて思います。だから、この話に新鮮さ、若々しさ、大胆さを求めては失望することになります。ま、ある意味、平均的な乱歩賞作品。やはり未来はメフィスト賞にシフトしているのでしょうか。もと言えば、名前は小さくても最近では鮎川賞のほうが優勢気味。

目次を写しておけば
         *
誘拐児 プロローグ、第一章~三章、エピローグ
江戸川乱歩賞の沿革及び本年度の選考経過(内田康夫、大沢在昌、恩田陸、天童荒太、東野圭吾)
江戸川乱歩賞受賞リスト
第五十五回(平成二十一年度)江戸川乱歩賞応募規定
         *
となっています。選考経過、とありますが経過は全く書かれていなず、単に候補作が書かれて、決定作が示され、後は選評です。これなら単に選評、としたほうが正しいのではないでしょうか。推挙、という言葉の使い方に抜群の含蓄を見せた編集者ですが、それならここらの言葉遣いにももう少し気をつかったら? なんて思います。

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2008/08/31 13:38

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