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紙の本
ハイランドで月の女神と (ヴィレッジブックス)
著者 カレン・マリー・モニング (著),上條 ひろみ (訳)
1518年。ハイランド地方の領主ドゥルスタンは魔法を操れるドルイドだったが、ロマ族に呪いをかけられ、ネス湖近くの洞窟で永遠に続く眠りにつかされた。彼を目覚めさせるには、日...
ハイランドで月の女神と (ヴィレッジブックス)
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商品説明
1518年。ハイランド地方の領主ドゥルスタンは魔法を操れるドルイドだったが、ロマ族に呪いをかけられ、ネス湖近くの洞窟で永遠に続く眠りにつかされた。彼を目覚めさせるには、日光と人間の血が必要だった。それからおよそ500年後、旅行でスコットランドを訪れたアメリカの女性グウェンは、散歩中にうっかり岩の割れ目に落ちたことがきっかけで、ドゥルスタンを目覚めさせてしまった…。時を超えてめぐりあったふたりを待ち受ける波瀾に満ちた運命とは果たして?名手モニングが流麗なタッチで描き上げたファンタスティック・ロマンス。【「BOOK」データベースの商品解説】
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紙の本
魔法とタイムトラベル
2008/09/17 13:12
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:めるる - この投稿者のレビュー一覧を見る
1518年。ハイランド地方の領主・ドゥルスタンは魔法を操れるドルイドでしたが、ロマ族に呪いをかけられ、ネス湖近くの洞窟で永遠の眠りにつかされてしまいました。彼を目覚めさせるには、日光と人間の血が必要でした。それからおよそ500年後、旅行でスコットランドを訪れたアメリカ女性・グウェンは、散歩中にうっかり岩の割れ目に落ちて、ドゥルスタンを目覚めさせてしまいました。そこから二人の運命は動き始めて・・・。
ハイランダーシリーズの4作目ですが、前作3冊読んでいなくても楽しめます。
大好きなハイランドシリーズの新作、とっても楽しみにしていたのでワクワクしながら読み進めました。
現代から過去へ、そして再び現代へ・・・という流れで話は進んでいきます。現代で買い物するシーンでのいじわるな店員との会話や、ドゥルスタンの試着や車に対する困惑振りとか、楽しませてもらいました。
過去に戻ったドゥルスタンが自分のことを忘れていることにもめげず、諦めることなくドゥルスタンを追いかけるグウェンはあっぱれです!そして逃げ回るドゥルスタンの姿を想像するとニンマリせずにはいられませんでした。とうとう厠(!)に閉じ込められるところなんて・・・笑えます。
過去を変えたことによって、また未来も変わる・・・という、タイムトラベルならではの問題も起きます。
思いもよらず、現代に戻ってしまったグウェン。再会するまでのグウェンの悲しみに思わずほろり・・・。
どのように再会するのかは、想像してたのとほぼ同じでしたが、やはり感動してしまいました。
登場人物たちが交わす会話も軽快だし、ストーリーの持っていきかたも上手いと思います。休日を利用して一気に読み終えました。
最後は、めでたしめでたし・・・で終わりとはなっておらず、次回作に続く謎も残しています。ドゥルスタンの双子の弟ダゲウスの行方がとっても気になります!間を置かずに次回作が出ることを願ってます・・・。
後、グウェンがズボンを欲しがるシーンを読んで思ったのですが、過去から現代に来るのと、現代から過去に行くのとではどちらが困難なのでしょうか。皆さんはどう思います?